機械器具
【考案の名称】外周輪翼飛行体
【実用新案権者】
【識別番号】706002186
【氏名又は名称】後藤 亢亮
【住所又は居所】愛知県豊川市古宿町ウエ地113番地の1
(72)【考案者】
【氏名】後藤亢亮
【住所又は居所】愛知県豊川市古宿町ウエ地113−1
【要約】   (修正有)
【課題】外周円輪翼に内側から風を吹き付けることで外周円輪翼に揚力を生じさせ、その風力により垂直に上昇、高度維持、降下ができる飛行体であって、更に外周円輪翼に風車の回転反動抑止渦翼、水平制御補助翼および方向舵の付属装備により直進、旋回航行が可能な飛行体を提供する。
【解決手段】筐体10の上部には内側より風を受けて飛行体を浮上させるための外周輪翼1と中央にエンジン8を装着し、エンジンの上側に出た駆動軸7には外周輪翼に向けて風を吹き付ける遠心送風扇5とエンジンを冷却するためのエンジン冷却ファン6を装着した基本構成で、エンジンの下部の筐体内部に燃料タンク9を備え、更に外周輪翼には飛行体本体の筐体が遠心送風扇の回転反動による逆転つれ回りを抑制とする何枚かの渦状の自転抑止翼2と自転量微調、兼本体の向きを変える数枚の方向舵3と更に本体の傾きを変え進行方向を定める数枚のフラップ4により構成される。
【選択図】図1

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
飛行体の上部中心に水平に回転し外周方向に送風する羽根車式遠心送風扇を置き、その周囲にちょうど飛行機の主翼の断面を模った翼をリング状に周回させ、翼の内側に適当な丸みと厚みを設け外側に向けて薄い終端とし、上側は外に湾曲を持ち下側は略平らな面を持つ翼で内側からの風に対し適当な仰角を設けた外周輪翼に内側からの遠心送風扇の回転による、ちょうど飛行機の主翼が向い風を受けて揚力を生じさせ浮上するように外周方向の風を受けて浮上させる飛行体。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は外周輪翼に内側から風を吹き付けることで外周輪翼に揚力を生じさせ、その風力により垂直に上昇、高度維持、降下ができる飛行体であって、更に外周輪翼に風車の回転反動抑止渦翼、水平制御補助翼および方向舵の付属装備により直進、旋回航行が可能な飛行体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の機能をもつ飛行体はヘリコプターやドローンそしてオスプレイなどがあるがプロペラを用いない飛行体はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】心当たりなし。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では上昇、下降するためにはプロペラの回転に依存していた。このことにより飛行体の全重量はプロペラを支える軸受けに架かり、これが軸受けの高負荷負担となり、その寿命かかわる問題となる。本案によれば、送風扇はあるもののプロペラではないことから送風扇の軸受けには飛行体の全重量は架からず、送風扇自身の自重のみで飛行体の全重量は外周輪翼が負担するので、軸受けの高負荷負担による軸受寿命の問題を全く排除したことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一般に飛行機は前方に走行することにより向い風を翼に受け揚力を得るが、本案は飛行体の外周にドーナツ状の外周輪翼を設け、その内側同心に装備する遠心送風扇より放射状に外周輪翼に向け吹き付けられる風により飛行機の翼に向い風を受けたのと同様の揚力を生じさせ飛行体を走行する必要もなく浮上させんとするものである。
【0006】
本案では送風扇の回転反動による飛行体の自転すなわち反対向きのつれ回り抑止するため外周輪翼上面に幾つか、渦状の自転抑止翼を備えるが微細な抑止調整と向き制御は外周輪翼の下面にある方向陀で行う。
【0007】
飛行体の進路は飛行中、基本的には飛行体の水平に対する傾きによって決定され、その低い方向に進行する。傾きの調整は外周輪翼の外周辺部に設けられた幾つかのフラップを選択し上下に傾けることにより所望の方向の揚力変えて行う。
【考案の効果】
【0008】
飛行体は先述の様な機能を有することから、その場で浮上、上下動、ホバリング、そして向き変えはもとより向きを変えずに四方八方に自在に飛行することも可能である。普通ヘリコプターは横向きに飛行することはできないが本案は可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】筐体10の上部には内側より風を受けて飛行体を浮上させるための外周輪翼1と中央にエンジン8を装着し、エンジン8の上側に出た駆動軸7には外周輪翼1に向けて風を吹き付ける遠心送風扇5とエンジンを冷却するためのエンジン冷却ファン6を装着した基本構成で、エンジン8の下部の筐体10の内部に燃料タンク9を備え、更に外周輪翼1には飛行体本体の筐体10が遠心送風扇5の回転反動による逆転つれ回りを抑制とする何枚かの渦状の自転抑止翼2と自転抑止微調、兼本体の向きを変える数枚の方向陀3と更に本体の傾きを変え進行方向を定める数枚のフラップ4により構成される。また小型無線操縦形態の場合はエンジン8、燃料タンク9はそれぞれ電動モータ、バッテリに置き換え筐体内部に無線受信コントローラを装備することがある。
【考案を実施するための形態】
【0010】
本飛行体の筐体に操縦席を設ければ1人から数人を登場させたり荷物を載せたりして自家用移動手段、遊覧観光、小荷物移送、偵察、撮影などに供する。小型化して電動モータ駆動して無線操縦やコンピュータ操縦、衛星GPSナビとの併用により所定の場所にピンポイントで指定位置に到達でき用を果たせる。
【実施例】
【0011】
観光、気象観測、自家用移動手段、偵察、撮影、荷物運搬、災害救助、高所ロープ張り、追跡など用途多数。
【産業上の利用可能性】
【0012】
観光、気象観測、自家用移動手段、偵察、撮影、荷物運搬、災害救助、高所ロープ張り、追跡など用途多数。
【符号の説明】
【0013】
1:外周輪翼、2:自転抑止翼、3:方向舵、4:フラップ、5:遠心送風扇、6:エンジン冷却ファン、7:駆動軸、8:エンジン、9:燃料タンク、10:筐体
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】筐体1の上部には内側より風を受けて飛行体を浮上させるための外周輪翼1と中央にエンジン8を装着し、エンジンの上側に出た駆動軸7には外周輪翼1に向けて風を吹き付ける遠心送風扇5とエンジンを冷却するためのエンジン冷却ファン6を装着した基本構成で、エンジン8の下部の筐体10内部に燃料タンク9を備え、更に外周輪翼1には飛行体本体の筐体10が遠心送風扇5の回転反動による逆転つれ回りを抑制とする何枚かの渦状の自転抑止翼2と自転量微調、兼本体の向きを変える数枚の方向陀3と更に本体の傾きを変え進行方向を定める数枚のフラップ4により構成される。また小型無線操縦形態の場合はエンジン8、燃料タンク9はそれぞれ電動モータ、バッテリに置き換え筐体内部に無線受信コントローラを装備することがある。
【図1】