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家庭用品T
 
【考案の名称】眼鏡支持補助具
【実用新案権者】
【識別番号】512151126
【氏名又は名称】平川 栄子
【住所又は居所】大阪府羽曳野市軽里3丁目3番25号
【代理人】
【識別番号】100105692
【弁理士】
【氏名又は名称】明田 莞
【代理人】
【識別番号】100161252
【弁理士】
【氏名又は名称】明田 佳久
【考案者】
【氏名】平川 栄子
【住所又は居所】大阪府羽曳野市軽里3丁目3番25号
【要約】   (修正有)
【課題】眼鏡を装着する場合に、鼻で眼鏡を支持する不快感をなくし、ひいては顔面にその支持痕をもたらさない眼鏡支持補助具を提供する。
【解決手段】眼鏡フレームのテンプル2−1に着脱自在に挿着できる眼鏡支持補助具1であって、前記眼鏡支持補助具1が直方体又は円筒体であり、中央部に前記テンプル2−1の挿通孔を設け、前記眼鏡支持補助具1が、柔軟で、弾力があり、耐候性のあるシリコーン樹脂製であることを特徴とする。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
眼鏡フレームのテンプルに着脱自在に挿着できる眼鏡支持補助具であって、前記眼鏡支持補助具が直方体又は円筒体であり、中央部に前記テンプルの挿通孔を設け、かつ、柔軟で、弾力がある材料を用いることを特徴とする眼鏡支持補助具。
【請求項2】
前記材料が、柔軟で、弾力があり、耐候性のある合成樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡支持補助具。
【請求項3】
前記合成樹脂が、シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡支持補助具。
【請求項4】
前記材料が、布地を表側に、スポンジを中身に重層した材料であることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡支持補助具。
【請求項5】
前記眼鏡支持補助具の大きさが、端部断面の縦、横方向の平均長と軸方向の長さの比が1:2〜1:3であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の眼鏡支持補助具。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
本考案は、眼鏡を装着する場合に、鼻で眼鏡を支持する不快感をなくし、ひいては顔面にその支持痕をもたらさない眼鏡支持補助具で、詳しくは、鼻で眼鏡フレームの一部を支持負担することなく、眼鏡フレームを両方の耳の部位と協同で支持するようにした眼鏡支持補助具に関するものである。
【背景技術】
眼鏡は、目の屈折異常である近視、老視、遠視、乱視を矯正したり、サングラスや偏光グラス等で目を保護したり、又は着飾ったりするために目の周辺に装着するように種々の目的のために身近に用いられる器具である。
眼鏡は、一般に、眼前に置かれる2枚のレンズであり、レンズを支えるフレーム、テンプル、モダン、パッド、クリングス、ブリッジ等からなり、眼前にレンズを適正に保持するように、眼鏡フレームは、パッド(鼻掛け部)を装着者の鼻に当て、テンプル(つる)の後端に一体的に設けたモダン(耳掛け部)を耳に引っ掛けて支持される。
しかしながら、眼鏡は鼻パッドの両側にレンズが装着されているために、眼鏡の重心は鼻パッドの近くになる。眼鏡の多くは鼻パッド方式で、顔の前面である鼻に設置支持のため、眼鏡のほぼ全重量が鼻部に加わり、下にずれたり、鼻パッドの痕がついたり、シミになったり、汗が溜まったり、デスクワーク等での長時間の鼻への圧迫感を強いられたり、これらが災いして、圧迫痕が残り、さらにシミになったり、とくに、女性の化粧に長時間又は長期間にわたり不快な影響を与えていた。
この問題を解決するとした、眼鏡フレームを両方の耳部位のみで支持して鼻部位で支持しない構造にすることで鼻パッドを不要にできるとした先行技術が開示されている(文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開2006−133728公報(〔0005、0006〕、〔図1、図6〕)。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
前記先行技術は、ばね箱内のぜんまいばねの調整された付勢力により眼鏡フレームのアームの一部とレバーの一部とによって耳外側の部位の上下側を挟持して、両方の耳部位のみで眼鏡フレームを支持するようにしたもので、眼鏡フレームを鼻部位で支持しない点で有効であるが、構造が複雑で、重量が従来の眼鏡フレームより大きいと想定され、また着脱するのに手間がかかり、また価格も高く付くなどの問題があった。
そこで、上記の問題を解決するために、眼鏡フレームを両耳の部位と側頭部位とで支持して、鼻部位で支持する不快感をなくし、これにより顔面への不快感をなくし、また鼻部位に不快な支持痕跡を生ぜす、とくに女性にとって好適に着用でき、また着脱できる簡易な構造の眼鏡支持補助具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係る眼鏡支持補助具は、眼鏡フレームのテンプルに着脱自在に挿着できる眼鏡支持補助具であって、前記眼鏡支持補助具が直方体又は円筒体であり、中央部に前記テンプルの挿通孔を設け、かつ、柔軟で、弾力がある材料を用いることを特徴とする。
請求項2に係る眼鏡支持補助具は、請求項1において、前記材料が、柔軟で、弾力があり、耐候性のある合成樹脂製であることを特徴とする。また、請求項3に係る眼鏡支持補助具は、請求項2において、前記合成樹脂が、シリコーン樹脂であることを特徴とする。また、請求項4に係る眼鏡支持補助具は、請求項1において、前記材料が、布地を表側に、スポンジを中身に重層した材料であることを特徴とする。
請求項5に係る眼鏡支持補助具は、請求項1から4のいずれかにおいて、前記眼鏡支持補助具の大きさが、端部断面の縦、横方向の平均長と軸方向の長さの比が1:2〜1:3であることを特徴とする。
これらの構成により、本体が直方体又は円筒体で、かつ、柔軟で、弾力がある合成樹脂製、又は布地を表側に、スポンジを中身に重層した材料製の眼鏡支持補助具を眼鏡フレームのテンプルのほぼ中央の位置に挿通して留めることにより眼鏡を着用した際に、前記テンプルの後端にあるモダンを耳部位に掛けると共に、前記眼鏡支持補助具がその内側表面を側頭部に押圧接触することにより鼻パッドの鼻部位への押圧接触を無くし、又は減ずることができる。なお、直方体は、正方体を含み、円筒体は、長円筒体を含むものである。
眼鏡支持補助具は、柔軟で、弾力がある合成樹脂製、又は布地を表側に、スポンジを中身に重層した材料製だから、側頭部へ押圧接触した際に、内側面全体が側頭部に押圧接触するので、テンプルを容易に支持できるし、ひいては眼鏡全体の重量を耳部位と側頭部で十分に保持でき、鼻部位への負担を無くし、又は減ずることができる。また、テンプルへの眼鏡支持補助具の挿通などの着脱が容易であると共にフィットし易い。また、外気や外光に曝されても変色や性質が劣化しない耐候性を有している。
また、柔軟で、弾力があり、耐候性のある合成樹脂製として最適なものはシリコーン樹脂である。シリコーン樹脂は、軟質材料であり、耐熱度が240℃と高く、熱伝導性に優れ、耐汗性、耐日光に強いなど耐候性を有し、また、汗や水が篭もらない気体透過性に優れているし、成型時の収縮性が低いなど眼鏡支持補助具として好適である。
眼鏡支持補助具の大きさは、側頭部に接触する内側表面積と、挿通部のテンプルと側頭部との間の距離に係る弾力性が大きい程、眼鏡支持補助具の側頭部への押圧接触力が高くなるので、接触圧力の強さ(支持力)と装着時の美観を勘案して、端部断面の縦、横方向の平均長と軸方向の長さの比が1:2〜1:3であることが好ましい。
【考案の効果】
本考案に係る請求項1から5に記載の眼鏡支持補助具によれば、眼鏡フレームのテンプルに本眼鏡支持補助具を挿着した眼鏡を着用すると、前記眼鏡支持補助具は側頭部に弾力的に押圧接触することによりテンプルを側頭部の部位で支持できるので、モダンを耳部位に掛けて支持するのと合わせた協同作用で、眼鏡を適切な支持状態で着用することができる。すなわち、従前のように眼鏡の鼻パッドを鼻部位で支持することをしなくなる。言い換えると、鼻部位に接触しないか、又は軽く接触する程度にすることができる。これにより、眼鏡の着用時において、鼻の部位への圧迫感が無くなり、顔への不快感や鼻の部位に圧迫痕をもたらさない。また、眼鏡を着用していても、デスクワーク等の仕事に従事していても快適に仕事に集中することができる。特に、女性の化粧において、鼻の部位に圧迫痕によるシミの発生を防止し、またシミを時間の経過と共に、薄くしたり、無くしたりする効用もあるので、美容にも良い。
また、眼鏡支持補助具の材料として、シリコーン樹脂を採用しているので、眼鏡支持補助具が側頭部に沿い易く、また肌に接触しても違和感がないし、汗や水に対しても汚染され難く、変質もしないし、対日光にも強いなどの耐候性が有るなど最適である。また、前述のように、眼鏡の着用に際しても、快適に着用することができ、着用者に異物感をもたらさないし、第三者の看者に対しても外見上違和感を与えることがない特徴がある。
また、本考案に係る眼鏡支持補助具は、簡単な構造や材料を採用しているので製作も容易であり、着用効果も大きいものがあるので、本眼鏡支持補助具は経済的で、かつ効用が大である。したがって、日常生活に際して貢献するところが大きい。また、女性の美容についても貢献する。
【考案を実施するための形態】
本考案に係る眼鏡支持補助具実施するための形態について図1、図2、図3を用いて説明する。図1は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具の模式的斜視図であって、(a)は直方体、(b)は円筒体である。図2は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具を装着した眼鏡を使用した状態を示す(a)模式的側面図、(b)A矢視断面図である。図3は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具を装着した眼鏡を使用した状態を示す模式的正面図である。
図1を用いて、眼鏡支持補助具1を説明する。本考案に係る眼鏡支持補助具1(以下、補助具1と称する)は、形状が(a)直方体1−1と(b)円筒体1−2とがある。この場合、直方体は、正方体を含み、円筒体は、長円筒体を含むものである。各補助具1−1,1−2とも、端面中央部に眼鏡2のテンプル2−1を挿通できる挿通孔1−3を全長にわたり形成している。また、眼鏡2のテンプル2−1の断面形状は厚みが薄く、縦長の形状であるので、挿通孔1−3の断面形状も相似するのがよい。また、補助具1−1,1−2は、柔軟で、弾力がある材料から製作されているから、挿通孔1−3がテンプル2−1と多少サイズが違っていても、きっちりとフィットし易いし、また外れ難い。
補助具1−1,1−2は、柔軟で、弾力があり、耐汗、耐水、耐日光等の耐候性のある合成樹脂製であるのが適し、好ましいのは、前述に加えて透明性があり、表面硬度が高く、人体に対して極めて無害である点からシリコーン樹脂で製作するのがよい。また、補助具1−1,1−2の製作は、押出し成形加工が適している。また、補助具1−1,1−2は、布地を表層に、合成樹脂やゴム等で製作したスポンジを中身に層状に重ね合せて製作することもでき、布地の色彩、模様などで補助具1−1,1−2を装飾することもできる。
補助具1−1,1−2の眼鏡2に及ぼす支持力は、補助具1−1,1−2の形状に加え、眼鏡2のテンプル2−1の形状、剛性と着用者の側頭部10−dの接触状態に左右されるので、これらを勘案することにより、直方体1−1又は円筒体1−2の選択をして、次いで補助具1−1,1−2の外形の大きさを決める。補助具1−1,1−2の外形の大きさは、側頭部10−dに接触する面積と、挿通孔1−3のテンプル2−1と側頭部10−dとの間の距離に係る弾力性が大きい程、補助具1−1,1−2の側頭部10−dへの押圧接触力が高くなるので、接触圧力の強さ(支持力)と装着時の美観を勘案して、端部断面の縦、横方向の平均長a+b/2又は直径dと軸方向の長さl1、l2の比が1:2〜1:3であることが好ましい。一例として、a,b、dが2cm、l1、l2が5cmが適当な寸法である。
直方体1−1の補助具1は、サイズの大きいテンプルに合うし、また着用の外見上も似合う。一方、円筒体1−2の補助具1は、サイズの小さいテンプルに合うし、また着用の外見上も似合う。また、同一軸長l1、l2の場合、直方体1−1の方が円筒体1−2よりも側頭部10−dに接触する面積が広く取れるので、眼鏡2の重量を支持する分担力が大きいといえる。
次に、本考案に係る眼鏡支持補助具1の使用方法の一例を説明する。先ず、通常の眼鏡2の構成であるが、眼10−c前にレンズ2−4を据えて、各レンズ2−4がリム2−5内にセットされ、リム2−5をブリッジ2−6で結び、各リム2−5の他端側がテンプル2−1に連結されている。また、テンプル2−1の他端にはモダン2−2が結合されている。また、鼻パッド2−3は、クリングス(図示しない)を介して、それぞれリム2−5に連結している。この眼鏡2の使用状態は、両方のテンプル2−1を開いて、モダン2−2を耳10−aの耳殻の外側に掛けると共に、鼻10−bの部位に鼻パッド2−3を載せて眼鏡2全体を支持して、眼10−c前に置かれたレンズ2−4の位置を適正に維持する。すなわち、使用状態において、眼鏡2の重量は、鼻パッド2−3を介して鼻10bの部位で支持すると共に、モダン2−2を介して耳10−aの部位で負担して支持される。
本考案に係る眼鏡支持補助具1の使用方法であるが、眼鏡2の重量及びテンプル2−2の形状を勘案して、補助具1を直方体1−1にするか、円筒体1−2にするか選択する。次いで、補助具1の断面a,b,dの大きさと軸方向の長さl1、l2の長さを決めて、補助具1を選択する。本考案の補助具1をモダン2−2側から挿入してテンプル2−1に挿通する。次いで、図2,3に示すように、両方のテンプル2−1を展開して着用者の側頭部10−dに適切に押圧接触させると共に、モダン2−2を耳10−aの部位に掛けて眼鏡2の重量を負担させて支持する。この状態にすることで、眼鏡2の重量を鼻パッド2−3を介して鼻10−bの部位で負担させることなく、又は負担を大きく軽減して、顔10に不快感をもたらさないし、鼻10−b部位に鼻パッド2−3の圧迫痕を付けなくすることができる。とくに、女性の美容において、本補助具1を用いれば、女性の顔に圧迫痕や、それによるシミを付けたりすることなく、また過去に付けたシミも本補助具1を装着することにより薄めたり、消したりすることも可能である。
よって、本考案に係る眼鏡支持補助具1を装着した眼鏡2の着用者は、デスクワーク等の眼に大きく負担が掛かる仕事に従事しても、顔10や鼻10−b部位に不快感を覚えることなく、仕事に集中することができる。また、本着用者は第三者から看ても違和感を感じさせないもので、美感をもたらすこともできる。
【産業上の利用可能性】
デスクワーク等眼鏡の着用頻度が高い作業環境の分野で広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具の模式的斜視図であって、(a)は直方体、(b)は円筒体である。
【図2】図2は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具を装着した眼鏡を使用した状態を示す(a)模式的側面図、(b)A矢視断面図である。
【図3】図3は、本考案を実施するための形態に係る眼鏡支持補助具を装着した眼鏡を使用した状態を示す模式的正面図である。
【符号の説明】
1:眼鏡支持補助具 1−1:直方体 1−2:円筒体 1−3:挿通孔
2:眼鏡 2−1:テンプル 2−2:モダン
2−3:鼻パッド 2−4:レンズ 2−5:リム
2−6:ブリッジ
10:顔 10−a:耳 10−b:鼻 10−c:眼 10−d:側頭部
l1、l2:全長 a:縦高さ b:横幅 c,e:挿通孔高さ d:直径
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
写真 
発明者からのメッセージ
 この補助具の特に強調したい点は、鼻パッドが鼻に全く接触しないので、もう、すでに鼻についてしまったシムが薄くなり消えてしまうこともあるという点です。
 中年女性に喜ばれると思います。中年女性の鼻パッドの不快感を耳にし、この補助具を考案致しました。
夜、家に帰ってからの装着だけでもシミがずいぶんと薄くなって行きます。
A Supporting Tool for Glasses

What I emphasize about the supporting tool is that it works to make stains on skin unremarkable or even eliminate them, for it prevents any nose pads from touching to the skin.
I think middle-aged women will be pleased for the effect of it. I thought up the idea of the supporting tool for glasses for middle-aged women feeling unpleasantness with using usual nose pads.
Just wearing the supporting tool for a short time of a day, it works to make stains on skin weakened.
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