閉じる
運輸
 
【考案の名称】積載物の荷降ろし幅制限装置
【実用新案権者】
【識別番号】515226249
【氏名又は名称】浦川 明
【住所又は居所】福岡県糟屋郡篠栗町田中103−1 ピュア27 403号
【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
【代理人】
【識別番号】100182567
【弁理士】
【氏名又は名称】遠坂 啓太
【代理人】
【識別番号】100195327
【弁理士】
【氏名又は名称】森 博
【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
【考案者】
【氏名】浦川 明
【住所又は居所】福岡県糟屋郡篠栗町田中103−1 ピュア27 403号
【要約】   (修正有)
【課題】様々な運搬の際に取り外す必要がなく、積載物の積載の際に邪魔にならない積載物の荷降ろし幅制限装置を提供する。
【解決手段】積載物の荷降ろし幅制限装置10は、積載物を運搬する車両100の荷台110の前部を上昇させて、荷台に積載された積載物が落下する後面として形成され、荷台に固定された固定部11と、固定部により幅が狭くなった残余部分に上部が回動自在に設けられ、積載物を通過させる開口部となるゲート部12とを備えている。
【選択図】図1
選択図
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
積載物を運搬する車両の荷台の前部を上昇させて、前記荷台に積載された積載物が落下する後面が、前記荷台に固定された固定部と、前記固定部により幅が狭くなった残余部分に設けられ、積載物を通過させる開口部となるゲート部とを備えた積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項2】
前記ゲート部は、前記ゲート部の上部が前記固定部に回動部材により回動自在に連結された請求項1記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項3】
前記固定部と前記ゲート部とは、端部同士が高さ方向に沿って配置された連結部により連結されている請求項1または2記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項4】
前記固定部は、前記荷台の両側の側面に、前記固定部の一端部が取り付けられた状態で一対設けられ、
前記ゲート部は、前記固定部が両側に位置した残余の中央部に配置された請求項1から3のいずれかの項に記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項5】
前記荷台の側面から前記ゲート部による開口部を幅狭とする位置へ向かう傾斜面が案内部として、前記荷台の床面に立設された請求項1から4のいずれかの項に記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項6】
前記案内部は、前記傾斜面と、前記荷台の側面に当てる側方突き当て面と、前記固定部に当てる後方突き当て面とを備え、前記案内部の外形が三角柱状部材により形成された請求項5記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項7】
前記後方突き当て面は、前記後面の高さより高く形成されている請求項6記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【請求項8】
前記案内部は、前記後方突き当て面の上端と、前記固定部の上端とを挟み込んで固定する挟持部材により、前記固定部に連結された請求項6または7記載の積載物の荷降ろし幅制限装置。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、積載物を運搬する車両の荷台の前部を上昇させて、荷台の積載物が落下する後面を制限する積載物の荷降ろし幅制限装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
積載物を運搬する積載車は、荷台の前部を上昇させることで荷台を傾斜させ、積載物を荷台から滑らせ、荷台の後面に設けられたテールゲートから落下させる。
例えば、配管を地中に埋設するときには、まず、溝を掘削し、この溝に配管を配置する。そして、配管を埋め戻すために、積載車が、左右のタイヤで溝を跨ぐように位置した状態で、荷台の前部を上昇させて、砂や砂利などの盛土を積載物を落とす。
【0003】
このとき、荷台の幅が溝より広いため、積載物の一部は、溝の外側に落下してしまい、はみ出てしまう。溝の外側に散在した積載物は、人手によって清掃される。そのため、清掃に時間が掛かり、作業が煩雑である。このような作業を不要とするものが特許文献1に記載されている。
【0004】
特許文献1に記載のダンプカー積載物の荷降ろし幅調整装置には、左右一対の方形状の調整板のそれぞれが、ダンプの側板から、荷台の後方に向うに従って間隔が徐々に狭くなるように傾斜した状態で荷台に設置されたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実要新案登録第3064396号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載のダンプカー積載物の荷降ろし幅調整装置は、荷台に搭載されるものであるため、積載量が減少する。また、積載物を荷台にシャベルカーにより砂を積載するときには、山盛りにした後にバケットにより均すが、その際に、調整板の上端辺に形成された突出辺板に接触して壊してしまうおそれがある。
また、埋め戻しを行わない、通常の積載物の運搬のときには、取り外す必要がある。従って、特許文献1に記載の荷降ろし幅調整装置は、積載車に取り付けたり、取り外したりすることになるため、この作業が煩雑である。また、特許文献1に記載の荷降ろし幅調整装置を、積載車に取り付けたままにしていると、積載車を配管工事の際の埋め戻し作業しか使用することができない。
【0007】
そこで本考案は、様々な運搬の際に取り外す必要がなく、積載物の積載の際に邪魔にならない積載物の荷降ろし幅制限装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本考案の積載物の荷降ろし幅制限装置は、積載物を運搬する車両の荷台の前部を上昇させて、前記荷台に積載された積載物が落下する後面が、前記荷台に固定された固定部と、前記固定部により幅が狭くなった残余部分に設けられ、積載物を通過させる開口部となるゲート部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本考案の積載物の荷降ろし幅制限装置によれば、荷台に積載された積載物が落下する後面が、固定部とゲート部とを備えている。ゲート部は、荷台に固定された固定部により幅が狭くなった残余部分に設けられている。従って、荷台に積載された積載物は、ゲート部による開口部を通過する。そのため、荷降ろしのための幅が後面の固定部により制限され、荷台のスペースはこれまで通り確保できるので、掘削された溝幅に合わせて固定部の幅を決定することで、積載物を溝からはみ出させることなく、溝内に落下させることができる。
【0010】
前記ゲート部は、前記ゲート部の上部が前記固定部に回動部材により回動自在に連結されていると、ゲート部の上部を中心にゲート部の下部を回動させて開口部を形成することができる。
【0011】
前記固定部と前記ゲート部とは、端部同士が高さ方向に沿って配置された連結部により連結されていると、積載物を運搬するときにゲート部が開き、積載物が開口部から落下することを防止することができる。また、埋め戻しの現場にて、連結部の連結を解除することにより、簡単に、固定部からゲート部を切り離すことができる。
【0012】
前記固定部が、前記荷台の両側の側面に、前記固定部の一端部が取り付けられた状態で一対設けられ、前記ゲート部が、前記固定部が両側に位置した残余の中央部に配置されていれば、車両の中央を溝の中央に合わせて停車することで、溝の中央に開口部の中央を位置させることができる。従って、積載物を溝の中央部を中心に落下させることができる。
【0013】
前記荷台の側面から前記ゲート部による開口部を幅狭とする位置へ向かう傾斜面が案内部として、前記荷台の床面に立設されていると、溝幅がゲート部により開口部より更に狭いときに、案内部を用いれば、案内部に沿って積載物を幅が狭い溝に落下させることができる。従って、溝幅が狭い場合でも、積載物を溝からはみ出させることなく、溝内に落下させることができる。
【0014】
前記案内部は、前記傾斜面と、前記荷台の側面に当てる側方突き当て面と、前記固定部に当てる後方突き当て面とを備え、前記案内部の外形が三角柱状部材により形成されていると、荷台の側面と固定部とによる角部に合わせて案内部を配置することができるので、案内部の設置が容易である。
【0015】
前記後方突き当て面が、前記後面の高さより高く形成されていると、荷台の前部を上昇させて、前記荷台に積載された積載物を落下させるときに、積載物が後面から溢れてこぼれ落ちしまうことを、後方突き当て面により防止することができる。
【0016】
前記案内部は、前記後方突き当て面の上端と、前記固定部の上端とを挟み込んで固定する挟持部材により、前記固定部に連結されていると、案内部を荷台の角部に配置したときに、荷台の後面側にて、案内部を固定することができるため、積載物を荷台へ積載するときに、挟持部材が邪魔にならない。
【考案の効果】
【0017】
本考案の積載物の荷降ろし幅制限装置は、荷降ろしのための幅が後面の固定部により制限され、荷台のスペースはこれまで通り確保できるので、掘削された溝幅に合わせて固定部の幅を決定することで、積載物を溝からはみ出させることなく、溝内に落下させることができる。従って、本考案の積載物の荷降ろし幅制限装置は、様々な運搬の際に取り外す必要がなく、積載物の積載の際に邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本考案の実施の形態1に係る積載物の荷降ろし幅制限装置を備えた車両を示す左側斜め後方側から見た斜視図である。
【図2】図1に示す車両の荷台の背面図である。
【図3】図1に示す車両の荷台の一部平面図である。
【図4】本考案の実施の形態2に係る積載物の荷降ろし幅制限装置の案内部の斜視図である。
【図5】図4に示す案内部を設置した状態の車両の荷台の一部平面図である。
【考案を実施するための形態】
【0019】
(実施の形態1)
本考案の実施の形態に係る積載物の荷降ろし幅制限装置を図面に基づいて説明する。
図1に示す本実施の形態1に係る積載物の荷降ろし幅制限装置10は、車両100の荷台110のテールゲートと称される後面を形成するものである。
【0020】
車両100は、積載物として、例えば、土や砂、砂利などを、荷台110に積載して運搬するダンプトラックである。車両100は、積載物を荷降ろしするときには、荷台110の前部111を上昇させることで、荷台110の前部111から後部112に向けて下り傾斜させる。車両100は、荷台110が下り傾斜となることで、積載物を、荷台110の後面となる荷降ろし幅制限装置10から落下させる。
【0021】
図1および図2に示すように、荷降ろし幅制限装置10は、車両100が備えた後面を改造したものとすることができる。荷降ろし幅制限装置10は、一対の固定部11と、ゲート部12とを備えている。
一対の固定部11は、荷台110の両側の側面113に、側面113の後端の上部に設けられた上部ヒンジ114によって吊り下げられて、固定部11の一端部11aが固定されている。また、固定部11は、固定部11の下端に設けられた下部ヒンジ115により車体116に固定され、固定部11の回動が規制されている。
【0022】
ゲート部12は、両側の固定部11の間に配置されている。
固定部11とゲート部12とは、ゲート部12の上端面の両端部に固定された一対の筒部13aと、両方の筒部13aに挿入され、両端部が固定部11の上端面の側面113側の端部にそれぞれ固定された1本の軸部13bとよる回動部材13により接続されている。
また、固定部11とゲート部12とは、端部同士が高さ方向に沿って配置された連結部14により連結されている。
【0023】
連結部14は、固定部11におけるゲート部12側の端辺と、ゲート部12における固定部11の端辺とのそれぞれに、それぞれ高さ方向に沿って後方へ向かって突出するように設けられ、対向するように配置された一対の連結板14aを、連結板14aに所定間隔ごとに形成された貫通孔に挿入されたボルト14bに嵌め込まれたナット14cによってねじ止めするものである。
【0024】
固定部11は、荷台110の幅が約2mで、配管が埋設される溝幅が約1.2mであれば、約40cmより長くすることができる。従って、ゲート部12の幅は、溝幅より狭い1.2m以下とすることができる。
【0025】
以上のように構成された本考案の実施の形態1に係る荷降ろし幅制限装置10の動作および使用状態を、図面に基づいて説明する。
まず、土や砂、砂利などの積載物を車両100の荷台110に積載する。荷台110への積載は、積載物がシャベルカーなどにより荷台110に山盛りされる。その際、バケットにより山盛りされた積載物が均されるが、荷降ろし幅制限装置10は荷台110の後面であるため、従来通りの作業を行っても、荷降ろし幅制限装置10が壊れることは無い。
【0026】
積載物を積載した車両100が工事現場に到着すると、溝を左右のタイヤの間に位置させるように走行して跨いだ状態で待機する。このとき、溝の幅方向の中心を、車両100の中心に合わせて停車する。
図2および図3に示すように、ゲート部12は、固定部11に連結部14によりしっかりと連結されているため、積載物を満載して、積載物を運搬するときに、ゲート部12が開き、積載物が開口部から落下することを防止することができる。
【0027】
次に、固定部11の下端と車体116とを連結する下部ヒンジ115のボルトとナットとを締め付け固定すると共に、連結部14のナット14cを緩めてボルト14bから取り外すことで、連結板14a同士の連結を解除する。このように、埋め戻しの現場にて、連結部14の連結を解除することにより、簡単に、固定部11からゲート部12を切り離すことができる。これにより、ゲート部12が回動部材13の軸部13bを中心に回動自在な状態となる。
【0028】
次に、作業者は、図1に示すように、荷台110の前部111を、上昇させる。
図2および図3に示すように、連結部14による固定部11への連結が解除されたゲート部12は、回動部材13の筒部13aにより、軸部13bに吊り下げられた状態となる。
【0029】
そのため、荷台110の前部111の上昇に伴って固定部11は傾斜するが、ゲート部12は自重によりまっすぐ垂下した状態を維持するためゲート部12は、荷台110の床面117および固定部11との間に隙間ができる。
また、荷台110の前部111が上昇することで積載物は滑落するため、積載物の重量でゲート部12が押され、回動部材13を中心にゲート部12の下端が後方へ回動して開口部ができる。
【0030】
ゲート部12が開くことにより積載物が荷台110から落下するが、ゲート部12は溝幅より狭い幅に形成されているため、積載物は溝内へ落下して、溝外への落下は少ない。
【0031】
このように、荷降ろしのための幅が後面の固定部11により制限され、荷台110のスペースはこれまで通り確保できるので、掘削された溝幅に合わせて固定部11の幅を決定することで、積載物を溝からはみ出させることなく、溝内に落下させることができる。
従って、荷降ろし幅制限装置10は、様々な運搬の際に取り外す必要がなく、積載物の積載の際に邪魔にならない。
【0032】
また、固定部11が、荷台110の両側の側面に、固定部11の一端部11aが取り付けられた状態で一対設けられ、ゲート部12が、固定部11が両側に位置した残余の中央部に配置されている。従って、車両100の中央を溝の中央に合わせて停車することで、溝の中央に開口部となるゲート部12の中央を位置させることができる。従って、積載物を溝の中央部を中心に落下させることができる。
【0033】
(実施の形態2)
本考案の実施の形態2に係る積載物の荷降ろし幅制限装置を図面に基づいて説明する。なお、図5においては図3と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
本実施の形態2に係る荷降ろし幅制限装置は、荷台の側面からゲート部による開口部を幅狭とする位置へ向かう傾斜面が、案内部として荷台の床面に立設されたことを特徴とするものである。
【0034】
図4および図5に示すように、荷降ろし幅制限装置10xは案内部15を有している。案内部15は、傾斜面15aと、荷台110の側面113に当てる側方突き当て面15bと、固定部11に当てる後方突き当て面15cとを備えていることにより、外形が三角柱状部材により形成されている。
本実施の形態2では、傾斜面15aが、荷台110の側面113から約65cmの位置へ向うように形成されている。従って、荷台110の幅が約2mなので、ゲート部12による開口部は、案内部15により、約1.2mから約70cmへ狭くなる。
【0035】
従って、溝幅がゲート部12による開口部より更に狭いときに、案内部15を用いれば、案内部15に沿って積載物を、幅の狭い溝に落下させることができる。従って、溝幅が狭い場合でも、積載物を溝からはみ出させることなく、溝内に落下させることができる。
【0036】
また、案内部15は、傾斜面15aと、側方突き当て面15bと、後方突き当て面15cとを備えた三角柱状部材により形成されている。そのため、荷台110の側面113と固定部11とによる角部に合わせて案内部15を配置することができるので、案内部15の設置が容易である。
【0037】
傾斜面15aと側方突き当て面15bとは、側面113に合わせた高さに形成されている。後方突き当て面15cは、荷台110の後面の一部をなす固定部11の高さより高く形成されている。後方突き当て面15cには、傾斜面15aおよび側方突き当て面15bの高さ位置から部材通し用孔15dが形成されている。
【0038】
案内部15は、後方突き当て面15cと、固定部11の上端とを挟み込んで固定する挟持部材15dにより、挟持部材15dを部材通し用孔15eに通した状態で連結されている。
挟持部材15dは、ねじ棒に挿通する旋回棒を回転ことにより、一方の押圧部材に他方の押圧部材が接近して、一対の押圧部材の間隔が狭くなる万力のような構造を有する部材である。
【0039】
案内部15が、後方突き当て面15cの上端と、固定部11の上端とを挟み込んで固定する挟持部材15dにより連結されている。そのため、案内部15を荷台110の角部に配置したときに、荷台110の後面側にて、案内部15を固定することができる。従って、積載物を荷台へ積載するときに、荷台110の床面117上方に障害物が位置せず、挟持部材15dが邪魔にならない。
【0040】
また、案内部15の後方突き当て面15cが、後面の一部を構成する固定部11の高さより高く形成されているため、荷台110の前部を上昇させて、荷台110に積載された積載物を落下させるときに、積載物が固定部11ら溢れてこぼれ落ちしまうことを、後方突き当て面11cにより防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本考案の積載物の荷降ろし幅制限装置は、配管工事に使用されるダンプトラックに好適である。
【符号の説明】
【0042】
10,10x 荷降ろし幅制限装置
11 固定部
11a 一端部
12 ゲート部
13 回動部材
13a 筒部
13b 軸部
14 連結部
14a 連結板
14b ボルト
14c ナット
15 案内部
15a 傾斜面
15b 側方突き当て面
15c 後方突き当て面
15d 挟持部材
15e 部材通し用孔
100 車両
110 荷台
111 前部
112 後部
113 側面
114 上部ヒンジ
115 下部ヒンジ
116 車体
117 床面
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本考案の実施の形態1に係る積載物の荷降ろし幅制限装置を備えた車両を示す左側斜め後方側から見た斜視図である。
【図2】図1に示す車両の荷台の背面図である。
【図3】図1に示す車両の荷台の一部平面図である。
【図4】本考案の実施の形態2に係る積載物の荷降ろし幅制限装置の案内部の斜視図である。
【図5】図4に示す案内部を設置した状態の車両の荷台の一部平面図である。
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5 
発明者からのメッセージ

 今回考案した荷降ろし幅制限装置は、住宅地など道幅の狭い所で行われている工事、下水、ガス、水道、電気などの管を埋設した後の埋戻しに適した装置です。
 現在の埋戻しの遣り方は道幅が狭いとダンプが横になってダンプUP出来ないのでバックホーで何回もすくい取るような遣り方で行われていると思います。それでは仕事のスピードアップにつながらないので掘削幅を跨いで掘削幅に合わせて荷降ろし出来るように考案しました。
 今までよりも仕事のスピードアップ、バックホーの燃料の節約、ダンプの荷台(鉄板)の破損も防げると思う。2t、3t、4tのダンプに採用できると思います。
ページtop へ