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【発明の名称】風の流れの方向に回転する風車による発電装置
【出願人】
【識別番号】503312354
【氏名又は名称】井元 麻雄
【住所又は居所】東大阪市小阪1丁目11番3−436
【発明者】
【氏名】井元 麻雄
【住所又は居所】東大阪市小阪1丁目11番3−436
【要約】
【課題】
従来の風車は、風を直角に受けても 斜に押す力で回転していて効率悪かった。これを直角に押す様にする。
【解決手段】
羽枠4が風を受けて回転すると固定ドラム2の蛇行する溝をローラー3の付いた摺動バー7が移動し羽5を90°縦横夫々回転させて、格子状→波状→板状に変化し、風力を最大限に受ける位置で板状になる様に溝をセッティングし、この力で発電機8を回すものである尚羽枠4は60°間隔で6枚取付ける構造である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
横風にも強い細長の蝶番型羽を横に多く並べた構造をもつ歯車
【請求項2】
蝶番型羽を開閉させる方法として 2段重ねの歯車を直線歯を張りつけた2本の棒で段違いにはさみこの2本を同方向に動かすと各歯車は逆方向に回るこれを利用した羽の構造
【請求項3】
台風や強風で羽の破損を防ぐ方法として 歯数の異った2種類の歯車にネジを切ったボルトを通し 回転計からの指示で同期モーターを回し このボルトを動かして 曲面壁を直面壁へと導く構造
【請求項4】
太陽熱による熱歪防止策として図1の11.12の様に2重シャフトで両側ドラム間の距離を固定する構造
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
羽枠10が風を受けて回転すると両側に設けた固定ドラム14の曲線壁に沿って ローラーの付いた摺動棒2が 設定された曲線壁を移動すると蝶番型羽9が開閉し 鳥の羽の如く格子状→波状→板状にと変化するこれを利用して 上部で板状にして最大トルクを得る様に考案した風車であり風力発電である
こゝで蝶番型羽を開閉させる方法として図2の如く 2段重ねの歯車を 直接歯を張りつけた棒で段違いにはさみ付けて この棒2本を同方向に動かすと各歯車は逆方向に回る これを利用したものである
また、台風や強風による羽の破損を守る為に減速機図3を設けたこと これは歯数の異った2種類の歯車にネジを切ったシャフトを通し このシャフトを同期モーターで伸縮させて 両側の固定ドラム14の曲面壁を直面壁に導き回転を減速させるのである
更に屋外設備の為 太陽熱により必ず歪を生むその対策としてパイプ状の主軸に別の軸を通し この軸で両側のドラム間の距離を固定することで歪を解決するのである
その他各ベアリングは耐水用 耐錆用を使用し防塵対策 防雪対策も必要になる またメンテナンスの安全面で ブレーキ部、安全ピン部 逆転防止カム部を設けたまた長尺の直線歯は焼入れ時にそり曲るので短冊状にした
発電機の励磁用電源 及び制御用動力の電源についての説明は省略するものとする
(背景技術)
従来の風車は 風を直角に受けても羽体が斜の為 斜に当たる応力しか得られず 効率悪かった
(特許文献1)
関西特許情報センターにて昭和60年→平成15年迄の公報にてF0−3D部門を閲覧したことまた1部をコピー入手したこと
(非特許文献1)
パワー社 小型風車ハンドブック 牛山泉 三野正洋著
パワー社 風力発電入門 清水幸丸著
(発明の開示)
(発明が解決しようとする課題)
地球温暖化対策としての新エネルギー創出の為に必要であるが 風力は安定した連続性に乏しい為これを解決しなければならない
(課題を解決する為の手段)
蓄電池に充電する方法が考えられる または岩場の小さい谷にダムを築き 揚水用として風車を利用し水力発電で 安定した連続運転発電が考えられる
(発明の効果)
従来の風車より 羽を短く設定出来ること また風圧を受ける面積を大きく出来る為 トルクも増大すること羽が短い為 山上等への運搬が容易なこと 更に本体の上部のみで風圧を利用する為 背が低くてすむこと その為基礎工事費も節約出来ること.極端な高空での取付工事も不要になること
(発明を実施する為の最良の形態)
周囲の景観に配慮し色は縁を選ぶべきであるクッション等を多く使用して 騒音対策を充分行う必要がある
(実施例)
(産業上の利用可能性)
風力型揚水発電を利用すれば 発展途上国や辺地への電力供給が容易になること.また電力が製造費の8−9割をしめるセメント製練も 鉱山で自前発電出来れば安いセメントを供給出来ると考えられる
【図面の簡単な説明】
【図1】風力発電機の正面図である
【図2】ローラー付摺動棒と二段歯車の関係説明図である
【図3】減速装置の説明図である
【図4】風車の羽の開閉位置の説明図である
【符号の説明】
(1) 避雷針
(2) ローラー付摺動棒
(3) 風向制御部
(4) ローラ壁曲面制御部
(5) ブレーキ部 安全ピン部 逆転防止カム部
(6) 主軸受壁
(7) 蝶番軸固定棒及羽開き当り棒.
(8) 蝶番型羽用軸
(9) 蝶番型羽
(10) 羽枠
(11) 主軸
(12) 熱歪防止軸
(13) 発電機
(14) 固定ドラム
(15) 隣枠接合面
(16) 防雨カバー
(17) 風向制御モーター
(18) 二段重ね歯車
説明図
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
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