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【考案の名称】蓄水循環システム式発電ユニット 【実用新案権者】 【識別番号】503471020 【氏名又は名称】江端 幸夫 【住所又は居所】兵庫県川西市清和台東3丁目1番14号 【考案者】 【氏名】江端 幸夫 【住所又は居所】兵庫県川西市清和台東3丁目1番14号 【要約】 (修正有) 【課題】雨水の位置エネルギーを活用した蓄水循環システム式発電ユニットを提供する。 【解決手段】雨水発電装置、揚水装置、及び電気供給装置を備え、継続的に水を落下させ、持続的な発電を可能にするユニットであって、雨水発電装置は、雨水を収集・貯水するために、屋根を兼ねたソーラー発電パネル12等で、雨水を高架水槽11に蓄え、高架水槽に貯まった雨水を発電配管7中に通して落下させ、その水圧で水力発電機1を稼働して電気を得る。揚水装置は、受水槽4と、雨水を再び、高架水槽11に戻すために揚水ポンプ3を設け、揚水配管8を通して雨水を高架水槽に戻し持続的な発電をする。電気供給装置は、ソーラー発電パネル12や風力発電機14等の自然エネルギーで得た電気で揚水ポンプ3を稼働させる為の電気を供給する。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 本、『蓄水循環システム式発電ユニット』において、 A≪雨水発電装置≫B≪揚水装置≫C≪電気供給装置≫を備え、継続的に水を落下させ、持続的な発電を可能にするユニットである。 A≪雨水発電装置≫では、雨水を収集・貯水するために、屋根を兼ねたソーラー発電パネル(図中番号12)等で、雨水を高架水槽(図中番号11)に蓄え、高架水槽(図中番号11)に貯まった雨水を発電配管(図中番号7)中に通して落下させ、その水圧で水力発電機(図中番号1)を稼働して電気を得る装置である。 【請求項2】 請求項1の『蓄水循環システム式発電ユニット』において A≪雨水発電装置≫だけでは雨が止むとエネルギー源の水が無くなり発電不能に成るため、落下して位置のエネルギーを失った雨水を再利用するためにB≪揚水装置≫を設ける。 B≪揚水装置≫では、 受水槽(図中番号4)と、雨水を再び、高架水槽(図中番号11)に戻すために揚水ポンプ(図中番号3)を設ける。 そして、揚水配管(図中番号8)を通して雨水を高架水槽に戻し持続的な発電する。 【請求項3】 更に、請求項2の『蓄水循環システム式発電ユニット』において B≪揚水装置≫の揚水ポンプに電気を供給するためC≪電気供給装置≫を設ける。 C≪電気供給装置≫では、 ソーラー発電パネル(図中番号12)や風力発電機(図中番号14)等の自然エネルギーで得た電気で揚水ポンプ(図中番号3)稼働させる為の電気供給する。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、発電・エネルギーに関するものである。 【背景技術】 【0002】 自然界では、地上の水は太陽のエネルギーで蒸発し、天空に上り雨と成って地上に戻る循環をしている。 雲が雨と成った時、その雨水には位置のエネルギーとしての力が発生する。 この雨水(位置のエネルギ)を活用したいと考えた。 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0003】 本考案が解決しようとする課題は、地上に落下してしまうと位置エネルギーを失ってしまう雨水や高所にある水の活用である。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本考案は、雨水や高所にあった水の位置エネルギーの利用と、位置エネルギーを失った水を再利用するために、他のエネルギー源(ソラーパネル・水力発電機・風力発電機等)によって得たエネルギーで、位置エネルギーを失った水を再び高所に上げる為のポンプを取り付けた。 要するに小型ダムで、水による蓄電システムをユニット化した。 【考案の効果】 【0006】 本考案では高架水槽上部ユニットと受水槽下部ユニットで構成し、 それぞれを配管・配線をするだけで発電と位置エネルギー水の蓄水が容易に出来る。 【図面の簡単な説明】 【0007】 【図1】本考案の一実施例(平地設置の場合) 水力発電機および揚水ポンプ兼循環水ポンプ付受水槽(下部ユニット)とソーラーパネルや風力発電機等を備えた高架水槽(上部ユニット)示す斜視図である。ユニットは設置場所の状況で変わることがある。例えば池の側なら下部水槽は不要である。 【考案を実施するための形態】 【0008】 図1は、本考案の一実施例(平地設置の場合)のユニットの斜視図である。 この図では上部水槽部ユニットと下部水槽部ユニット構成ユニットで構成。 具体例で平地設置を想定し、上部水槽部ユニットと下部水槽部ユニットを4本柱で一体化したイメージで描いているが、ビルの設置場合、上部水槽部ユニットはビルの屋上に設置すれば配管・配線だけでよく、一軒家の場合はソーラーパネルを家屋の屋根やベランダに設置すればよい。 すでに述べたように、池の傍になら下部水槽は不要である。 尚、図中内の矢印は樋や配管内の水流の方向を示している 【符号の説明】 【0009】 1 水力発電機 2 水力発電機の電気取り出し端子箱 3 揚・循環水ポンプ 4 受水槽 5 発電機及びポンプの架台兼タンク保護枠 6 受水槽水吸上げ菅 7 発電水菅 8 揚水菅 9 隅柱 10 オーバーフロー配管 11 高架水槽 12 ソーラーパネル 13 インバーター及びソーラーパネルコントローラーBOX 14 風力発電機 15 雨水縦樋 16 雨水横樋 17 水槽内へ入水する落下音の打消し菅 18 高架水槽設置の横梁および架台 19 水位感知装置 20 揚・循環水ポンプ制御配線 21 発電機より揚・循環水ポンプへの電源供給配線 22 配管開閉バルブ |
【図1】 |
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