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【発明の名称】スプレーの噴霧飛散防止カバー
【早期審査対象出願】
【特許権者】
【識別番号】523268022
【氏名又は名称】上田 美江
【住所又は居所】埼玉県所沢市下安松589-11
【代理人】
【識別番号】100219830
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴来 裕
【発明者】
【氏名】上田 美江
【住所又は居所】埼玉県所沢市下安松589-11
【要約】
【課題】 整髪や髪染めなどの際に使用するヘアスプレーやその他の用途のスプレーから噴射される噴霧が顔面や衣服に付着したり周辺に飛散するのを労力をかけずに防ぐ手段を提供する。
【解決手段】 ヘアスプレーやその他の用途のスプレーの使用に際して可撓性を有するシート状の素材からなり、上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成されているスプレーの噴霧飛散防止カバー及びその防止カバーに頭髪を部分的に整髪等するための部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーを使用する。
【選択図】図10
選択図
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有するシート状の素材からなり、
上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成された環状帯と、
上面が開口され、底板及び側板並びにスライド盤が設けられている中空の略逆円錐台形状の部分噴霧具とからなり、
前記底板の形状及び前記側板の傾斜角度が前記環状帯の底面の形状及び傾斜角度と同一であって、
前記底板に形状の異なる2以上の開口部のみが又は該開口部及び閉口部が形成され、
前記スライド盤は円形の一部を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であって、
前記スライド盤と該底板の中心軸は共通であって、該底板に形成された2以上の開口部のいずれか一の開口部を開閉させ又は閉口部を選択できるように該スライド盤が前記中心軸を中心に回動可能となるように前記底板と連結されており、
前記部分噴霧具の前記底板が前記環状帯の前記底面の開口部に配置されるように該部分噴霧具が該環状帯に装着されていることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項2】
前記部分噴霧具には、前記底板に形状の異なる三つの開口部と閉口部がほぼ四分割されるように配設されており、
前記スライド盤は円形の四分の一程度を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であることを特徴とする請求項1に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項3】
可撓性を有するシート状の素材からなり、
一箇所が切り離されて二つの自由端を有する不連続部、係止機構及び狭着機構が設けられている略ドーナツ状の環状帯と、
上面が開口され、底板及び側板並びにスライド盤が設けられている中空の略逆円錐台形状の部分噴霧具とからなり、
前記環状帯には前記不連続部を境として一方側の任意の位置に設けられた切込みと、他方側の任意の位置に設けられた係止溝からなる係止機構が該環状帯の幅方向と円周方向のそれぞれ又は少なくとも円周方向の任意の位置に2以上設けられ、
前記切込みは、押されることにより一対の係止爪が所定の間隔で左右対称に突出されるように形成され、
前記係止溝は該突出された一対の係止爪が差し込まれるように所定の間隔で一対に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれることにより前記環状帯が上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれて係止される位置を円周方向の任意の位置に変えることにより、該係止される位置に対応して上面開口部及び底面開口部の大きさが変えられ、
前記狭着機構は、前記部分噴霧具の側板上縁部を挟み込んで該部分噴霧具を前記環状帯に狭着させるための狭着爪が形成されるように上方が該環状帯と連接された矩形状ないし曲線状に形成された切込みが、幅方向の位置が同一であって円周方向の任意の位置に2以上設けられ、
前記部分噴霧具の前記底板の形状及び前記側板の傾斜角度が前記環状帯の底面の形状及び傾斜角度と同一であって、
該底板に形状の異なる2以上の開口部のみが又は該開口部及び閉口部が形成され、
前記スライド盤は円形の一部を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であって、
前記スライド盤と該底板の中心軸は共通であって、該底板に形成された2以上の開口部のいずれか一の開口部を開閉させ又は閉口部を選択できるように該スライド盤が前記中心軸を中心に回動可能となるように前記底板と連結されており、
前記部分噴霧具の該底板が前記環状帯の前記底面の開口部に配置されるように該部分噴霧具の側板上縁部が該環状帯の前記狭着機構の前記狭着爪によって狭着されることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項4】
前記部分噴霧具には、前記底板に形状の異なる三つの開口部と閉口部がほぼ四分割されるように配設されており、
前記スライド盤は円形の四分の一程度を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であることを特徴とする請求項3に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項5】
前記環状帯に該環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項6】
前記環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項7】
前記環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されており、該環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【請求項8】
請求項5に記載の環状帯に形成された折り目から折り畳まれた状態にある該環状帯を広げて略ドーナツ状にする第1ステップと、
前記環状帯に形成されている切込みを指で押して突出させた一対の係止爪を係止溝に差し込んで係止させて前記環状帯を上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成する第2ステップと、
請求項3又は4に記載の部分噴霧具の底板が前記環状帯の底面開口部に配置されるように該部分噴霧具の側板上縁部を該環状帯の狭着爪に挟み込ませて該部分噴霧具を該環状帯に取り付ける第3ステップを経て形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、整髪や髪染めに使用する整髪スプレーやヘアカラースプレー(以下これらを併せて「ヘアスプレー」という)その他の用途に用いられるスプレーを使用するに際してスプレーのノズルから噴射される噴霧が頭髪以外の周辺に飛散して汚すことを防止するためのカバーに関するものである。
なお、以下において「噴霧」の語はスプレー内に収容されている整髪剤や髪染め剤などの充填剤が同じくスプレー内に収容されている圧縮ガスと共にスプレーのノズルから噴射されて霧状となった充填剤を意味するものとする。
【背景技術】
【0002】
ヘアスプレーを用いれば美容室や理容室へ行かなくても家庭内において自身で手軽にヘアスタイルを長時間維持したり、髪につや感やボリューム感を出したりといった整髪を行うことができる。また、自身で簡単に白髪染めやおしゃれ染めなど一時的に髪を染める場合にはヘアカラースプレーが用いられる。このようにヘアスプレーは整髪や髪染めのために長時間をかけたりお金をかける必要がなく男女を問わず日常的に用いられるとても便利な化粧品である。
【0003】
このように日常的に用いられるヘアスプレーには、耐圧容器の中にLPGやジメチルエーテルといった液化ガスや圧縮ガスがいわゆる噴霧剤として充填されている。また、整髪成分としてコポリマー、グリセリン、その他の保湿剤・抗菌剤・界面活性剤や溶剤としてエタノールなどが充填されている。
このような成分の噴霧剤と原液と溶剤が混合された液(以下「充填剤」という)が充填されているヘアスプレーには内圧がかかっており、また、噴射口は充填剤が拡散されるように広く作られているため、ヘアスプレーの噴射ボタンを押すと閉じていたバルブが解放されて、缶内に充填されていた充填剤が霧状になって勢いよく噴射される構造となっている。
【0004】
そしてヘアスプレーは頭髪全体に万遍なく吹き付ける場合には、頭から20cmほど離れた位置から噴射させるため、内圧のかかった充填剤が噴射口から勢いよく拡散されてその噴霧が頭髪のみならず周辺の広範囲にわたって飛散してしまい、テーブル、鏡台、化粧台などの周辺を汚してしまったり、自身の衣服に付着したり、顔や首などにも付着してしまうということが頻繁に発生する。
【0005】
家具や衣服などに付着した充填剤を除去することは容易ではなく、完全に除去することができない場合が多い。
特に充填剤には上述したように人体に悪影響をもたらす成分が多く含まれているため、勢いよく飛散された充填剤を口や鼻から体内に吸入してしまうこともある。また目に入ると痛みを伴ったり、噴霧が過剰に額や肌などにかかってしまうと毛穴詰まり、痒み、肌荒れなどの症状が出ることもある。さらに充填材には引火性の成分も含まれているため、広範囲に飛散すると火災が発生する原因ともなりかねない。
【0006】
そのためヘアスプレーを使用する場合にはこのようなことが起こらないようにあらかじめ周囲に古い新聞紙や布などを敷いたり、引火するおそれのあるようなものを移動したり、汚れてもよい服を着たり、顔にタオルを巻いたり、肩回りをケープで覆うなどの準備をするのが一般的である。
しかし、このような準備を必要とするのでは一定の労力を要し簡単に整髪や髪染めができない。また汚れてもよいような適当な衣服やケープがない場合もあり、仮にあったとしてもその都度着用するのは手間がかかり面倒でもある。さらには顔にタオルを巻く場合に手間がかかるのみならず、口や鼻が覆われて呼吸が苦しくなったり、目が覆われて頭部が視覚に入らなくなり、目的とする箇所にスプレーを噴射することができず広範囲に噴霧を飛散させてしまうことも起こり得る。
【0007】
そこで周囲を覆ったり、汚れた衣服やケープを着用したり、顔にタオルを巻いたりせずにヘアスプレーを使用する方法が特許文献1又は2において開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】 特開2005−040472号公報
【特許文献2】 実用新案登録第3125564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記特許文献1に開示されている方法は、ヘアスプレーの使用時に可撓性の透明な板又はフィルムでできたカバーを顔面に覆うものであるが、この方法ではヘアスプレーから噴射される噴霧の飛散から顔面は防ぐことはできるが、周辺へ飛散したり、衣服などに付着することを防ぐことはできない。
また、特許文献2に開示されている方法は、特許文献1と同様にプラスチック材やゴム材を用いたカバーにより顔面のみを覆うものであるため、周辺へ飛散したり、衣服などに付着することを防ぐことはできない。
【0010】
そこで本発明は、上記先行技術文献に開示されているような顔面のみを覆うものではなく、可撓性を有するシート状の素材からなり、上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状とした飛散防止カバーを用いて、ヘアスプレーから噴射された噴霧をこのカバーにより形成された空間から飛散させないことにより、過度な労力を必要とせずに頭髪以外の身体や周辺への飛散を防止することができるカバーを提供するものである。すなわち、本発明の構成は以下の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
課題を解決するための手段として以下に実施例を示す。
実施例1は、可撓性を有するシート状の素材からなり、
上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成されていることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0012】
実施例2は、前記スプレーの噴霧飛散防止カバーの底面開口部の直径と上面開口部の直径の比が1:2〜1:2.5であって、垂直高さが5cm〜15cmであることを特徴とする実施例1に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0013】
実施例3は、前記スプレーの噴霧飛散防止カバーの上面開口部周縁の任意の位置に該スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする実施例1又は2に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0014】
実施例4は、可撓性を有するシート状の素材からなり、
一箇所が切り離されて二つの自由端を有する不連続部が形成されている略ドーナツ状の環状帯であって、
該環状帯には該不連続部を境として一方側の任意の位置に設けられた切込みと、他方側の任意の位置に設けられた係止溝からなる係止機構が1以上設けられ、
前記切込みは、押されることにより一対の係止爪が所定の間隔で左右対称に突出されるように形成され、
前記係止溝は該突出された一対の係止爪が差し込まれるように所定の間隔で一対に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれることにより前記環状帯が上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成されることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0015】
実施例5は、可撓性を有するシート状の素材からなり、
一箇所が切り離されて二つの自由端を有する不連続部が形成されている略ドーナツ状の環状帯であって、
該環状帯には該不連続部を境として一方側の任意の位置に設けられた切込みと、他方側の任意の位置に設けられた係止溝からなる係止機構が該環状帯の幅方向と円周方向のそれぞれ又は少なくとも円周方向の任意の位置に2以上設けられ、
前記切込みは、押されることにより一対の係止爪が所定の間隔で左右対称に突出されるように形成され、
前記係止溝は該突出された一対の係止爪が差し込まれるように所定の間隔で一対に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれることにより前記環状帯が上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれて係止される位置を円周方向の任意の位置に変えることにより、該係止される位置に対応して上面開口部及び底面開口部の大きさが変えられることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0016】
実施例6は、前記環状帯に該環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されていることを特徴とする実施例4又は5に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0017】
実施例7は、前記環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする実施例4又は5に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0018】
実施例8は、前記環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されており、該環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする実施例4又は5に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0019】
実施例9は、実施例6に記載の環状帯に形成された折り目から折り畳まれた状態にある該環状帯を広げて略ドーナツ状にする第1ステップと、
前記環状帯に形成されている切込みを指で押して突出させた一対の係止爪を係止溝に差し込んで係止させる第2ステップを経て、
前記環状帯が上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成されることを特徴とする実施例4又は5に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0020】
実施例10は、可撓性を有するシート状の素材からなり、
上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成された環状帯と、
上面が開口され、底板及び側板並びにスライド盤が設けられている中空の略逆円錐台形状の部分噴霧具とからなり、
前記底板の形状及び前記側板の傾斜角度が前記環状帯の底面の形状及び傾斜角度と同一であって、
前記底板に形状の異なる2以上の開口部のみが又は該開口部及び閉口部が形成され、
前記スライド盤は円形の一部を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であって、
前記スライド盤と該底板の中心軸は共通であって、該底板に形成された2以上の開口部のいずれか一の開口部を開閉させ又は閉口部を選択できるように該スライド盤が前記中心軸を中心に回動可能となるように前記底板と連結されており、
前記部分噴霧具の前記底板が前記環状帯の前記底面の開口部に配置されるように該部分噴霧具が該環状帯に装着されていることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0021】
実施例11は、前記部分噴霧具には、前記底板に形状の異なる三つの開口部と閉口部がほぼ四分割されるように配設されており、
前記スライド盤は円形の四分の一程度を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であることを特徴とする実施例10に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0022】
実施例12は、可撓性を有するシート状の素材からなり、
一箇所が切り離されて二つの自由端を有する不連続部、係止機構及び狭着機構が設けられている略ドーナツ状の環状帯と、
上面が開口され、底板及び側板並びにスライド盤が設けられている中空の略逆円錐台形状の部分噴霧具とからなり、
前記環状帯には前記不連続部を境として一方側の任意の位置に設けられた切込みと、他方側の任意の位置に設けられた係止溝からなる係止機構が該環状帯の幅方向と円周方向のそれぞれ又は少なくとも円周方向の任意の位置に2以上設けられ、
前記切込みは、押されることにより一対の係止爪が所定の間隔で左右対称に突出されるように形成され、
前記係止溝は該突出された一対の係止爪が差し込まれるように所定の間隔で一対に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれることにより前記環状帯が上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成され、
前記係止爪が前記係止溝に差し込まれて係止される位置を円周方向の任意の位置に変えることにより、該係止される位置に対応して上面開口部及び底面開口部の大きさが変えられ、
前記狭着機構は、前記部分噴霧具の側板上縁部を挟み込んで該部分噴霧具を前記環状帯に狭着させるための狭着爪が形成されるように上方が該環状帯と連接された矩形状ないし曲線状に形成された切込みが、幅方向の位置が同一であって円周方向の任意の位置に2以上設けられ、
前記部分噴霧具の前記底板の形状及び前記側板の傾斜角度が前記環状帯の底面の形状及び傾斜角度と同一であって、
該底板に形状の異なる2以上の開口部のみが又は該開口部及び閉口部が形成され、
前記スライド盤は円形の一部を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であって、
前記スライド盤と該底板の中心軸は共通であって、該底板に形成された2以上の開口部のいずれか一の開口部を開閉させ又は閉口部を選択できるように該スライド盤が前記中心軸を中心に回動可能となるように前記底板と連結されており、
前記部分噴霧具の該底板が前記環状帯の前記底面の開口部に配置されるように該部分噴霧具の側板上縁部が該環状帯の前記狭着機構の前記狭着爪によって狭着されることを特徴とするスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0023】
実施例13は、前記部分噴霧具には、前記底板に形状の異なる三つの開口部と閉口部がほぼ四分割されるように配設されており、
前記スライド盤は円形の四分の一程度を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板の円弧と同一の曲率半径であることを特徴とする実施例12に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0024】
実施例14は、前記環状帯に該環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されていることを特徴とする実施例12又は13に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0025】
実施例15は、前記環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする実施例10〜13のいずれか1に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0026】
実施例16は、前記環状帯の任意の一箇所以上の位置において幅方向に折り目が形成されており、該環状帯の上面開口部周縁の任意の位置に前記スプレーの噴霧飛散防止カバーを壁などに掛止するための掛止部が設けられていることを特徴とする実施例12又は13に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【0027】
実施例17は、実施例14に記載の環状帯に形成された折り目から折り畳まれた状態にある該環状帯を広げて略ドーナツ状にする第1ステップと、
前記環状帯に形成されている切込みを指で押して突出させた一対の係止爪を係止溝に差し込んで係止させて前記環状帯を上面及び底面が開口された中空の略逆円錐台形状に形成する第2ステップと、
実施例12又は13に記載の部分噴霧具の底板が前記環状帯の底面開口部に配置されるように該部分噴霧具の側板上縁部を該環状帯の狭着爪に挟み込ませて該部分噴霧具を該環状帯に取り付ける第3ステップを経て形成されることを特徴とする実施例12又は13に記載のスプレーの噴霧飛散防止カバーである。
【発明の効果】
【0028】
本発明によるスプレーの噴霧飛散防止カバーによれば、頭髪にヘアスプレーを噴射する際に顔をタオルで覆ったり、使い古しの衣服やケープを着用するといった手間をかけることなく頭髪以外の顔やその他露出している肌あるいは着用している衣服に噴霧が飛散することを防止することができ、その結果、有害な充填剤を吸い込んだり、衣服へ充填材が付着するのを防ぐことができる。
また、周囲に古い新聞紙や布などを敷いたり、引火するおそれのあるようなものを移動したり、といった手間をかけることなく、簡単に整髪や毛染めができる。
また、部分噴霧具を取付けることによって髪の生え際や側頭部など頭髪の一部分のみを整髪したり、染めたり、異なる色にしたりといったことが可能となる。
また、整髪や毛染め以外にも、部分噴霧具を装着したスプレーの噴霧飛散防止カバー内に塗布対象物を置いて、噴霧を飛散させずにその対象物を着色するといったことも可能である。
また、本防止カバーを折り畳んでコンパクトにした状態で流通させることができるので、輸送コストや陳列コストを低減させることができる。
さらには可撓性を有するシート状の素材としてプラスチックを用いた場合には本防止カバーに付着したスプレーの充填剤を容易に洗い落とすことが可能となり、その結果、常に清潔な状態で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】スプレーの噴霧飛散防止カバーの全体を示した図であり、(a)は斜視図で、(b)は側面図である。
【図2】スプレーの噴霧飛散防止カバーを使用している状態の図である。
【図3A】スプレーの噴霧飛散防止カバーの形成過程を(a)から始まって(d)で示される状態に至るまでを示した図である。
【図3B】スプレーの噴霧飛散防止カバーの形成過程を前記図3Aの(d)に続く(e)から始まって完成した状態である(g)に至るまでを示した図である。
【図4】係止機構を機能させるまでの過程を(a)から始まって機能した状態である(e)に至るまでを示した図である。
【図5】係止位置の変化に対応してスプレーの噴霧飛散防止カバーの大きさも変化する状態を示し、(a)は小さいサイズであり、(b)は小さいサイズと大きいサイズのスプレーの噴霧飛散防止カバーの比較図である。
【図6】スプレーの噴霧飛散防止カバーが折り畳まれた(a)の状態から(g)の展開されるまでの過程を示した図である。
【図7】部分噴霧具が装着されたスプレーの噴霧飛散防止カバーを示した図である。
【図8】部分噴霧具を示した図であり、(a)は平面図で、(b)はA−A断面図である。
【図9】部分噴霧具のスライド盤を回動させている状態を示した図であり、(a)と(b)は開口部を選択し、(c)は閉口部を選択し、(d)は側面を示した図である。
【図10】部分噴霧具が装着されたスプレーの噴霧飛散防止カバーを(a)と(b)の異なる形状の開口部により使用している状態を示した図である。
【図11A】部分噴霧具が環状帯に狭着される過程を環状帯の展開(a)から始まって(c)で示される状態に至るまでを示した図である。
【図11B】部分噴霧具が環状帯に狭着される過程を前記図11Aの(c)に続く(d)から始まって狭着された状態である(f)に至るまでを示した図である。
【図12】狭着機構を機能させるまでの過程を(a)から始まって機能した状態である(f)に至るまでを示した図である。
【図13】部分噴霧具の底板が閉口された状態のスプレーの噴霧飛散防止カバー内に物品を置いて(a)、スプレーから充填剤を噴射している状態(b)を示した図である。
【図14】掛止部が設けられたスプレーの噴霧飛散防止カバーを示した図であり、(a)は部分噴霧具が装着されない本防止カバーの図であり、(b)は部分噴霧具が装着される本防止カバーの図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下に、本発明に係るスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施形態について図を用いて説明する。
【0031】
<本発明に係る基本的なスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
本発明に係る基本的なスプレーの噴霧飛散防止カバー(以下「本カバー1」という)は、図1に示すように可撓性を有するシート状の素材からなり、いわゆるすり鉢状となるように上面2及び底面3が開口された中空の略逆円錐台形状に形成されたものである。
なお、本カバー1を含む以下に記述する他の種類の本カバーに共通する事項として、可撓性の素材とは柔軟性があり外力が作用した場合にしなやかにたわむ性質を有する材料を意味し、また、シート状とは厚みが薄く、幅方向(すなわちX方向を意味する、以下同じ)に対して円周方向(すなわちY方向を意味する、以下同じ)の長さの方が長い形状を意味しているものとする。特にプラスチック製であって厚みが0.1mm〜1mmの素材が好適である。これはプラスチック製であれば付着した充填材を洗い落としたり、拭き落とすのが容易であり、また、厚みが0.1mm未満であれば本カバーの用途においては強度が小さすぎ、反対に1mmを超える場合には本防止カバーの形成が困難となり、取り扱いにも不便となるためである。
【0032】
図2に示すように本カバー1を片手で把持して整髪や髪染め等をしたい位置に移動させた後に他方の手でノズルが下向きとなるようにヘアスプレーを把持して充填剤を噴射させる。
通常、ヘアスプレーは頭部から20cm程度離して使用され、また、充填剤が拡散されるようにノズルが作られているため、ノズルから噴射された噴霧が目的とする頭部のみならずその周辺に飛散してしまうが、この噴霧が本カバー1に当たって周辺に飛散するのを防ぐことができる。
なお、本カバー1を含む後述するその他の種類の本カバーは整髪用のヘアスプレーや髪染め用のヘアカラースプレーに用途が限定されるものではなく、頭髪に用いられるその他の用途のスプレーや頭髪以外の用途のスプレーから噴射される噴霧の飛散を防止するためにも使用される。例えば、古新聞や使い古しのシートなどを敷いた上に本カバー1を置き、その中に塗布対象物を入れそれに向けてスプレーから充填材を噴射させるといった使用をする場合にも塗布対象物から外れた噴霧が本カバー1に当たって周辺への飛散を防ぐことができる。
【0033】
本カバー1の側壁3aの傾斜が急勾配であったり、反対に緩勾配すぎるとヘアスプレーから噴射される噴霧が本カバー1内に留まらず周辺に拡散される可能性が高くなる。そのため本カバー1の底面開口部3の直径と上面開口部2の直径の比を1:2〜1:2.5とすることにより噴霧を本カバー1で捕えて周辺に飛散するのを防ぐ効果を高めることができる。
また、本カバー1の垂直高さ4が低すぎる場合もヘアスプレーから噴射される噴霧が本カバー1内に留まらず周辺に拡散される可能性が高くなり、反対に高すぎると整髪等がしにくくなるため、垂直高さ4を5cm〜15cmとすることで一方の手で本カバー1を把持し、他方の手でヘアスプレーを持って整髪や髪染めを行う本カバー1の使用方法に好適となる。
【0034】
<本発明に係る係止機構を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
本発明に係る係止機構を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー(以下「本カバー5」という)は、形成される前においては図3A(a)に示すように可撓性を有するシート状の素材がその一箇所が切り離されて二つの自由端6A・6Bを有する不連続部6Cが形成された略ドーナツ状をしている。
なお、この略ドーナツ状に加工されたシート状の素材を環状帯7と称し、この環状帯7は、本カバー5が形成される前の略ドーナツ状の状態にある場合のみならず、本カバー5が形成された後の状態のものも意味する。
【0035】
図3A(a)に示すように環状帯7には、不連続部6Cを境として一方側には円周方向に一対の係止爪用切込み10(第1係止爪用切込み10A〜第6係止爪用切込み10Fの総称、以下同じ)が設けられ、他方側には円周方向に一対の係止溝9(第1係止溝9A〜第6係止溝9Fの総称、以下同じ)が設けられている。
図4に示すようにこの円周方向に一対の係止爪用切込み10は環状帯7と連接され、指で押されることにより円周方向に一対の係止爪8(第1係止爪8A〜第6係止爪8Fの総称、以下同じ)が所定の間隔で左右対称に突出されるように環状帯7に切込みが形成されたものである。
また円周方向に一対の係止溝9は一対の係止爪8を差し込むための一対の細長の溝が環状帯7に形成されたものである。
なお、以下において特に記載がない限り、係止爪用切込み、係止爪、係止溝の各語には「円周方向に一対の」係止爪用切込み、「円周方向に一対の」係止爪、「円周方向に一対の」係止溝を意味するものとする。
【0036】
図4(b)及び(c)に示すように係止爪用切込み10を指で摘まむように押してほぼ垂直に係止爪8を突出させ、図4(d)に示すようにその突出させた係止爪8を係止溝9に差し込むと可撓性素材の有する弾性により係止爪8は自力で円周方向へ左右対称に開いて環状帯7に係止される。
このように係止爪用切込み10が指で摘まむように押されて係止爪8が形成され、その係止爪8を係止溝9へ差し込んで係止爪8を環状帯7に係止させる仕組みを係止機構と称する。そしてこの係止機構を機能させることにより不連続部6Cを有する平面的な略ドーナツ状をしていた環状帯7は、係止爪8が係止溝9に差し込まれて係止される過程において撓みながら立体化されて上面2及び底面3が開口された中空の略逆円錐台形状の本カバー5へと形成されることとなる。
【0037】
なお、係止機構は円周方向に一対の係止爪用切込み10と係止爪8と係止溝9で一つとしており、図3A及び図3Bでは係止機構が複数設けられているが、この係止機構は環状帯7に少なくとも一つあれば本カバー5を形成させることができる。
しかし、可撓性を有するシート状の素材であるため、本カバー5のサイズが大きくなると係止機構が一つのみで係止させただけでは型崩れを起こす可能性があるため本カバー5を安定させ、又は後述する本カバー5のサイズを可変可能とするために係止機構を図3(a)に示すように円周方向及び幅方向に二以上設けてもよい。
したがって、図3A、図3B、図5には係止機構が6つ設けられているが、係止機構を6つに限定するものではなく、本カバー5を安定させるために又はサイズの可変に必要な数に応じて適宜増減させてもよい。
また、係止機構の数に応じて係止機構を本カバー5が安定して形成されるように幅方向ないし円周方向の任意の位置に適宜配置されるものとする。
【0038】
図3A(a)〜(d)及び図3B(e)〜(g)は、複数の係止機構を備えた略ドーナツ状の環状帯7からこれら複数の係止機構を機能させて本カバー5が形成される過程を示したものである。この図3A及び図3Bに基づいて平面的な略ドーナツ状の環状帯7から立体的な本カバー5が形成される過程についての一例を以下に説明する。
図3A(b)に示すように不連続部6Cを境に環状帯7の係止爪用切込み10が形成されている方が外側となり、係止溝9が形成されている方が内側となるように自由端6A及び6Bを移動させてから第2係止爪用切込み10Bを押して第2係止爪8Bを突出させ、その第2係止爪8Bを図3A(c)に示すように対応する第2係止溝9Bへ差し込む。なお係止爪8は係止爪用切込み10を押すことにより突出する過程は共通しているため、以下において「係止爪を突出させ」は対応する「係止爪用切込み10を指で摘まむように押してほぼ垂直に係止爪8を突出させ」の意味で用いられるものとする。
【0039】
その後図3A(f)に示すように第2係止溝9Bに差し込まれた第2係止爪8Bは自力で円周方向へ左右対称に開いて環状帯7に係止される。なお、係止爪8は係止溝9に差し込まれた後に自力で円周方向へ左右対称に開いて環状帯7に係止される状態となる点は共通するため以下においてこの部分の説明を省略することがある。また、不連続部6Cを境に環状帯7の係止爪用切込み10が形成されている方が内側となり、係止溝9が形成されている方が外側となるように自由端6A及び6Bを移動させてから係止爪8を係止溝9に差し込んでもよいので環状帯7の位置関係は特段、係止爪用切込み10が形成されている方と係止溝9が形成されている方の内外の位置関係を特定するものではなく、このことは以下同様である。
【0040】
同様に図3A(d)及び図3B(e)に示すように幅方向において第2係止爪8Bの上方に位置する第1係止爪8Aを突出させ、その第1係止爪8Aを対応する第1係止溝9Aへ差し込む。その後図3B(f)及び(g)に示すように第1係止溝9Aに差し込まれた第1係止爪8Aは自力で円周方向へ左右対称に開いて環状帯7に係止される。これにより上面2及び底面3が開口された中空の略逆円錐台形状の本カバー5が形成される。
【0041】
なお、第2係止爪8Bを第2係止溝9Bへ差し込んだ後に第1係止爪8Aを第1係止溝9Aへ差し込んでいるが、差し込む順序は特に規定されるものではなく、先に第1係止爪8Aを第1係止溝9Aに差し込んだ後、第2係止爪8Bを第2係止溝9Bに差し込んでもよい。
また、必ずしも本カバー5を使用する毎に複数の係止機構をすべて機能させる必要はなく、型崩れを起こしそうなときにそれを防ぐ場合や後述するように本カバー5のサイズを変更させる必要が生じた場合に複数の係止機構を機能させればよい。
これらのことは以下に説明する係止機構を備えた他の本カバーの形成過程においても同様である。
【0042】
なお、図3A及び図3Bで示されている係止爪8の形状はいわゆる馬蹄形となっているが、必ずしも当該形状に限定されるものではなく、本カバー5が不安定とならないように係止爪8が環状帯7に強固に係止されるものであれば矩形その他の形状であってもよい。また、係止爪8の形状が異なればそれに対応するように係止爪用切込み10の形状も異なることとなる。
【0043】
<本発明に係る係止機構を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーのサイズを可変する場合の実施の形態>
本カバー5は複数の係止機構を機能させることによりサイズを変えることができる。以下において図5に基づいて本カバー5のサイズを可変させる場合について説明する。
図5に示された本カバー5は図3A及び図3Bに示された本カバー5と同様の係止機構を有するものであり、本カバー5を相対的に大きいサイズにするには、前記と同様に不連続部6Cを境に環状帯7の係止爪用切込み10が形成されている方が外側となり、係止溝9が形成されている方が内側となるように自由端6A及び6Bを移動させてから一方の自由端6Aに最も近い位置にある第1係止爪8A及び第2係止爪8Bを対応する他方の自由端6Bに最も近い位置にある第1係止溝9A及び第2係止溝9Bに差し込んで環状帯7に係止させればよい。
【0044】
一方、相対的に小さいサイズにするには、一方の自由端6Aに最も近い位置にある第1係止爪8A及び第2係止爪8Bを他方の自由端6Bから最も離れた位置にある第5係止溝9E及び第6係止溝9Fに差し込み、第3係止爪8Cは第3係止溝9Cへ、第4係止爪8Dは第4係止溝9Dへ、第5係止爪8Eは第5係止溝9Eへ、第6係止爪8Fは第6係止溝9Fへ差し込んで環状帯7に係止させる。
なお、各係止爪8を対応する各係止溝9へ差し込む順序は特に規定されるものではなく、いずれの係止爪8から係止溝9に差し込んでもよい。
【0045】
図5では六つの係止機構すべてを用いて相対的に小さいサイズの本カバー5を形成しているが、図示はないが前記大きいサイズと小さいサイズの間のサイズとなる本カバー5も形成することができる。この場合、係止機構は4つのみ使用し、すなわち一方の自由端6Aに最も近い位置にある第1係止爪8Aを第3係止溝9Cへ、第2係止爪8Bを第4係止溝9Dへ、円周方向の中間に位置する第3係止爪8Cを第1係止溝9Aへ、第4係止爪8Dを第2係止溝9Bへ差し込むことにより間のサイズの本カバー5が形成される。
なお、図5は一例であり係止機構の数を適宜増減させてもよい。この場合、係止機構の数に応じて可変可能となる本カバー5のサイズの数も増減することとなる。
【0046】
<本発明に係る折り畳まれた状態から形成される係止機構を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
図6に基づいて折り畳まれた状態から略ドーナツ状に展開され、その後立体的な本カバー5が形成されるまでの過程についての一例を以下に説明する。
図6に示すように本カバー5は環状帯7の円周方向の任意の位置において任意の数の幅方向の折り目25を設けることにより、環状帯7を当該折り目25から折り畳んで本カバー5をコンパクトにすることができる。
図6では環状帯7に折り目25が3か所に設けられており、図6(a)は環状帯7が当該3か所すべての折り目25で折り畳まれて本カバー5が最もコンパクトな状態となっている。この状態から図6(b)〜(f)の過程を経て図6(g)の略ドーナツ状に展開される。その後本カバー5に形成されるまでの過程は前記と同じ手順となる。なお、図6では環状帯7に折り目25が3か所に設けられているが、必ずしもこの数に限定されるものではなく、また、図6に示す展開過程は一例にすぎず、折り目25の位置、数、最もコンパクトに折り畳まれたときの折り畳み方が異なれば展開される過程も異なることとなる。
【0047】
なお、立体的に形成された本カバー5は、環状帯7に設けられた折り目25から折り畳んでコンパクトな状態にすることが可能である。これにより、使用しないときはコンパクトな状態で保管しておき、使用する場合に本カバー5を形成するといったように利便性が向上される。また、コンパクトな状態で流通過程に置くことにより、運搬コストや陳列コストを低減させて経済性を向上させることが可能となる。
【0048】
<本発明に係る部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
以下に本発明に係る部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー(以下「本カバー19」という)の実施の形態について説明する。
図7に示すように本カバー19は、前記本カバー5の環状帯7と同じ素材による同じ形状をしている環状帯20の底面開口部3(図11A(b)に図示、以下同じ)に部分噴霧具11が取り付けられたものである。この部分噴霧具11の素材は特に規定されるものではなく、部分噴霧具11の機能が十分に発揮されるものであればよい。例えば、本カバー19と同じ素材であってもよい。
【0049】
部分噴霧具11を環状帯20へ取り付ける方法は、特に規定するものではなく接着剤、テープその他部分噴霧具11が環状帯20から容易に外れない方法であればよい。
図8に示すように部分噴霧具11は、上面が開口され側板12と底板13からなる中空の略逆円錐台形状をしている。底板13の形状及び大きさは環状帯20の底面開口部3の形状及び大きさとほぼ同一であり、側板12の傾斜角度も環状帯20の傾斜角度とほぼ同一である。この構造により部分噴霧具11は環状帯20の底面開口部3に合致するためスプレーから噴射される噴霧がこの取付け部から漏れ出ることはない。
【0050】
図8に示すように部分噴霧具11の底板13には任意の形状の開口部14(開口部(a)〜(c))が設けられている。図8には形状の異なる三つの開口部(a)14A〜開口部(c)14Cが設けられているが、開口部14は三つに限定されるものではなく、2以上あればよい。また、開口部14の形状は任意に決めてよく、頭髪の前部や側部などの細部のみにヘアスプレー内の充填剤を吹き付ける場合や一部の髪の毛を開口部から引き出してヘアスプレー内の充填剤を吹き付ける場合などそれぞれの用途に適した形状とすればよい。
また、図8〜図11Bに示すように底板13には開口部14の他に開口部のない所定の範囲として閉口部15が設けられている。この閉口部15は後述する整髪等以外の用途に本カバー19を使用する場合に必要となるものである。なお、この閉口部15は必ず必要とするものではなく、本カバー19をヘアスプレーによる整髪や髪染め以外に用いない場合にはこの閉口部15の箇所に開口部を設けて底板13に閉口部を設けない形状としてもよい。
【0051】
部分噴霧具11には底板13に形成された2以上の開口部14のうちいずれか一の開口部を開閉させたり又は閉口部15を選択するためのスライド盤16が底板13の上方に設けられている。なお、スライド盤16を底板13の下方に設けてもよい。
このスライド盤16の素材は特に規定されるものではなく、スライド盤16の機能が十分に発揮されるものであればよい。例えば、本カバー19と同じ素材であってもよい。
スライド盤16は円形の一部を欠いた平面視扇状をしており、該扇状の円弧が前記底板13の円弧と同一の曲率半径となっている。なお、以下において当該円形の一部を欠いた部分、すなわち二本の切欠き線17とその間に存する底板13の円弧によって区画された部分を「切欠き部」と称する。
また、スライド盤16と底板13は中心軸18を共通としており、この中心軸18を中心としてスライド盤16を底板13の上方で又はスライド盤16を底板13の下方に設けた場合には下方で回動させることができ、それに連動して切欠き部の位置も移動することとなる。
【0052】
図7〜図12に示されているスライド盤16は円形の1/4程度が欠けた切欠き部が形成されているが、開口部の形状、数、配置又は閉口部の大きさや有無に応じて切欠き部の大きさを変えてもよい。
図9に示すようにスライド盤16を中心軸18を中心として回動させることにより用途に応じて開口部14又は閉口部15に切欠き部を移動させる。例えば、図9(a)では開口部(b)14Bに切欠き部が移動するようにスライド盤16を回動させ、図9(b)では開口部(c)14Cに切欠き部が移動するようにスライド盤16を回動させ、図9(c)では閉口部15に切欠き部が移動するようにスライド盤16を回動させている。
【0053】
具体的な使用方法としては、例えば図10(a)に示すように髪の毛の一部を開口部14から引出してその部分を筋のようにカラーリングするいわゆるメッシュ染めをしたり、図10(b)に示すように前頭部の髪の生え際を整髪したりといった用途に応じた開口部14を切欠き部が選択するようにスライド盤16を回動させた後に、当該選択した開口部14が頭髪の目的の部位に配置されるように本カバー19を把持して当接させながらヘアスプレーの充填剤を噴射させる。そして当該ヘアスプレーの噴射による噴霧は本カバー19に当たって周辺に飛散することはほとんどなくなる。
【0054】
<本発明に係る係止機構、狭着機構及び部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
本発明に係る係止機構、狭着機構及び部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー(以下「本カバー21」という)は、形成される前においては図11A(a)に示すように可撓性を有するシート状の素材がその一箇所が切り離されて二つの自由端6A及び6Bを有する不連続部6Cが形成された略ドーナツ状をしている。そしてこの略ドーナツ状に加工されたシート状の素材を環状帯22と称する。この環状帯22は、本カバー21が形成される前の略ドーナツ状の状態にある場合のみならず、本カバー21が形成された後の状態のものも意味する。
【0055】
図11A(a)に示すようにこの環状帯22には、不連続部6Cを境として一方側には円周方向に一対の係止爪用切込み10(第1係止爪用切込み10A〜第4係止爪用切込み10Dの総称、以下同じ)が設けられ、他方側には円周方向に一対の係止溝9(第1係止溝9A〜第4係止溝9Dの総称、以下同じ)が設けられている。これらの係止爪用切込み10、係止溝9及び一対の係止爪用切込み10を指で押すことにより円周方向に所定の間隔で左右対称に突出される一対の係止爪8(第1係止爪8A〜第4係止爪8Dの総称、以下同じ)からなる係止機構の構造は本カバー5と同一である。
そのため係止機構を機能させることにより平面的な略ドーナツ状をしていた環状帯22が上面2及び底面3が開口された中空の略逆円錐台形状の立体的な本カバー21に形成される過程は本カバー5と同一であるため説明は省略する。
【0056】
係止機構は本カバー5と同様に環状帯22に少なくとも一つあれば本カバー21を形成させることができる。しかし、本カバー21を安定させたり、サイズを可変可能とするために係止機構を図11A(a)に示すように円周方向及び幅方向に2以上設けてもよい。したがって、図11A及び図11Bには係止機構が4つ設けられているが、係止機構を4つに限定するものではなく、本カバー21を安定させるために又は可変させるサイズの数に応じて適宜増減させてもよい。
また、係止機構の数に応じて係止機構を本カバー21が安定して形成されるように幅方向ないし円周方向の任意の位置に適宜配置されるものとする。
なお、図11A及び図11Bで示されている係止爪8の形状はいわゆる馬蹄形となっているが、必ずしも当該形状に限定されるものではなく、本カバー5の係止爪8と同様に矩形その他の形状であってもよく、また、係止爪8の形状が異なればそれに対応するように係止爪用切込み10の形状も異なることとなる。
【0057】
続いて、図11A〜図12に基づき、狭着機構により部分噴霧具11が環状帯22に取り付けられる過程について説明する。
図11A(a)に示すようにこの環状帯22には、円周方向に狭着爪用切込み24(第1狭着爪用切込み24A〜第4狭着爪用切込み24Dの総称、以下同じ)が設けられている。
図12に示すようにこの狭着爪用切込み24は上方が環状帯22と連接され、指で押されることにより狭着爪23(第1狭着爪23A〜第4狭着爪23Dの総称、以下同じ)が環状帯22の内側へ突出されるように環状帯22に切込みが形成されたものである。この一の狭着爪用切込み24と狭着爪23を併せて狭着機構と称する。この狭着機構を用いて部分噴霧具11を環状帯22に狭着させることとなる。
【0058】
狭着機構により部分噴霧具11を環状帯22に狭着させる仕組みは、図12に示すように指で狭着爪用切込み24を押して狭着爪23を若干突出させつつそれによって生じた環状帯22と狭着爪23の隙間に部分噴霧具の側板12の上縁部を差し込み、その後、狭着爪23から指を離すと可撓性素材の有する弾性により狭着爪23が自力で元の位置すなわち環状帯22の方向に戻って側板12の上縁部を挟むようにして環状帯22に押止する。
そしてこの狭着機構を複数の個所に形成してそれらを上記と同様の手順によって機能させることにより部分噴霧具11を環状帯22に狭着させることができる。
なお、部分噴霧具11の構造及び機能は本カバー19と同一であるため、以下においてその構造や機能についての説明は省略する。
【0059】
図11A及び図11Bでは狭着機構が複数設けられているが、狭着機構の幅方向における形成位置は部分噴霧具11を環状帯22の底面開口部3に配置されるように決定され、また、複数ある狭着機構の幅方向における位置はすべて同じとなる。
この狭着機構は環状帯22に少なくとも二つあれば部分噴霧具11を環状帯22に狭着させることができる。しかし、部分噴霧具11を安定的に環状帯22に狭着させるためには狭着機構を円周方向に複数設けたほうがよい。したがって、図11A及び図11Bには狭着機構が四つ設けられているが、狭着機構を四つに限定するものではなく、部分噴霧具11が脱落せずしっかり固定させることができる数があればよい。
【0060】
図11A(a)〜図11B(f)は、部分噴霧具11が複数の狭着機構を備えた環状帯22に狭着される過程の一例を示したものである。この図11A及び図11Bに基づいて部分噴霧具11を環状帯22に狭着させる過程について説明する。
図11A(b)に示すように先に環状帯22を上面2及び底面3が開口された中空の略逆円錐台形状に形成し、その後に環状帯22へ部分噴霧具11を取り付ける。
図11A(c)に示すように、部分噴霧具11を環状帯22の底面開口部3へ移動させ図11B(d)に示すように側板12の上縁部を第4狭着爪23Dで挟み込んで環状帯22に押止させる。
その後、図11B(e)に示すように第4狭着爪23Dの対向位置にある第2狭着爪23Bにより側壁12の上縁部を挟み込んで環状帯22に押止させ、さらに図11B(f)に示すように第2狭着爪23Bと第4狭着爪23Dを結ぶ仮想ラインに直交する方向に位置する第1狭着爪23A及び第3狭着爪23Cにより側板12の上縁部を挟み込んで環状帯22に押止させて部分噴霧具11を環状帯22に狭着させる。
なお、上記のように側板12の上縁部を狭着爪23に狭着させる順序は特に規定されるものではなく、どのような順序で狭着してもよい。
【0061】
<本発明に係る係止機構、狭着機構及び部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーのサイズを可変する場合における実施の形態>
本カバー21は本カバー5と同様に複数の係止機構を機能させることによりサイズを変えることができる。図11A及び図11Bに示すように環状帯22には四つの係止機構が形成されており、このように円周方向に複数の係止機構が形成されていれば本カバー21のサイズを変えることができる。
なお、図11A及び図11Bは一例であり、図示した係止機構の数を適宜増減させてもよい。具体的なサイズの変更方法については本カバー5と同じである。
【0062】
<本発明に係る折り畳まれた状態から形成される係止機構、狭着機構及び部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
本カバー21が折り畳まれた状態から略ドーナツ状に展開され、その後立体的な本カバー21が形成されるまでの過程について説明する。
本カバー21は本カバー5と同様に環状帯22の円周方向の任意の位置において任意の数の幅方向の折り目を設けることにより、環状帯22を当該折り目で折り畳んで本カバー21をコンパクトにすることができる。折り目の数や位置は本カバー5と同様に特定されてはいない。
環状帯22が折り畳まれた状態から略ドーナツ状に展開される過程は本カバー5と同じである。また、略ドーナツ状に展開された環状帯22へ部分噴霧具11を取り付ける順序は上述した通りである。
【0063】
<本発明に係る部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバーをヘアスプレー以外の用途で利用する場合の実施の形態>
部分噴霧具11を備えた本カバー19及び本カバー21(以下「本カバー19等」という)は整髪や髪染めを主な用途として利用するものであるが、整髪等以外の用途にも利用することができる。図13に基づき整髪等以外に利用する場合の実施の形態について説明する。
本カバー19等に取り付けられている部分噴霧具11には開口部14の他にも閉口部15が形成されている。この閉口部15へスライド盤16の切欠き部を移動させることにより、部分噴霧具11には開口している箇所が存在しなくなり、それにより本カバー19等は部分噴霧具11を底板とする中空の略逆円錐台形状をした器物として形成される。
器物として形成された本カバー19等へ塗布対象物26を置き、それに向けて各種スプレーの充填剤を噴射すると、塗布対象物26から外れた噴霧は本カバー19等に当たって噴霧が周辺に飛散されるのを防ぐことができる。
このように本カバー19等を整髪等以外の用途に利用する場合であっても噴霧が周辺に飛散するのを防ぐことが可能となる。
【0064】
<本発明に係る掛止部が設けられたスプレーの噴霧飛散防止カバーの実施の形態>
図14に基づき掛止部が設けられた本カバー1、本カバー5、本カバー19及び本カバー21(以下「本カバー1等」という)の実施の形態について説明する。
本カバー1等を使用しない場合には壁などに掛けておくことができるように本カバー1、環状帯7、環状帯20又は環状帯22の上面開口部2の周縁の任意の位置に掛止部27を設けてもよい。
図14では掛止部27の形状は馬蹄形であるが、この形状に限定されるものではなく、鉤状や環状その他の形状のものであってもよい。また、図14では掛止部27は一つであるがその数は特に限定されるものではなく、複数設けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0065】
上述したように、本願に係る発明によれば、頭髪にヘアスプレーを噴射する際に顔をタオルで覆ったり、使い古しの衣服やケープを着用したり、周囲に古い新聞紙や布などを敷いたり、引火するおそれのあるものを移動したりといった噴霧の飛散を防止するための労力を要することなく、簡単に整髪や毛染めなどをするすることができるスプレーの噴霧飛散防止カバーの提供に好適である。
【符号の説明】
【0066】
1 基本形のスプレーの噴霧飛散防止カバー
2 上面又は上面開口部
3 底面又は底面開口部
3a 側壁
4 垂直高さ
5 係止機構を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー
6A 一方の自由端
6B 他方の自由端
6C 不連続部
7 環状帯
8 係止爪(第1係止爪〜第6係止爪の総称)
8A 第1係止爪
8B 第2係止爪
8C 第3係止爪
8D 第4係止爪
8E 第5係止爪
8F 第6係止爪
9 係止溝(第1係止溝〜第6係止溝の総称)
9A 第1係止溝
9B 第2係止溝
9C 第3係止溝
9D 第4係止溝
9E 第5係止溝
9F 第6係止溝
10 係止爪用切込み(第1係止爪用切込み〜第6係止爪用切込みの総称)
10A 第1係止爪用切込み
10B 第2係止爪用切込み
10C 第3係止爪用切込み
10D 第4係止爪用切込み
10E 第5係止爪用切込み
10F 第6係止爪用切込み
11 部分噴霧具
12 側板
13 底板
14 開口部(開口部(a)〜開口部(c)の総称))
14A 開口部(a)
14B 開口部(b)
14C 開口部(c)
15 閉口部
16 スライド盤
17 切欠き線
18 中心軸
19 部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー
20 環状帯
21 係止機構、狭着機構及び部分噴霧具を備えたスプレーの噴霧飛散防止カバー
22 環状帯
23 狭着爪(第1狭着爪〜第4狭着爪の総称)
23A 第1狭着爪
23B 第2狭着爪
23C 第3狭着爪
23D 第4狭着爪
24 狭着用切込み(第1狭着用切込み〜第4狭着用切込みの総称)
24A 第1狭着用切込み
24B 第2狭着用切込み
24C 第3狭着用切込み
24D 第4狭着用切込み
25 折り目(第1折り目〜第3折り目の総称)
25A 第1折り目
25B 第2折り目
25C 第3折り目
26 塗布対象物
27 掛止部
メッセージ

髪の根元から生えてきた数センチの白髪をスプレーで染めたくて、その飛沫の飛び散りをふせぐために、スプレーの噴霧飛散防止カバーを発明しました。 スプレータイプの白髪染めは、一度に広範囲が染められ、乾くのが早いので手軽に染められます。 ですが、周りに飛び散ってしまうのが難点でした。 しかし、このスプレーの噴霧飛散防止カバーを使用することで、服や顔周りを汚すことなく効果的に染められ、スプレーの利点を最大限に活かすことができます。さらに、これを使う方は美容室での染髪の頻度を減らすことができ、結果として経済的な面でも節約につながります。

美容サロンでの使用では、底面の穴の形、大きさ、数を変え、カラースプレーを使ったカラフルな髪型などを提供できます。そうなればヘアースプレーの愛好者が増えることが期待できます。さらに、創作品に名前をペイントしたり、ボディペイントなどに使用したりと応用が効くため、用途は多岐にわたります。

莫大な設備投資を必要とせず、重ねたり折りたたんだりすることで流通コストも抑えられるので、ぜひ多くの人々に届けたいです。
I wanted to spray-dye a few centimeters of gray hair that had grown out from the roots of my hair, so I invented a spray anti-spatter cover to prevent the spray from flying around. Spray-type gray hair dye is easy to use because it can dye a wide area at once and dries quickly. However, the drawback was that the spray would scatter around. By using this spray anti-spatter cover, hair can be effectively dyed without staining clothes or around the face, thus maximizing the advantages of the spray. Furthermore, those who use it can reduce the frequency of hair dyeing at beauty salons, resulting in economic savings as well.

For use in beauty salons, the shape, size, and number of holes on the bottom can be varied to provide colorful hair styles using the color spray. This would increase the number of hair spray enthusiasts. Furthermore, the application of the product can be varied, as it can be used for painting names on creations, body painting, and other applications.

Since it does not require huge capital investment and distribution costs can be reduced by stacking and folding, we would like to bring this product to a wider audience.
試作品 
【図1】
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【図2】
図2
【図3a】
図3a
【図3b】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11a】
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【図11b】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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