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電機
 
【発明の名称】ゴルフ場管理システム、ゴルフ場管理方法及びプログラム
【出願人】
【識別番号】521052104
【氏名又は名称】草野 紀視子
【住所又は居所】長崎県諫早市飯盛町佐田26-6
【代理人】
【識別番号】100218970
【弁理士】
【氏名又は名称】大杉 肇
【発明者】
【氏名】草野 紀視子
【住所又は居所】長崎県諫早市飯盛町佐田26-6
【要約】
【課題】ゴルフ場を利用する場合のニーズに応えることができるゴルフ場管理システムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様によれば、ゴルフ場管理システムが提供される。このゴルフ場管理システムは、取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得する。特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、コード情報に対応するユーザを特定する。参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む。出力ステップでは、特定ステップによる特定が成功した場合、コード情報を提示したユーザがゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する。
【選択図】図1
選択図
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフ場管理システムであって、
取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを実行するように構成され、
前記取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得し、
前記特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、前記コード情報に対応するユーザを特定し、ここで前記参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含み、
前記出力ステップでは、前記特定ステップによる特定が成功した場合、前記コード情報を提示したユーザが前記ゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する、
ゴルフ場管理システム。
【請求項2】
請求項1に記載のゴルフ場管理システムにおいて、
前記参照情報は、前記ゴルフ場を利用したことがあるユーザの個人情報を含む、
ゴルフ場管理システム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のゴルフ場管理システムにおいて、
前記参照情報は、インターネットを介して所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む、
ゴルフ場管理システム。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のゴルフ場管理システムにおいて、
前記出力ステップでは、前記コード情報を提示したユーザの個人情報を紙媒体で出力する、
ゴルフ場管理システム。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のゴルフ場管理システムにおいて、
前記許可情報は、任意の表示部に表示される情報を含む、
ゴルフ場管理システム。
【請求項6】
コンピュータが実行するゴルフ場管理方法であって、
取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを備え、
前記取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得し、
前記特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、前記コード情報に対応するユーザを特定し、ここで前記参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含み、
前記出力ステップでは、前記特定ステップによる特定が成功した場合、前記コード情報を提示したユーザが前記ゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する、
ゴルフ場管理方法。
【請求項7】
プログラムであって、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のゴルフ場管理システムにおける各ステップをコンピュータに実行させるための、
プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフ場管理システム、ゴルフ場管理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
2次元データコードを用いて宿泊施設での自動チェックインを可能とする宿泊施設利用システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2007−249549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、ゴルフ場を利用する場合のニーズに必ずしも応えることができるものではなかった。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、ゴルフ場を利用する場合のニーズに応えることができるゴルフ場管理システムを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、ゴルフ場管理システムが提供される。このゴルフ場管理システムは、取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを実行するように構成される。取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得する。特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、コード情報に対応するユーザを特定する。参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む。出力ステップでは、特定ステップによる特定が成功した場合、コード情報を提示したユーザがゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する。
【0007】
上記の開示によれば、ゴルフ場を利用する場合のニーズに応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】ゴルフ場管理システム100の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non−Transitory Computer−Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.ゴルフ場管理システム100の構成
図1は、ゴルフ場管理システム100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、ゴルフ場管理システム100は、制御部110、記憶部120、表示情報生成部130、入力受付部140及び通信部150を備える。
【0014】
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等であって、ゴルフ場管理システム100の全体を制御する。
【0015】
記憶部120は、種々のプログラム及びデータを記憶するものであり、例えばメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
【0016】
また、記憶部120は、制御部110がプログラムに基づき処理を実行する際に用いるデータ等を記憶する。そして、記憶部120に記憶されているプログラムに基づいて制御部110が処理を実行することにより、後述する各種処理が実現される。なお、記憶部120に関して、少なくとも一部の情報が記憶部120以外の外部サーバに記憶されていてもよいし、複数の端末にブロックチェーン技術等を用いて分散して記憶されていてもよい。
【0017】
表示情報生成部130は、テキスト、画像(静止画及び動画を含む)を表示するものであり、管理者端末300、対象者端末400等のディスプレイに表示する情報を生成する。
【0018】
入力受付部140は、ゴルフ場管理システム100に種々の情報を入力するものであり、管理者端末300、対象者端末400等から入力される信号を受け付ける。
【0019】
通信部150は、NIC(Network Interface Card)等であって、ゴルフ場管理システム100をネットワークに接続し、有線接続又は無線接続により他の装置又は構成要素とデータ通信可能に構成される。
【0020】
なお、ゴルフ場管理システム100は、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット端末、スマートフォン等であってもよい。
【0021】
2.ゴルフ場管理システム100の機能構成
ゴルフ場管理システムは、取得部と、特定部と、出力部とを備える。取得部は、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得する。ここでコード情報は、例えば、一次元コード(バーコード)、二次元コード(QRコード、マイクロQRコード、Data Matrix、Maxi Code、PDF417、MicroPDF417)などが挙げられる。コード情報の取得は、ゴルフ場のフロント等に設置されたスキャナにより行う。具体的には、ユーザ自身がスキャナの読み取り部にかざしたコードを、スキャナで読み取ることで行い、無人チェックインを実現する。
【0022】
特定部は、予め記憶された参照情報を利用し、コード情報に対応するユーザを特定する。参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む。ユーザの個人情報は、住所、氏名、生年月日、性別、職業などから構成される。出力部は、特定部による特定が成功した場合、コード情報を提示したユーザがゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する。出力部による出力の形態は、音、光、画面などであってもよい。
【0023】
参照情報は、所定のシステムに事前登録されたものであるとよい。参照情報は、ゴルフ場を利用したことがあるユーザの個人情報を含む。また、参照情報は、インターネットを介して所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む。システムの管理者は、例えば、SNS、メール、Webなどから事前登録を受け付けて、当該システムに登録すればよい。
【0024】
好ましくは、出力部は、コード情報を提示したユーザの個人情報を紙媒体で出力する。個人情報が出力された紙媒体は、例えば、税務処理に用いることができる。
【0025】
好ましくは、許可情報は、任意の表示部に表示される情報を含む。
【0026】
ゴルフ場管理方法は、コンピュータが実行するゴルフ場管理方法である。ゴルフ場管理方法は、取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを備える。取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得する。特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、コード情報に対応するユーザを特定する。参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む。出力ステップでは、特定ステップによる特定が成功した場合、コード情報を提示したユーザがゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する。
【0027】
プログラムは、ゴルフ場管理システムにおける各ステップをコンピュータに実行させる。
【0028】
3.その他
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記ゴルフ場管理システムにおいて、前記参照情報は、前記ゴルフ場を利用したことがあるユーザの個人情報を含む、ゴルフ場管理システム。
前記ゴルフ場管理システムにおいて、前記参照情報は、インターネットを介して所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含む、ゴルフ場管理システム。
前記ゴルフ場管理システムにおいて、前記出力ステップでは、前記コード情報を提示したユーザの個人情報を紙媒体で出力する、ゴルフ場管理システム。
前記ゴルフ場管理システムにおいて、前記許可情報は、任意の表示部に表示される情報を含む、ゴルフ場管理システム。
コンピュータが実行するゴルフ場管理方法であって、取得ステップと、特定ステップと、出力ステップとを備え、前記取得ステップでは、ゴルフ場を利用しようとするユーザが提示するコード情報を取得し、前記特定ステップでは、予め記憶された参照情報を利用し、前記コード情報に対応するユーザを特定し、ここで前記参照情報は、所定のシステムに登録されたユーザの個人情報を含み、前記出力ステップでは、前記特定ステップによる特定が成功した場合、前記コード情報を提示したユーザが前記ゴルフ場を利用可能とする許可情報を出力する、ゴルフ場管理方法。
プログラムであって、前記ゴルフ場管理システムにおける各ステップをコンピュータに実行させるための、プログラム。
もちろん、この限りではない。
【図1】
図1
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メッセージ

長崎にて名門と言われておりますゴルフ場にて管理部課長をしております草野紀視子と申します。
 コロナ禍において、お客様のご来場が少なくなり、売上も減少したため、税理士事務所・SEの経験を生かしたシステムを開発いたしました。
 IT業界においてはDX化が進められておりますが、単純に専門的なシステムを開発し多額な金額をかけるのではなく、これまでの経験からの知識などを活かし、いかに効率的に費用をかけずに開発をするかというところで取り組みをいたしました。
 独自の方法で、税法的にも対応し、自動チェックイン・SNSの活用により売り上げがコロナ禍以前よりアップしたこともあり、開発ということで特許出願させていただいた次第です。
 同じような方法もしくはそれぞれの事業様に合わせたDX導入としての方法があると思いますので、他の事業様にもお役に立てればと「DX有明支縁校」を立ち上げております。
 ピンチをチャンスに!との思いで、知識と知恵を繋げてお役に立てる自信がございますので、ご縁をいただけたら幸いです。

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