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【考案の名称】身飾品の留め具
【実用新案権者】
【識別番号】514224932
【氏名又は名称】村端 健一
【住所又は居所】石川県金沢市材木町26番8号
【代理人】
【識別番号】100105809
【弁理士】
【氏名又は名称】木森 有平
【考案者】
【氏名】村端 健一
【住所又は居所】石川県金沢市材木町26番8号
【要約】   (修正有)
【課題】台座部に対して身飾品を装着することで、ボタンを簡単、かつ迅速に着脱可能とし、かつ着脱の際に安全で部品点数を最小限とした身飾品の留め具を提供する。
【解決手段】ボタン、カフスボタン、バッチ、ブローチ、アクセサリー等の身飾品を衣類、カバン類、帽子類等の素材に着脱自在に取り付ける身飾品の留め具であって、身飾品は、台座部に設けられる刺し込み部を係止する外周側の係止用凹部を有し、台座部2は、円弧形状をなす円形部21を介して先端25が外周方向に形成される刺し込み部2a,2bを有し、身飾品の留め具を装着する素材に刺し込み部の先端から刺し込み、台座部を回転させてから、刺し込み部の円形部を身飾品外周側の係止用凹部に半径方向の弾性力を働かさせて係止させる。
【選択図】図2
選択図
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
ボタン、カフスボタン、バッチ、ブローチ、アクセサリー等の身飾品を衣類、カバン類、帽子類等の素材に着脱自在に取り付ける身飾品の留め具であって、前記身飾品は、台座部に設けられる刺し込み部を係止する外周側の係止用凹部を有し、前記台座部は、円弧形状をなす円形部を介して先端が外周方向に形成される刺し込み部を有し、前記身飾品の留め具を装着する素材に前記刺し込み部の先端から刺し込み、前記台座部を回転させてから、前記刺し込み部の円形部を前記外周側の係止用凹部に半径方向の弾性力を働かさせて係止させることを特徴とする身飾品の留め具。
【請求項2】
前記台座部は、前記台座部の下部に設けられる留め具台座部と、前記台座部の刺し込み部を有し、前記台座部の刺し込み部は、前記留め具台座部に立設される刺し込み部連結部と、前記刺し込み部連結部の上方先端から曲げられて円弧形状をなす円形部と、前記円形部の径が大きくなる外周方向にその先端が先鋭な先端部を有することを特徴とする請求項1記載の身飾品の留め具。
【請求項3】
前記外周側の係止用凹部は、前記身飾品底面に設けられた一対の外周側の係止用凹部と、中央の係止用凹部からなり、前記一対の外周側の係止用凹部は前記刺し込み部の円形部の両端を係止し、前記中央の係止用凹部は前記刺し込み部の直線部を係止することを特徴とする請求項1又は2記載の身飾品の留め具。
【請求項4】
前記身飾品の係止用凹部は、直線状に形成され、前記刺し込み部を直線状に係止することを特徴とする請求項1又は2記載の身飾品の留め具。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、ボタン、カフスボタン、バッチ、ブローチ、アクセサリー等の身飾品を衣類、カバン類、帽子類などの素材に着脱自在に取り付ける身飾品の留め具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ボタンは衣類や鞄、靴、カーテン等の布地や革地を重ね合わせて留める留め具として使用されている。また最近では飾りボタンのようにアクセサリーやキーホルダー、小物入れ、写真立て、クッション等、装飾目的でボタンを使用する人が増え、それに従って、水牛、ナット、貝、木、革、プラスチック、金属等の素材やハート型、星型、正方形型等の様々な種類のボタンが販売されている。
ボタンをつけるには、針と糸を用いて、平行縫いやクロス縫い、鳥足縫い等の縫い方で衣類等の所定箇所に外れないように縫いつける。しかし、ボタンを衣類等に縫いつけるには時間がかかるうえ、外出先でボタンが外れた場合には、再度ボタンを縫い付けるために、裁縫道具が必要となり、手間と労力が必要となってしまう。また、飾りボタンのようにアクセサリー感覚でボタンを取り替えたい場合、簡単かつ迅速に取り外し、取り付けられることが重要であるが、針と糸を用いたボタンの付け方では、取り外し、取り付けに時間がかかり、またボタンを取り替えるたびに何度も生地に針を通す必要があるため、取り付ける生地を傷めてしまう可能性がある。
特許文献1は、留め機能を有するボタンに関するもので、ボタンの糸孔1aにビニール製のアーチ足2、取付ピン3を設けて、取付ピン3をボタン1と一緒に衣類の所定箇所に表面から刺し込んで取付ピン3の先端部を衣類の裏側でピン留め具4に嵌合することにより、針や糸を用いずに、衣類に止着されることを特徴としている(その段落0007、図4)。
また特許文献2では、二又状ピン、ボタンカバー部、ボタン台座部に関するもので、二又状ピンのピン先端を布地の裏側から通して、その後、ピン先端にボタン台座部、ボタンカバー部を固定することで、ボタンを衣類に簡単に取り付け、取外しができることを特徴としている(その段落0007)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3070576号公報
【特許文献2】実開平06−017509号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、留め具機能を有するボタンに関するもの(特許文献1)は、ボタンを取り替えるたびに、取付ピン3を衣類から取り外し、ボタンの糸孔1aにビニール製のアーチ足2を取り付ける必要があるため、ボタンの取り替え作業が煩雑で、かつ、取り替えるたびに衣類に取付ピン3を通し、生地を傷めてしまう可能性がある。
また、留め具機能を有するボタンに関するもの(特許文献1)、二又状ピン、ボタンカバー部、ボタン台座部に関するもの(特許文献2)は、ボタンの取り付け、取り外しの際にピンの針先端が布地表面垂直に露出するため、取扱いが難しく、危険である。その上、必要な部品点数が多いため、ボタンの取り付け、取り外しが煩雑となり、製造コストが高くなってしまう。
さらに、ボタン、カフスボタン、バッチ、ブローチ、アクセサリー等の身飾品を衣類、カバン類、帽子類などの素材に取り付ける場合、素材のための厚みを考慮して弾力性をもって取り付ける必要があるが(通常のボタンでは糸がこの役割を果たす。)、上記従来公報のものでは、身飾品を素材を介して弾力性をもって取り付けることができない問題を有する。
【0005】
そこで本考案の目的は、ボタン等の身飾品を衣類等の素材を介して弾力性をもって取り付けることで着脱が容易かつ安全な身飾品の留め具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本考案の身飾品の留め具は、ボタン、カフスボタン、バッチ、ブローチ、アクセサリー等の身飾品を衣類、カバン類、帽子類等の素材に着脱自在に取り付ける身飾品の留め具であって、前記身飾品は、台座部に設けられる刺し込み部を係止する外周側の係止用凹部を有し、前記台座部は、円弧形状をなす円形部を介して先端が外周方向に形成される刺し込み部を有し、前記身飾品の留め具を装着する素材に前記刺し込み部の先端から刺し込み、前記台座部を回転させてから、前記刺し込み部の円形部を前記外周側の係止用凹部に半径方向の弾性力を働かさせて係止させることを特徴とする。
刺し込み部の円弧形状をなす円形部の長さや形状は、衣類、カバン類、帽子類などの素材に応じて変更する。
本考案においては、前記台座部の刺し込み部を衣類等の素材にその先端から刺し込み、前記台座部の刺し込み部を回転させてから、前記外周側の係止用凹部に弾性力を半径方向に働かさせて係止させる。すなわち、通常のボタンの縫合の場合と比較すると、前記台座部の刺し込み部を衣類等の素材にその先端から刺し込み回転させると、その回転突出した部分が通常のボタンの縫合の糸の部分の役割を果たして弾力性を持って取り付けることが出来る。前記刺し込み部の先端は円周方向であるので、従来のように外側に突出しておらず、安全な取り付け作業で取り付けることができる。したがって、弾力性を持って連結されて、着脱が容易かつ安全な身飾品の留め具となる。
【0007】
本考案としては、前記台座部は、前記台座部の下部に設けられる留め具台座部と、前記台座部の刺し込み部を有し、前記台座部の刺し込み部は、前記留め具台座部に立設される刺し込み部連結部と、前記刺し込み部連結部の上方先端から曲げられて円弧形状をなす円形部と、前記円形部の径が大きくなる外周方向にその先端が先鋭な先端部を有することを特徴とする。
本考案においては、前記台座部に前記身飾品を装着する際に、前記台座部は前記刺し込み部連結部を中心にして円形状の円形部が縮径し、弾性力を半径方向に働かさせて外周側の係止用凹部に係止されるので、取り付け中心の位置決めが確認でき、着脱が容易になる。
【0008】
本考案としては、前記外周側の係止用凹部は、前記身飾品底面に設けられた一対の外周側の係止用凹部と、中央の係止用凹部からなり、前記一対の外周側の係止用凹部は前記刺し込み部の円形部の両端を係止し、前記中央の係止用凹部は前記刺し込み部の直線部を係止することを特徴とする。
本考案によれば、前記一対の外周側の係止用凹部と前記中央の係止用凹部の3箇所で固定することによって、前記台座部と前記身飾品を固定しているため、素材を介して台座部は外れ難い構造となる。
【0009】
本考案としては、前記身飾品の係止用凹部は、直線状に形成され、前記刺し込み部を直線状に係止することを特徴とする。
本考案によれば、前記台座部の刺し込み部を衣類等の素材にその先端から刺し込み、前記台座部の刺し込み部を回転させてから、前記身飾品の外周側の係止用凹部に直線状に係止されるので、弾性力が強く発揮された状態で取り付けることができる。
【0010】
本考案の前記中央の係止用凹部は、前記直線部を係止するとともに、前記台座部に対する前記身飾品の位置を固定することを特徴とする。
前記中央の係止用凹部が前記身飾品の位置を決める役割と外周側の係止用凹部としての役割の2役を担っているため、前記身飾品の留め具を製造する際の部品点数が少なく簡単、かつ安価に製造することができる。
【0011】
本考案の前記台座部は前記素材から着脱可能であることを特徴とする。
使用者の好みによって時間、場所を選ばず、衣類等の適当な箇所に取り付け、取り外しが可能となる。
【0012】
本考案の前記身飾品は前記台座部から着脱可能であることを特徴とする。
身飾品の着脱作業が簡単であるため、1つの台座部に対して複数種類の身飾品を取り替えることが可能で、季節やTPOに応じて、もしくはその日の気分、その場の雰囲気に合わせて身飾品を自由自在に取り替えることができる。
【0013】
本考案の前記台座部は弾性体であることを特徴とする。
【考案の効果】
【0014】
本考案によれば、前記身飾品の留め具が前記身飾品と前記台座部の2点からなるため、前記身飾品の留め具を製造する際の部品点数が少なく簡単、かつ安価に製造することができる。
また、前記台座部は、前記身飾品の留め具を装着する素材(衣類等)に前記先端を裏面から刺し込み、前記台座部を回転することによって、前記台座部が前記素材に止着されるため、前記先端が前記素材の表面に垂直に露出せず、安全、かつ簡単に行うことができる。
そして、前記身飾品をスライドして前記台座部に取り付け、取り外しすることが可能であるため、前記身飾品の着脱作業が簡単で、季節やTPOに応じて、もしくはその日の気分、その場の雰囲気に合わせて1つの台座部に対して複数種類の身飾品を自由自在に取り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本考案の第1の実施形態の身飾品の留め具10を示す斜視図である。
【図2】上記第1の実施形態の台座部2を示す図であり、(a)は台座部2を示す斜視図であり、(b)は台座部2を上から見た平面図である。
【図3】上記第1の実施形態の身飾品1を示す図であり、(a)は身飾品1を示す斜視図であり、(b)は身飾品1を下から見た底面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
【図4】上記第1の実施形態のボタンをつける素材3(衣類等)に台座部2を取り付ける状態を示す平面図であり、(a)は先端部25を素材3に刺し込んだ状態を示す平面図であり、(b)は円形部21が素材3の表面に出てきた状態を示す平面図であり、(c)は台座部2を素材3に取り付けた後の状態を示す平面図である。
【図5】上記第1の実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を示す側面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す側面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す側面図である。
【図6】上記第1の実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を下から見た底面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す底面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す底面図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す底面図である。
【図7】他の実施形態の身飾品4を示す図であり、(a)は身飾品4を下から見た底面図であり、(b)は(a)のB―B断面図である。
【図8】他の実施形態の身飾品5を示す断面図である。
【図9】他の実施形態の台座部2を示す斜視図である。
【図10】本考案の第2の実施形態の身飾品の留め具100を示す側面図である。
【図11】上記第2の実施形態の身飾品1と台座部2を示す側面図であり、(a)は身飾品1を示す側面図であり、(b)は台座部2を示す側面図である。
【図12】上記第2の実施形態の身飾品1を示す縦断面図である。
【図13】上記第2の実施形態の台座部2を上から見た平面図である。
【図14】上記第2の実施形態の身飾品の留め具100を取り付ける状態の模式図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す模式図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す模式図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す模式図である。
【考案を実施するための形態】
【0016】
以下、本考案を実施するための一形態について図面を引用しながら説明する。
【0017】
図1は、本考案の第1の実施形態の身飾品の留め具10を示す斜視図であり、図2は、本考案の第1の実施形態の台座部2を示す図であり、(a)は台座部2を示す斜視図であり、(b)は台座部2を上から見た平面図である。
【0018】
本実施形態の身飾品の留め具10は、身飾品1と台座部2を有しており、ボタンをつける素材3(衣類等)に台座部2を取り付け、身飾品1をスライドして台座部2に取り付け、取り外しすることにより、身飾品1を簡単、迅速に着脱するものである。
【0019】
前記台座部2は、底面が半球状で、表面が平面状をなす留め具台座部2cと、前記留め具台座部2cの表面中心から垂直上方に配された刺し込み部連結部2bと、前記刺し込み部連結部2bの上方先端に連結された刺し込み部上部2aからなる。前記刺し込み部上部2aは、前記刺し込み部連結部2bの上方先端から曲げられ、直線形状をなす直線部23と、前記刺し込み部連結部2bと前記直線部23が連結されている側とは反対の一端側に連結されている円弧形状をなす円形部21と、前記円形部21の先端に、前記円形部21から先鋭に先細りし、ピン形状をなす先端部25とからなる。
【0020】
前記留め具台座部2cは、ボタンをつける布地の裏側から前記先端部25、前記円形部21、前記直線部23、前記刺し込み部連結部2bを刺し込んだ場合に、ボタンをつける素材3(衣類等)の裏側に残る部材であり、前記留め具台座部2cの底面が身体に間接的、もしくは直接的に接触する可能性があるため、身体を傷つけない形状となっている。例えば、上記半球状だけでなく、半楕円体形状、円柱状、楕円柱状、立方体形状、直方体形状、多面体形状、三角柱形状、五角柱形状、六角柱形状等でもよく、前記留め具台座部2cの身体に接触する側の面の角をとることによって危険を回避する。
また、前記留め具台座部2cの素材としては、錆が発生しない金属や、金属メッキを施した金属部材、合成樹脂部材、ゴム等があげられ、前記ボタンをつける素材3(衣類等)と一緒に洗濯した場合でも、腐食、変色、劣化に強い素材が用いられる。また、前記先端部25、前記円形部21、前記直線部23、前記刺し込み部連結部2bと同様の素材でもよい。
【0021】
前記刺し込み部連結部2bは、前記留め具台座部2cの表面中心から垂直上方に配される。前記身飾品の留め具10が前記素材3に止着された場合、前記素材3(衣類等)の挿通孔に挿通したままの状態になり、従来の糸の役割を担うため、前記刺し込み部連結部2bは前記身飾品の留め具10がぐらつかず、かつ前記身飾品1にボタンホールをかけることができる長さとする。
前記刺し込み部上部2aは、前記留め具台座部2cと前記刺し込み部上部2aで前記素材3(衣類等)を挟み込んで止着するための部材であり、かつ、前記身飾品1を係止、位置決めするための部材である。
前記刺し込み部上部2aは、前記直線部23と前記円形部21と前記先端部25からなり、前記直線部23、前記円形部21は、前記身飾品1を位置決めし、係止する。
また、前記円形部21は、前記素材3(衣類等)に前記先端部25を刺し通す際に、前記先端部25を前記素材3(衣類等)の表面垂直に露出することなく、安全に刺し通すための部材でもある。
前記先端部25は、前記素材3(衣類等)に最小限サイズの孔をあけ、前記刺し込み部連結部2b、前記直線部23、前記円形部21を前記素材3(衣類等)に通すための部材であり、前記円形部21から先鋭に先細りし、ピン形状をなす。
前記刺し込み部連結部2b、前記直線部23、前記円形部21、前記先端部25は弾性体からなり、鋼、りん青銅、ベリリウム銅、ゴム、合成樹脂、形状記憶合金、ピアノ線等、力を入れると変形し、力を抜くと元に戻る弾性変形の性質を有しながら、かつ布地や革地などのボタンをつける素材3を貫通する強度を有し、また前記留め具台座部2cと同様、ボタンをつける素材3と一緒に洗濯した場合でも、腐食、変色、劣化に強い素材が用いられる。
また、前記刺し込み部連結部2b、前記直線部23、前記円形部21、前記先端部25は同じ素材でも、異なる素材でもよく、例えば、異なる素材であれば、前記先端部25は前記素材を貫通する強度に優れた素材で、前記刺し込み部連結部2b、前記直線部23、前記円形部21は、水や洗剤のような化学物質による劣化に強い素材であってもよい。
【0022】
図3は、本考案の第1の実施形態の身飾品1を示す図であり、(a)は身飾品1を示す斜視図であり、(b)は身飾品1を下から見た底面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
身飾品1の表面14は、衣類等のボタンの表面にあたるものである。前記身飾品1の素材は、水牛、ナット、貝、木、革、プラスチック、金属等の素材で、形状は上記実施例の円形のほか、楕円型、ハート型、星型、正方形型等、ボタンの用途によって種々選択可能である。
またブローチやバッチ、アクセサリー等に使用できるような宝石や彫金等による装飾がほどこされていてもよい。
【0023】
前記身飾品1の底面11には、前記底面11の半径方向外側に一対の外周側の係止用凹部12、中央位置に中央の係止用凹部13が設けられている。
前記一対の外周側の係止用凹部12は、前記円形部21の両端を係止する部材であり、断面形状がU字型で、その開口は対向した状態で配置される。
また、前記一対の外周側の係止用凹部12の内側底面間の間隔R(図3(c))は、円形部21を平面視した場合の外側直径V(図2(b))よりも小さくなるように配されている。よって、前記円形部21が前記一対の外周側の係止用凹部12に挿入される際に、前記円形部21が弾性変形し、前記一対の外周側の係止用凹部12の内側底面を押圧することで前記円形部21と前記一対の外周側の係止用凹部12が固定される。
前記中央の係止用凹部13は、前記直線部23を係止するとともに、前記身飾品1を前記台座部2にスライドして挿入する際に、前記刺し込み部連結部2bと前記中央の係止用凹部13の端部が当接することで、前記身飾品1を台座部2に対して位置決めするための部材である。前記中央の係止用凹部13は、断面形状がU字型で、その開口は紙面右方向に配置されている前記外周側の係止用凹部12と対向した状態で配置される。
また、前記中央の係止用凹部13の内側底面と対向する前記外周側の係止用凹部12の内側底面の間隔T(図3(c))は、前記直線部23と前記円形部21間の距離U(図2(b))よりも小さくなるように配されている。よって、前記直線部23が前記中央の係止用凹部13に挿入される際に、前記円形部21と前記直線部23が弾性変形し、前記外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13の内側底面を押圧することで前記円形部21と前記外周側の係止用凹部12、前記直線部23と前記中央の係止用凹部13が固定される。
前記外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13の断面形状は、上記実施例のU字型のほか、コの字型、半円型、S字型等でもよく、前記円形部21、前記直線部23が係止できる形状であればよい。
【0024】
本考案の第1の実施形態の身飾品の留め具10を使用する場合を図を用いて説明する。図4は、本考案の上記実施形態のボタンをつける素材3(衣類等)に台座部2を取り付ける状態を示す平面図であり、(a)は先端部25を素材3に刺し込んだ状態を示す平面図であり、(b)は円形部21が素材3の表面に出てきた状態を示す平面図であり、(c)は台座部2を素材3に取り付けた後の状態を示す平面図である。図5は、本考案の上記実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を示す側面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す側面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す側面図である。
【0025】
図4に示すように、最初にボタンをつける素材3(衣類等)の裏面から前記台座部2の前記先端部25を刺し通し、前記先端部25を前記素材3の表面まで挿通する(図4(a))。その後、図4(b)の矢印で示されるように、前記留め具台座部2c等を持ち、前記台座部2を回転させ、前記円形部21を前記素材3の表面に挿通していく。最後に、図4(c)の矢印で示されるように、前記直線部23を前記素材3の表面に挿通し、前記台座部2を前記素材3に取り付ける。
図5に示すように、前記素材3に取り付けられた前記台座部2は、前記素材3の裏面に前記留め具台座部2cが配され、かつ前記刺し込み部上部2aが前記素材3の表面に配されるため、前記台座部2は前記素材3に止着される。また、前記刺し込み部連結部2bは前記素材3の挿通孔に挿通したままの状態となる。
このように、前記台座部2の前記素材3への止着作業は、前記先端部25を回転して挿通、止着するため、前記先端部25が素材3の表面に垂直に露出せず、安全、かつ簡単に行うことができる。
また、前記台座部2を取り外す場合は、前記留め具台座部2c等を持ち、前記台座部2を止着する場合とは反対に回転させ、前記刺し込み部上部2a、前記刺し込み部連結部2bを前記素材3から取り外せば、安全、かつ簡単に台座部2を着脱することができる。
よって、使用者の好みによって時間、場所を選ばず、衣類等の適当な箇所に取り付け、取り外しが可能となる。
【0026】
次に、台座部2に身飾品1を取り付ける場合を図5、図6を用いて説明する。図6は、本考案の実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を下から見た底面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す底面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す底面図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す底面図である。ここで、図6は説明の便宜上、ボタンをつける素材3(衣類等)は省略し、図示していない。
前記ボタンをつける素材3(衣類等)に前記台座部2を取り付けた後、前記身飾品1を前記台座部2にスライドして、固定する(図5(a)、図5(b))。
前記身飾品1を前記台座部2に対してスライドすると、前記一対の外周側の係止用凹部12の内側底面と前記円形部21の両端が当接し、前記中央の係止用凹部13の内側底面と前記直線部23が当接する(図6(b))。前記一対の外周側の係止用凹部12と前記円形部21、前記中央の係止用凹部13と前記直線部23が当接することによって、前記円形部21に半径方向内側の力が、そして前記直線部23に紙面右方向の力が働き、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25が前記円形部21の半径方向内側に弾性変形する。半径方向内側に弾性変形することで、前記一対の外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13の内側に前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25が挿入され、スライドすることができる。そのまま前記身飾品1をスライドしていくと、前記中央の係止用凹部13の半径方向内側の側面W(図6(b))と前記刺し込み部連結部2bが当接し、その位置で前記身飾品1は停止する。前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25の弾性力によって前記外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13の内側底面は押圧され、この押圧する力で前記円形部21と前記直線部23が係止され、前記身飾品1は、台座部2に対して固定される(図6(c))。
このように、本考案の実施形態の身飾品の留め具10は、前記一対の外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13の3箇所で前記台座部2と前記身飾品1を固定しているため、台座部2は外れ難い。
そして、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25の弾性力によって固定しているため、複雑な係止用部材を使用する必要がなく、また前記中央の係止用凹部13が前記身飾品1の位置を決める役割と外周側の係止用凹部としての役割の2役を担っているため、前記身飾品の留め具10を製造する際の部品点数が少なく簡単、かつ安価に製造することができる。
【0027】
前記身飾品1を取り外す場合には、前記身飾品1を取り付ける場合と反対の方向にスライドさせることで、簡単に取り外すことができる。前記身飾品1を取り外した場合は、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25は前記一対の外周側の係止用凹部12、前記中央の係止用凹部13による力が取り除かれ、元の状態の形に戻る。
前記身飾品の留め具10の部材が、前記身飾品1と前記台座部2の2つであり、部品点数が少ないため、前記身飾品1の取り付け、取外し作業が簡単で、かつ製造コストを抑えることができる。
また、身飾品1の着脱作業が簡単であるため、1つの台座部2に対して複数種類の身飾品1を取り替えることが可能で、季節やTPOに応じて、もしくはその日の気分、その場の雰囲気に合わせて身飾品1を自由自在に取り替えることができる。
【0028】
図7は本考案の他の実施形態の身飾品4を示す図であり、(a)は身飾品4を下から見た底面図であり、(b)は(a)のB―B断面図である。
身飾品4は当該身飾品4の底面に外周凹部41と中心凹部42が設けられている。前記外周凹部41は、前記身飾品4の底面外周に設けられ、前記中心凹部42は前記身飾品4の底面中心位置に設けられる。前記外周凹部41の開口は前記外周凹部41の底面よりも前記身飾品1の半径方向内側位置に形成され、よって前記外周凹部41の断面形状は平行四辺形の形状となっている。前記中心凹部42の開口は前記中心凹部42の底面よりも紙面右側位置に形成され、よって、前記中心凹部42の断面形状は平行四辺形の形状となっている。前記外周凹部41の底面、前記中心凹部42の底面は、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25に略一致する形状からなり、前記外周凹部41の開口、前記中心凹部42の開口は、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25の形状よりも半径方向内側に小さいサイズとなる。
身飾品4は弾性体からなり、鋼、りん青銅、ベリリウム銅、ゴム、合成樹脂、形状記憶合金等の素材から形成される。
前記身飾品4を前記台座部2に装着する場合は、前記身飾品4の底面を外側に軽く反らせて、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25を前記身飾品4の前記外周凹部41と前記中心凹部42の開口に嵌め込み、その後、前記身飾品4を元の形状に戻す。このように嵌め込むことで、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25は前記外周凹部41の底面、前記中心凹部42の底面に固定され、前記外周凹部41の開口、前記中心凹部42の開口から外れることがなく、前記身飾品4を簡単に装着することができる。
また前記身飾品4を取り外す場合には、装着する場合と同様に、前記身飾品4の底面を外側に軽く反らせて、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25を前記身飾品4の前記外周凹部41と前記中心凹部42の開口から取り外せば、簡単に前記身飾品4を着脱することができる。
【0029】
図8は本考案の他の実施形態の身飾品5を示す断面図である。
身飾品5は当該身飾品5の底面に円筒形状の穴53が設けられ、前記穴53の底面に外周凹部51と中心凹部52が設けられている。前記外周凹部51は、前記穴53の底面外周に設けられ、前記中心凹部52は前記穴53の底面中心位置に設けられる。前記外周凹部51の開口は前記外周凹部51の底面よりも前記身飾品1の半径方向内側位置に形成され、よって前記外周凹部51の断面形状は平行四辺形の形状となっている。前記中心凹部52の開口は前記中心凹部52の底面よりも紙面右側位置に形成され、よって、前記中心凹部52の断面形状は平行四辺形の形状となっている。前記穴53の内周面には、前記刺し込み部上部2aに前記身飾品5を回転しながらはめこんだ場合に、前記刺し込み部上部2aと穴53が回転するための溝5aが設けられている。前記外周凹部51の底面、前記中心凹部52の底面は、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25に略一致する形状からなり、前記外周凹部51の開口、前記中心凹部52の開口は、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25の形状よりも半径方向内側に小さいサイズとなる。
身飾品5は弾性体からなり、鋼、りん青銅、ベリリウム銅、ゴム、合成樹脂、形状記憶合金等の素材から形成される。
前記身飾品5を前記台座部2に装着する場合は、前記身飾品5の前記穴53に前記刺し込み部上部2aをはめこみ、回転させ、前記外周凹部51と前記中心凹部52の位置と、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25の位置を合わせた後、前記身飾品5の底面を外側に軽く反らせて、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25を前記身飾品5の前記外周凹部51と前記中心凹部52の開口に嵌め込み、その後、前記身飾品5を元の形状に戻す。このように嵌め込むことで、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25は前記外周凹部51の底面、前記中心凹部52の底面に固定され、前記外周凹部51の開口、前記中心凹部52の開口から外れることがなく、前記身飾品5を簡単に装着することができる。
また前記身飾品5を取り外す場合には、装着する場合と同様に、前記身飾品5の底面を外側に軽く反らせて、前記円形部21、前記直線部23、前記先端部25を前記身飾品5の前記外周凹部51と前記中心凹部52の開口から取り外せば、簡単に前記身飾品5を着脱することができる。
【0030】
図9は本考案の他の実施形態の台座部2を示す斜視図である。ここで、同一の符号は、同じ機能を表しており、その説明を省略する。
台座部2は、前記留め具台座部2cと、前記留め具台座部2cの表面中心から垂直上方に配され、上方へ螺旋状に円弧形状をなす刺し込み部上部2dからなる。
身飾品1の底面11には、前記底面11の半径方向外側に一対の外周側の係止用凹部12が設けられ、第1の実施形態の中央の係止用凹部13は省略することができる。
本考案の実施形態の台座部2を使用する場合、最初にボタンをつける素材3(衣類等)の裏面から前記台座部2の前記先端部25を刺し通し、前記先端部25を前記素材3の表面まで挿通する。その後、前記留め具台座部2c等を持ち、前記台座部2を回転させ、前記円形部21を前記素材3の表面に挿通していき、前記台座部2を前記素材3に取り付ける。
次に、前記身飾品1を前記台座部2に対してスライドすると、前記一対の外周側の係止用凹部12の内側底面と前記円形部21の両端が当接しする。前記一対の外周側の係止用凹部12と前記円形部21が当接することによって、前記円形部21に半径方向内側の力が働き、前記円形部21、前記先端部25が前記円形部21の半径方向内側に弾性変形する。半径方向内側に弾性変形することで、前記一対の外周側の係止用凹部12に前記円形部21、前記先端部25が挿入され、スライドすることができる。前記円形部21、前記先端部25の弾性力によって前記外周側の係止用凹部12の内側底面は押圧され、この押圧する力で前記円形部21が係止され、前記身飾品1は、台座部2に対して固定される。
このように、本考案の他の実施形態の身飾品の留め具10は、前記一対の外周側の係止用凹部12で前記台座部2と前記身飾品1を固定しているため、前記中央の係止用凹部13を用いることなく、簡単な構成で身飾品を製造することができ、製造コストを抑えることができる。
【0031】
図10は、本考案の第2の実施形態の身飾品の留め具100を示す側面図であり、図11は、第2の実施形態の身飾品1と台座部2を示す側面図であり、(a)は身飾品1を示す側面図であり、(b)は台座部2を示す側面図である。図12は、第2の実施形態の身飾品1を示す縦断面図であり、図13は、第2の実施形態の台座部2を上から見た平面図である。
ここで、第1の実施形態と同一の符号は、同じ機能を表しており、その説明を省略する。
【0032】
身飾品1の表面15は、衣類等のボタンの表面にあたるものであり、本実施形態では円弧状に膨らんだ形態をなしている。前記身飾品1の前記表面15の形状は、前記身飾品1の底面中央部分に後述する嵌合穴16を設けられる程度の厚みがあればどのような形状でもよく、例えば、半球状、半楕円体形状、円柱状、楕円柱状、立方体形状、直方体形状、多面体形状、三角柱形状、五角柱形状、六角柱形状等でもよい。
前記身飾品1の底面中央位置には、後述する台座2の刺し込み部上部2eを嵌合保持する嵌合穴16(図12)が設けられ、前記嵌合穴16の内周面には、前記刺し込み部上部2eに前記身飾品1を回転しながらはめこんだ場合に、前記刺し込み部上部2eと嵌合穴16が嵌合されるための溝16aが設けられている。
【0033】
台座部2は、前記留め具台座部2cと、前記留め具台座部2cの表面中心から垂直上方に配された刺し込み部連結部2bと、前記刺し込み部連結部2bの上方先端に連結された刺し込み部上部2eからなる。
前記刺し込み部上部2eは、前記刺し込み部連結部2bの上方先端から曲げられ、直線形状をなす直線部23と、前記刺し込み部連結部2bと前記直線部23が連結されている側とは反対の一端側に連結され、その一端側から上方に螺旋形状をなす螺旋部26(図11(b)、図13)と、前記螺旋部26の先端に、前記螺旋部26から先鋭に先細りし、ピン形状をなす先端部25とからなる。
前記螺旋部26の巻き数は、本実施例では2であるが、巻き数は1でも3でもよく、適宜変更可能である。
【0034】
前記身飾品の留め具100を使用する場合、第1の実施形態の同様に、最初にボタンをつける素材3(衣類等)の裏面から前記台座部2の前記先端部25を刺し通し、前記先端部25を前記素材3の表面まで挿通する。その後、前記留め具台座部2c等を持ち、前記台座部2を回転させ、前記螺旋部26を前記素材3の表面に挿通していく。最後に、前記直線部23を前記素材3の表面に挿通し、前記台座部2を前記素材3に取り付ける。
【0035】
次に、台座部2に身飾品1を取り付ける場合を図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態の身飾品の留め具100を取り付ける状態の模式図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す模式図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す模式図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す模式図である。
ここで、図14は説明の便宜上、ボタンをつける素材3(衣類等)は省略し、図示していない。
前記ボタンをつける素材3(衣類等)に前記台座部2を取り付けた後、前記身飾品1の前記嵌合穴16に前記刺し込み部上部2eの上部をはめこみ、前記身飾品1を回転しながら挿入していく(図14(a)、図14(b))。
前記身飾品1を回転すると、前記溝16aと前記刺し込み部上部2eの前記螺旋部26が嵌合し、前記身飾品1と前記台座部2が固定される(図14(c))。
前記身飾品1と前記台座部2を取り外す際には、前記身飾品1を取り付けた場合と反対方向に回転すると取り外すことができる。
前記身飾品の留め具100の部材が、前記身飾品1と前記台座部2の2つであり、部品点数が少ないため、前記身飾品1の取り付け、取外し作業が簡単で、かつ製造コストを抑えることができる。
また、身飾品1の着脱作業が回転するだけで可能であり、簡単であるため、1つの台座部2に対して複数種類の身飾品1を取り替えることが可能で、季節やTPOに応じて、もしくはその日の気分、その場の雰囲気に合わせて身飾品1を自由自在に取り替えることができる。
【0036】
以上、本実施の形態では衣類等のボタンの取り付け具として説明したが、ブローチ、バッチ、アクセサリー等の装飾品としても使用可能であり、取り付ける箇所も鞄、靴、カーテン、アクセサリー、キーホルダー、小物入れ、写真立て、クッション等、広く活用できるものである。
【符号の説明】
【0037】
1 身飾品、
10 身飾品の留め具、
12 外周側の係止用凹部、
13 中央の係止用凹部、
2 台座部、
2a 刺し込み部上部、
2b 刺し込み部連結部、
2c 留め具台座部、
21 円形部、
23 直線部、
25 先端部
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本考案の第1の実施形態の身飾品の留め具10を示す斜視図である。
【図2】上記第1の実施形態の台座部2を示す図であり、(a)は台座部2を示す斜視図であり、(b)は台座部2を上から見た平面図である。
【図3】上記第1の実施形態の身飾品1を示す図であり、(a)は身飾品1を示す斜視図であり、(b)は身飾品1を下から見た底面図であり、(c)は(b)のA−A断面図である。
【図4】上記第1の実施形態のボタンをつける素材3(衣類等)に台座部2を取り付ける状態を示す平面図であり、(a)は先端部25を素材3に刺し込んだ状態を示す平面図であり、(b)は円形部21が素材3の表面に出てきた状態を示す平面図であり、(c)は台座部2を素材3に取り付けた後の状態を示す平面図である。
【図5】上記第1の実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を示す側面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す側面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す側面図である。
【図6】上記第1の実施形態の台座部2に身飾品1を取り付ける状態を下から見た底面図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す底面図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す底面図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す底面図である。
【図7】他の実施形態の身飾品4を示す図であり、(a)は身飾品4を下から見た底面図であり、(b)は(a)のB―B断面図である。
【図8】他の実施形態の身飾品5を示す断面図である。
【図9】他の実施形態の台座部2を示す斜視図である。
【図10】本考案の第2の実施形態の身飾品の留め具100を示す側面図である。
【図11】上記第2の実施形態の身飾品1と台座部2を示す側面図であり、(a)は身飾品1を示す側面図であり、(b)は台座部2を示す側面図である。
【図12】上記第2の実施形態の身飾品1を示す縦断面図である。
【図13】上記第2の実施形態の台座部2を上から見た平面図である。
【図14】上記第2の実施形態の身飾品の留め具100を取り付ける状態の模式図であり、(a)は台座部2に身飾品1を取り付ける前の状態を示す模式図であり、(b)は台座部2に身飾品1を取り付ける途中の状態を示す模式図であり、(c)は台座部2に身飾品1を取り付けた後の状態を示す模式図である。
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5 
【図6】
図6 
【図7】
図7 
【図8】
図8 
【図9】
図9 
【図10】
図10 
【図11】
図11 
【図12】
図12 
【図13】
図13 
【図14】
図14 
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