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電機
 
【発明の名称】「帆掛いかだ」による発電・蓄電・売電システム
【出願人】
【識別番号】523323929
【氏名又は名称】柏木 幹男
【住所又は居所】千葉県市川市北方町4-1441-2-702
【発明者】
【氏名】柏木 幹男
【住所又は居所】千葉県市川市北方町4-1441-2-702
【要約】 (修正有)
【課題】「帆掛いかだ」で洋上発電して蓄電し、需要の多い時間帯に売電する一連のシステムに関する。
【解決手段】帆掛「いかだ」を洋上に浮かべ、帆に風を受けた「いかだ」が動くとき、スクリューと水車が廻り,発電機が廻って発電ができる。得られた電力を蓄電し,電力需要の多い時間帯に売電できるようにする。図に示す電動タダボートは、「いかだ」の操船と洩航を行う。港の一角に売電基地を設置しておく。この基地に「いかだ」を洩航して、基地の接続装置に蓄電池を接続する。売電基地では、電力需要の多い時間帯に放電制御を行って、電力会社の配電線を利用して売電する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
洋上の「帆掛いかだ」が帆に風を受けて動くときに、スクリューと水車が廻って発電し,得られた電力を蓄電するシステム。
電動タグボートで「いかだ」を操船するシステム。
港に売電基地を設置し,この基地に「いかだ」を電動タグボートで洩航し,基地の接続装置に「いかだ」上の蓄電池を接続する。そして、電力需要の多い時間帯に放電制御をして売電する。
この一連のシステムが本特許の請求範囲である。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は「帆掛いかだ」で洋上発電して蓄電し,需要の多い時間帯に売電する、一連のシステムに関するものである。
図に示す「帆掛いかだ」を洋上に浮かべ、帆に風を受けて「いかだ」が動くと、スクリューと水車が廻り、発電機が廻って発電できる。
得られた電力を蓄電し,電力需要の多い時間帯に売電できるようにする。
図に示す,電動タグボートは、「いかだ」の操船と洩航を行う。
港の一角に売電基地を設置しておく。この基地に、「いかだ」を洩航して、基地の接続装置に、蓄電池を接続する。
売電基地では、電力需要の多い時間帯に、放電制御を行って、電力会社の配電線を利用して売電する。
蓄電池はコストパフォーマンスの秀れたものを選ぶ。
蓄電池の充電特性によって、電池のユニット数が決まる。
式1
いかだの帆は、三井商船(株)が、強化繊維の帆を船に取付け、船の燃費を節減した実例が参考になる。
発明の効果
洋上風力発電の電力を需要の多い時間帯に売電するので,需給ひっ迫の緩和に貢献できる。同時に、風力を利用して得られた電力なので、脱炭素にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0002】
【図1】「いかだ」を洋上に浮かべて、帆に風を受けると、スクリュー(1)と水車(2)が廻り、発電機(3)が廻って発電ができる。得られた電力は、整流器(6)で交流から直流に変えられ,充電制御装置(7)で順次蓄電池に蓄えられる。電動タグボートは、「いかだ」の操船と洩航に活用される。蓄電池(5)を電源とする補助電源装置(8)を設置して、電動タグボートなどに使用する。港の一角に売電基地を設けて、接続装置(9),放電制御装置(10),インバーター(11),変圧器(12)を設置して売電に備える。畜電を終えた「いかだ」を、電動タグボートで港に洩航して、接続装置(9)に蓄電池(5)を接続することによって,売電の準備が整えられることになる。
【図1】
図1
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