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【考案の名称】凹部を有した食パンの焼き上げ工法 【実用新案権者】 【識別番号】523393634 【氏名又は名称】竹丸 寛治 【住所又は居所】広島県三原市中之町7丁目2-14番 【考案者】 【氏名】竹丸 寛治 【住所又は居所】広島県三原市中之町7丁目2-14番 【要約】 (修正有) 【課題】盛り付けが簡単で、サイズに適した形状・大きさは食べこぼしが少なく成り衛生的な、凹部を有した食パンの焼き上げ器を提供する。 【解決手段】外側のケース1内に内部のケース4を設けて、ケース間に食パン材を入れて焼き上げ、冷却後に分割式の内部ケースの分割部を包丁等で切断し、ケースを取り出せば凹型の成形パンが出来上がる。 【選択図】図1 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 外側のケース内に内部のケースを設けて、ケース間に食パン材を入れて焼き上げ、冷却後に分割式の内部ケースの分割部に、包丁等を挿入・切断する事で、焼き上げられた凹部を有した食パン。 【請求項2】 「請求項1」の食パンの凹部の深さは、内部ケースの分割部の寸法で決定される。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 【技術背景】 【0002】 既存の食パンは長四角形等の形状で最終焼き上げし、其のまま販売するか、薄く切断して販売されている。 食事においては、色々な食材をセットされたもの、又は持ち帰り後に好みの食材をセットする。 食事前に具材(野菜・ハム他)を上下に挟んで、食事提供されているのが現状である。 盛り付け時・食事時は、具材がこぼれない様に注意が必要で、小さい子供達には苦難である。 こぼれ難い形状・楽しい形状等が出来たら年配者から子供達迄楽しく・衛生的な食事が出来る。 本案件は、以上を勘案し、衛生的で楽しい食事を提供出来ればとの思いから考案した。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0003】 【特許文献】 【0004】 【非特許文献】 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0005】 形状を凹型にすれば、盛り付けが簡単で、食事時はこぼれが激減し衛生的である。 【問題を解決する為の手段】 【0006】 本案は、最終焼き上げ時に、中空型のケースを入れ外側にパン材を取り巻いて焼き上げ、焼き上げ冷却後、解体し、中空ケースを取り出すと凹部の形状が可能となる。 【考案の効果】 【0007】 凹式なので、盛り付けが楽で、食べこぼれ等が激減され衛生的である。 【図面の簡単な説明】 【0008】 【図1】 現状での最終焼き上げ状況である。 【図2】 本案で展開した焼き上げ状態である。 【図3】 盛り付け後の状態 「現状タイプ」と「改善後」 【図4】 焼き入れ時のケースのセット状況である。 【考案を実施する為の形態】 【0009】 最終焼き上げ前に、先ず、器(耐熱性)の表面にパン材を均一にコーティングし、 次に、食パンの外面を形どる様に、型又は、仕切り材等でパンの外側の形をつくる。 専用の焼き上げ設備(家庭ではレンジが一般的)に入れて、焼き上げる。 焼き上げが完了したら、パンを設備より取り出して、温度が低下したら、外側のパンの外壁を取り外す。(又は、反転して、パンを取り出す。) 【実施例】 【0010】 次に、中空式の合わせ面に沿ってパンを切断し、パンの中の中空の器を取り出せば、凹型の食パンが二つ焼き上げた状態となる・ 【0011】 此れからの工程は今までの作業に準じる。 食パン材(器式)の中に、野菜・ハム・卵 etcを盛り付けすれば完了である。 【0012】 焼き上げた食パンは上下で二つ焼き上げられるので、一つは盛り付けとし、 二つ目の上のパンはカバーとしての機能を持たせても良い。 カバー部は、持ち運び時、食事時の零れ防止となり、衛生的的と成る。 【符号の説明】 【0013】 1 パン・ケース 最終食パン焼き前に材料を入れる外側のケース。 2 食パン材 焼き入れ前の食パン材「ケース内に詰める」 3 焼き上げ後の食パン 通常の食パン及び応用型のパン 4 中筒ケース 凹部を設ける為のケース 5 包丁・カッター挿入部 焼き上げ後の切断部に包丁を入れる部分 6 盛り付け後の状態 焼き上げ後「野菜・サラダ・ウィンナー・ハム・ソース etc」 7 食パン「凹型形状品」 焼き上がり、切断後 8 クリップ 中空ケースをクランプする。 9 中空棒 異形のパン製造時の中空の棒 |
【図1】 |
【図2】 |
【図3】 |
【図4】 |
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