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繊維・紙
 
【発明の名称】袖付上着
【出願人】
【識別番号】300084904
【氏名又は名称】塚田 邦彦
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区新北野2丁目3−15
【発明者】
【氏名】塚田 邦彦
【住所又は居所】大阪府大阪市淀川区新北野2丁目3−15
【代理人】
【識別番号】100072213
【弁理士】
【氏名又は名称】辻本 一義
【要約】
【課題】 着用者に窮屈な思いをさせることなく、着用者の腕の前後動や上下動を非常に楽にして着心地の良いものとし、しかも着用時の上着の輪郭を全く崩すことのない袖付上着を提供する。
【解決手段】 袖1の付け根1cの下部に、この付け根1cを広げた延長部3を設け、上着本体2の袖ぐり部2dを、前記延長部3を設けた袖1の付け根1cの形状に対応したものとして、袖1の付け根1cと上着本体2の袖ぐり部2dを縫着したものとしている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 袖(1)の付け根(1c)の下部に、この付け根(1c)を広げた延長部(3)を設け、上着本体(2)の袖ぐり部(2d)を、前記延長部(3)を設けた袖(1)の付け根(1c)の形状に対応したものとして、袖(1)の付け根(1c)と上着本体(2)の袖ぐり部(2d)を縫着したことを特徴とする袖付上着。
【請求項2】 前記延長部(3)の形状を、略台形状としたことを特徴とする請求項1記載の袖付上着。
【請求項3】 前記袖(1)が山袖部(1a)と下袖部(1b)からなるものとし、山袖部(1a)の凸曲線状とした上端辺下部から側辺上部を突き出させた片側延長部(3a)を設け、下袖部1bの凹曲線状とした上端辺の下部から側辺上部を突き出させた片側延長部(3b)を設け、これら片側延長部(3a)と片側延長部(3b)の側端辺どうしを縫着して、前記延長部(3)としたことを特徴とする請求項1記載の袖付上着。
【発明の効果】この発明の袖付上着は、以上に述べたように構成されているので、着用者に窮屈な思いをさせることなく、着用者の腕の前後動や上下動を非常に楽にして、着心地の良いものとなり、しかも着用時の上着の輪郭を全く崩すことのないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の袖付上着の一実施形態を示しており、袖を斜め上方に上げた状態の側面図である。
【図2】この発明の袖付上着の袖を上着本体から外した状態の斜視図である。
【図3】この発明の袖付上着の袖を真下に下ろした状態の斜視図である。
【図4】この発明の袖付上着の袖を示しており、縫着する前の山袖部と下袖部を重ね合わせた状態にした平面図である。
【図5】この発明の袖付上着の他実施形態を示しており、袖を斜め上方に上げた状態の側面図である。
【図6】図5に示すこの発明の袖付上着の袖を示しており、縫着する前の山袖部と下袖部を重ね合わせた状態にした平面図である。
【図7】従来の袖付上着の袖を斜め上方に上げた状態の側面図である。
【図8】従来の袖付上着の袖を上着本体から外した状態の斜視図である。
【図9】従来の袖付上着の袖を示しており、縫着する前の山袖部と下袖部を重ね合わせた状態にした平面図である。
【符号の説明】1 袖1a 山袖部1b 下袖部1c 付け根2 上着本体2d 袖ぐり部3 延長部3a 片側延長部3b 片側延長部
【図1】
図1 
【図2】
図2 
【図3】
図3 
【図4】
図4
【図5】
図5 
【図6】
図6 
【図7】
図7 
【図8】
図8 
【図9】
図9 
 
発明者からのメッセージ

 ス ー ツ の 新 し い 形 (ツ カ ダ ス リ ー ブ)紳 士 服 は も っ と 快 適 さ を 求 め て い い 。 私 はク ラ シ カ ル な ス ー ツ の シ ル エ ッ ト を 全 く 変 え ず に 、 腕 の 動 き や す さ を 実 現 す る袖 付 け 上 着 に 成 功 し た の で す 。
 ス ー ツ の 身 頃 と 袖 を つ な げ る 脇 の 部 分 に 独 自の パ タ ー ン を 施 し 、 袖 の 動 き に 「あ そ び」 を 与 え る 事 で 身 体 が 動 い た と き に 感 じ る 生 地 の 突 っ 張 り 感 を 解 消 。 ス ー ツ の 機 能 性 を 大 き く 変 え ま し た 。 ビ ジ ネ ス マ ン は 勿 論 の 事 た と え ば 腕 の 柔 軟 な と り 回 し が 求 め ら れ る レ ス ト ラ ン の ギ ャ ル ソ ン 、 各 鉄 道 会 社 の 駅 員 、 学 生 な ど 、 ス ー ツ が 欠 か せ な い 人 々 に 特 に こ の ス タ イ ル が お す す め で き ま す。
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