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飲食・調理
 
【考案の名称】哺乳瓶補助リング
【実用新案権者】
【識別番号】505343491
【氏名又は名称】小川 貴久子
【住所又は居所】神奈川県相模原市豊町15−30
【考案者】
【氏名】小川 貴久子
【住所又は居所】神奈川県相模原市豊町15−30
【要約】
【課題】
乳幼児の転倒時にミルクの吹きコボレの防止、乳幼児が哺乳瓶を持ち、一人でも授乳可能であって、新生児を含む乳幼児に授乳する際に哺乳瓶に簡単に装着できる哺乳瓶用補助リング。
【解決手段】
大小2種のリング1、2とそれを連結する連結バンド3から構成され、大リング1が乳幼児の把持するための把持リングであり、小リング2が哺乳瓶6の外側を緊密に保持する支持リングであって、連結バンドにより両リングが脱離不能とされおり、更に連結バンド内にラベルを内蔵させて紛失防止する。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
大小2種のリングと両リングを連結する連結バンドから構成され、大リングが乳幼児の把持するための把持リングであり、小リングが哺乳瓶の外側を緊密に保持する支持リングであって、連結バンドにより両リングが脱離不能とされていることを特徴とする、哺乳瓶用補助リング。
【請求項2】
連結バンドが、名札ラベルを出入自在に内蔵できる透明又は半透明な上下2枚のプラスチックシートで構成されることを特徴とする請求項1記載の哺乳瓶用補助リング。
【請求項3】
小リングである支持リングの内側が細かい凹凸等で構成された粗面であることを特徴とする、請求項1又は2記載の哺乳瓶用補助リング。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
本考案は、新生児を含む乳幼児に授乳する際に哺乳瓶に簡単に装着できる哺乳瓶用補助リングに関する。
【背景技術】
人間は母親の胎内にいる時から、手は何かを握っている状態で育っている。この習性から新生児は授乳する際に必ず何かを握っているようである。
哺乳瓶にも掴める箇所があれば新生児は安心して保持し授乳できるようになる。
このために、新生児が授乳の際に掴む哺乳瓶に、何らかの掴み所を設けることが知られている。
例えば、市販されている哺乳瓶用補助具では、哺乳瓶に対して平行に取付けられていて、乳幼児が転倒時や飲用時に吹き出し易く不衛生であるため、補助具を哺乳瓶に対して垂直に装着できる輪型ハンドルとすることで、危険もなく簡単に脱着可能にした(特許文献1)。
更に、乳幼児が把持できる把手付きの環状リングを哺乳瓶に組み込んだ補助具が(特許文献2)、また、哺乳瓶の中央部分に把持用の貫通孔を設けたものが(特許文献3)、夫々知られているが、乳幼児用の把手としても十分なものではない。
哺乳瓶の転倒の防止や載置状態の安定化、乳幼児に飲ませたミルク量の計測の助けに、哺乳瓶に嵌め込める複数の保護リング(特許文献4)が知られているが、このものは乳幼児が掴めるものとは程遠い。
また、哺乳瓶の転倒によるミルクが乳首から浸出防止のために、哺乳瓶の下部に鍔状物をはめ込んだ哺乳瓶が知られている(特許文献5)。
【特許文献1】
実用新案登録第3103107号
【特許文献2】
特開平08−229104号公報
【特許文献3】
実開昭63−100044号公報
【特許文献4】
実開平04−136231号公報
【特許文献5】
実開昭60−002535号公報
【考案の開示】
【考案が解決しようとする課題】
一般的な哺乳瓶では新生児や乳幼児が握る箇所がないことがそれら乳幼児を不安にする1つの要因ともなっている。
また、上記のように市販されている哺乳瓶用補助具は哺乳瓶に対して平行で持手も縦型のため、乳幼児が一定の年齢に達しないと使用できない問題がある。
調乳時に直接哺乳瓶に触れることなく、安全、衛生的であることが必要な要件である。
また、使用後に、哺乳瓶から補助具を外しても紛失の恐れのない。
更に、授乳に多大の時間と最新の注意とが必要であって、母親の時間、精神両面の負担が大きいのが問題である。
【課題を解決するための手段】
本考案者等は上記課題について種々検討した結果、従来の補助具とは異なり、乳幼児の体型を考慮して哺乳瓶を環状型とし、紛失防止のために連結バンド内にラベルを内蔵させることにより、(イ)手元に引付け易く、乳幼児の転倒時にもミルクの吹きコボレが防止でき、(ロ)容易に着脱可能であり、市販の哺乳瓶に装着するだけで、乳幼児が哺乳瓶を持ち、一人でも授乳可能とすることを見出し、本考案を完成するに至った。
即ち、本考案は;
(1)大小2種のリングと両リングを連結する連結バンドから構成され、大リングが乳幼児の把持するための把持リングであり、小リングが哺乳瓶の外側を緊密に保持する支持リングであって、連結バンドにより両リングが脱離不能とされている、哺乳瓶用補助リングを提供する。また、
(2)連結バンドが、名札ラベルを出入自在に内蔵できる透明又は半透明な上下2枚のプラスチックシートで構成される点にも特徴を有する。また、
(3)連結バンドの構造が、上記両リングを抱えた上下2枚のシートの一方端がヒンジ機構により上下に開閉可能であり、他端が互いに凹部、凸部の構成により嵌合可能であって、名札ラベルを内蔵できる点にも特徴を有する。また、
(4)小リングである支持リングの内面が細かい凹凸等で構成された粗面である点にも特徴を有する。また、
(5)補助リングが、乳幼児の把持等により容易に破損しない程度の強度又は剛性を持ち、且つ簡単に洗浄できて清潔感を保てるプラスチック材である点にも特徴を有する。
【考案の効果】
本考案の補助具は、(i)簡単に装着できるため、既存の哺乳瓶が継続して使用可能である。
(ii)乳幼児が一定の月齢に達した際に、一人で飲めるようになるので、母親の精神的負担も軽減できる。
(iii)補助具を構成する大リングを透明又は半透明にし、連結バンドに内蔵させる名札ラベルを挿入可能とすることで紛失防止にもなる。
(iv)また、哺乳瓶に垂直に被せる環状型の補助具を透明又は半透明にし、名札が何処からも見えるようにする。
【考案を実施するための最良の形態】
以下、本考案を詳細に説明する。
図1は、本考案の哺乳瓶用補助具の外観を説明する斜視図である。
図2は、図1のA−A’断面図である。
図3は、(イ)は名札等のラベル装着図である。(ロ)はその横断面図である。
図4は、補助具付き哺乳瓶を床面に倒してもミルクがこぼれ出ない状態を示す状態図である。
図5は、本考案の哺乳瓶用補助具を乳幼児に飲ませた状態図である。
本考案の哺乳瓶用補助具は、基本的には、図1に示すように、基本的に、大小2種の補助リング1、2と両リングを連結する連結バンド3から構成され、大リング1が乳幼児の把持するための把持リングであり、小リング2が哺乳瓶の外側を緊密に保持する支持リングであって、連結バンド3により両リングが脱離不能とされている構造を有している。
この場合に、連結バンド3は、名札ラベル4を出入自在に内蔵できるために、透明又は半透明な上下2枚のプラスチックシート、例えばゴム補強ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の或る程度の強度を持つもので構成させることが望ましい。
特に、該連結バンドは、その構造が、上記両リング1、2を抱えた上下2枚のプラスチックシートの一方端がヒンジ機構により上下に開閉可能であり、他端が互いに凹部、凸部の構成により嵌合可能であって、名札ラベル4を内蔵できるようにすることが必要である。
更に、小リング2である支持リングの内面が細かい凹凸等で構成された粗面とすることにより、哺乳瓶との緊密性をより保つことができる。
また、補助リングが、乳幼児の把持等により容易に破損しない程度の強度又は剛性を持ち、且つ簡単に洗浄できて清潔感を保てるプラスチック材、例えばゴム補強ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂等が望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の哺乳瓶用補助具の外観を説明する斜視図である。
【図2】 図1のA−A’断面図である。
【図3】 (イ)は名札等のラベル装着図である。(ロ)はその横断面図である。
【図4】 補助具付き哺乳瓶を床面に倒しても乳がこぼれ出ない状態を示す状態図である。
【図5】 本考案の哺乳瓶用補助具を乳幼児に飲ませた状態図である。
【符号の説明】
1 把持リング
2 支持リング
3、3’ 連結バンド
4 名札ラベル
5 凸部
5’ 凹部
6 哺乳瓶
7 乳幼児の腕
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5
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