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【発明の名称】厚さ測定デジタルノギス 【出願人】 【識別番号】521365266 【氏名又は名称】中竹 義照 【住所又は居所】宮崎県宮崎市生目台西1丁目10-3 【発明者】 【氏名】中竹 義照 【住所又は居所】宮崎県宮崎市生目台西1丁目10-3 【要約】 【課題】 椀状や窪みのある測定物の厚さ測定を容易にした厚さ測定デジタルノギスを作る。 【解決手段】 測定物と干渉しないよう、2個の接触子1を湾曲加工した。 また、測定物形状に応じて接触子1の角度調整ができるように、デジタルノギス2の外側用ジョウ足部に接触子1をリベット等にてカシメて回転支点とし、もう1箇所の長穴部をネジ締めにて固定する構造にした。 接触子1同士を突き当てたところで液晶部のZEROボタンを押し測定できるようにした。 【選択図】図1 【特許請求の範囲】 【請求項1】 湾曲加工した2個の接触子1をデジタルノギス2の外側用ジョウ足部にリベット等にてカシメ、もう1箇所の長穴部をネジ締めにて固定した厚さ測定デジタルノギスである。 接触子1はカシメ部を支点に回転でき、ネジ締め部にて固定するもので、測定物形状に応じて角度調整できる構造である。 接触子1同士を突き当てたところで液晶部のZEROボタンを押して測定物の厚さを測定できるようにした。 【請求項2】 先端部分を球状に近づけた形状の接触子1を持つ請求項1に記載のノギスである。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本発明は、測定物の厚さを測定するデジタルノギスに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来のノギスは椀状や窪みのない測定物は測定できるが、椀状や窪みのある測定物の厚さ測定にはノギスの外側用ジョウ部が干渉する場合があり、容易に測定できないという課題があった。 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 椀状や窪みのある測定物の厚さ測定を容易にできる厚さ測定デジタルノギスを作る。 【課題を解決するための手段】 【0004】 測定物と干渉しないよう、2個の接触子1を湾曲加工する。 また、測定物形状に応じて接触子1の角度調整ができるように、デジタルノギス2の外側用ジョウ足部に接触子1をリベット等にてカシメて回転支点とし、もう1箇所の長穴部をネジ締めにて固定する構造にする。 接触子1同士を突き当てたところで液晶部のZEROボタンを押して測定物の厚さを測定できるようにする。 また、椀状や窪みのある測定物に正確に接触するよう接触子1の先端部分を球状に近づけた形状にする。 【発明の効果】 【0005】 本発明の厚さ測定デジタルノギスを使うことで、より容易に測定できるようになる。 【図面の簡単な説明】 【0006】 【図1】 本発明に係る厚さ測定デジタルノギスと測定子の平面図である。 【図2】 厚さ測定デジタルノギスの正面図である。 【図3】 厚さ測定デジタルノギスの測定状態の1例である。 【発明を実施するための形態】 【0007】 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 湾曲加工した2個の接触子1をデジタルノギス2の外側用ジョウ足部にリベット等にてカシメて回転支点とし、もう1箇所の長穴部をネジ締めにて固定した。 【0008】 本発明の使用例を示す。 デジタルノギス2に固定されている2個の接触子1のネジ締め部を緩める。 測定物形状に応じて測定しやすいように、2個の接触子1を回転させネジ締め固定する。 デジタルノギス2をスライドして、接触子1同士を突き当てたところで、液晶部のZEROボタンを押す。 そして測定物(例えば椀状や窪み等のある測定物)を接触子1の間で挟み測定し、デジタルノギス2液晶部の数値を読む。 【符号の説明】 【0009】 1 接触子 2 デジタルノギス |
【図1】 |
【図2】 |
【図3】 |
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