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【考案の名称】自転車用スカートレインカバー 【実用新案権者】 【識別番号】519041482 【氏名又は名称】高橋 雄治 【住所又は居所】北海道江別市中央町36-17 【考案者】 【氏名】高橋 雄治 【住所又は居所】北海道江別市中央町36-17 【要約】 (修正有) 【課題】自転車走行時におけるスカートへの雨滴付着の恐れのないレインカバーを提供する。 【解決手段】撥水性および非通水性布体にて所定巾円弧状のカバー本体1を設け、該カバー本体1の表側上部適所に面ファスナー3を設け、カバー本体1の裏面上部適所に面ファスナーを設けたカバー本体1の端面角度は、端面を重ね合わせたときに、重ね合わせ部分下方に、非重ね合わせ部が発生するように選定される。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 撥水性および非通水性布体にて所定巾円弧状のカバー本体を設け、該カバー本体の表側上部適所に面ファスナーを設け、カバー本体の裏面上部適所に面ファスナーを設けたことを特徴とする自転車用スカートレインカバー。 【請求項2】 カバー本体の端面を重ね合わせたときに,非重ね合わせ部が発生するように、端面角度を選定してなる請求項1記載の自転車用スカートレインカバー。 【請求項3】 面ファスナーに代えてスナップを設けてなる請求項1または2記載の自転車用スカートレインカバー 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 この考案は、スカート着用にて雨天時に自転車にて走行する場合において、スカートを雨から保護するためのレインカバーに関する。 【背景技術】 【0002】 従来より、雨天時に着用するものとして雨合羽があるが、スカート専用のレインカバーは見当たらない。 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0003】 既述の雨合羽は体全体を覆う雨具であるが、自転車専用ではない。 体の前部もこの雨合羽で覆われるために、自転車用としては不適切な部分がある。 自転車はペダルを漕いで運行するものであるため、膝が動き、雨合羽はこの膝の動きを妨げるものであり、自転車のスムースな走行が妨げられるという問題を有している。 また、スカートを着用しての自転車走行においては,女性はこのスカートが濡れるのを非常に嫌うが、これに対処可能な適切な手段が見当たらないのが現状である。 本案は以上に鑑み、スカート専用のレインカバーであるとともに、スムースな自転車走行を可能とする、新規かつ有用なる用具を提供することを目的として発案されたものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。 すなわち、本案の第一は、撥水性布体にて所定巾円弧状のカバー本体を設け、該カバー本体の表側上部適所に面ファスナーを設け、カバー本体の裏面上部適所に面ファスナーを設けたことを特徴とする自転車用スカートレインカバーである。 本案の第二は、カバー本体の端面を重ね合わせたときに,非重ね合わせ部が発生するように、端面角度を選定してなる自転車用スカートレインカバーである。 【考案の効果】 【0005】 本案によれば、撥水性布体にて使用者の腰回りをすっぽりと覆うため、スカートを雨から保護することができ、また、面ファスナーでの係着のため、その着脱も容易である。 また、カバー本体の端面角度は、重ね合わせたときに、その下方に非重ね合わせ部が発生するように選定されているので、自転車走行時の膝の動きに支障が無く、楽に走ることができる。不使用時にはコンパクトに折り畳んで収納することができる。 【図面の簡単な説明】 【0006】 【図1】本考案の表面図(展開時) 【図2】本考案の裏面図(展開時) 【図3】本考案の装着状態説明図 【図4】本考案の使用状態説明図 【考案を実施するための形態】 【0007】 以下、本考案の実施形態について説明する。 図において、1はカバー本体で撥水性および非通水性布体にて所定巾の円弧状に形成したものである。 2は補強部で、所定巾に布体を縫合添設した部分である。3は表側面ファスナーで、補強部の左端近傍に縫着される。4は裏側面ファスナーで、カバー本体裏面の左端近傍の補強部に縫着される。なお、この裏側面ファスナーは表側面ファスナーに比べて短く形成される。使用時にはその面ファスナーを相互に係着して用いる。 カバー本体の端面角度は、この端面を重ね合わせたときに、その重ね合わせ部下方に、非重ね合わせ部が発生するように選定される。 【0008】 本案の使用に際しては、使用者の腰回りに本品の上部をあてがい、互いの面ファスナー係着にて人体に保持される。この状態において、図3にて示されるように、カバー本体前部の下方は重なっておらず、膝の動きを妨げることはない。また、カバー本体の後部は腰をすっぽりと覆い、従って、スカート全体を覆うこととなって腰からサドルまでは濡れないようにカバーされ、サドルから下は自由に足が動かせて走行操作を楽に行うことができる。本品の不使用時は、コンパクトに折り畳んで収納することができる。 【0009】 以上、本案について記したが、本案は自転車走行時に使用者のスカートを雨から保護するものである。従来は既述のように、走行車の体全体を覆う雨合羽しかなく、膝部分に余裕がなく,ペダルを漕ぐ膝の動きが抑制されるものであった。 しかし、本案では腰回りへの装着という簡易性を有し、また、着用時の前部下方は非重なり部分を有して、ペダルを漕ぐときの膝の動きに支障が無く、楽に走行することができるのである。この非重なり部分は、前面長の中心からやや下方に位置するのが望ましく、これが中心より上方になると、前開き部分のために膝の露出部分が増えて雨に濡れることとなり、逆に下方過ぎるとこんどは膝の動きに支障が出ることとなるために、上述の位置としたものである。 なお、表側面ファスナーは長く、裏側面ファスナーを短く設けたので、使用者のウエストサイズに適合させることができる。 また、既例においては面ファスナー係着としたが、これに代えてスナップ止めとしてもよい。カバー本体表面を着色とし裏面を白色とすれば、着用時に区別が付きやすい 以上のごとく、本案によってスカートへの雨滴付着の恐れのない有用なる物品を得ることができる。 【符号の説明】 【0010】 1 カバー本体 2 補強部 3 表側面ファスナー 4 裏側面ファスナー |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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最近、天気の激変で突発的な雨降りが多く、自転車に乗って雨に撃たれるのが目立つようになりました。 初めの発想は、自転車通学の女子高校生でした。毎日通う生徒が雨の日、傘を差しながら帰宅中スカートがびしょ濡れになっていました。何とかならないかと思って・・・ 動く自転車に乗る事は、安全性を第一に考えなければならないと思い、走行時ペダルを漕いで走行するので足、膝の動きに支障なく楽に走行できる事。転倒時の際、足が瞬時に地に着くことが出来る事で確信して発想しました。 女性の嫌う要因は、雨でスカートが濡れる事です。それは、生地の変色、濡れた後のシワシワ(千本折スカート)、手入れの手間暇がかかる(洗濯・乾燥・プレス)、クリーニング等で生地の傷みが早まる。特に、高校生の千本折スカートは大変です。 自転車に乗る女性に、より便利で使いやすく必要性があるアイテムとして必需品になると確信できた。 商品は、撥水性の生地を使用し、腰回りからすっぽりと覆うため雨からスカートを保護します。マジックテープで止めますので着脱も簡単に出来ます。 不使用時は、コンパクトに折畳み収納出来る。(ポーチ等) 周りの方の声 撮影した時、何人かのお母さんが居まして「エ〜 こんなスカートあると雨降った時いいわね」と言ってくれました。 又、「今まで、無かったのかしら。気にもしていなかったわ・‥便利そうでいいわね!」 写真モデルの本人からペダルを漕いでも普段と変わらないとの事です。 違和感ないとの事(少し長めのサンプル)。 |
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