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家庭用品U
 
【考案の名称】ジョイント容器
【実用新案権者】
【識別番号】717003404
【氏名又は名称】高橋 京子
【考案者】
【氏名】高橋 京子
【要約】 (修正有)
【課題】防水性があり、強度があり、抗菌性もある軽い素材で簡単に製作出来る容器を提供する。
【解決手段】容器1は、周囲に連結部が形成された平面視四角形のジョイントマットが筒状に曲げられ、四角形の対向する辺に形成された連結部が互いに連結されて立体的な花瓶又は鉢に形成されている。筒状の側面には、一部切り欠け5が設けられている。筒状の側面には、連結部が脚として配置されている。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
周囲の連結部が形成された平面視四角形のジョイントマットが筒状に曲げられ、前記四角形の対向する辺に形成された前記連結部が互いに連結されて立体的な花瓶または鉢に形成されている容器。
【請求項2】
前記筒状の側面には、一部切り欠きが設けられている請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記筒状の側面の底辺には、前記連結部が脚として配置されている請求項1または請求項2に記載の容器。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、ジョイントマットで形成された立体的な容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
床にジョイントマットとして使用した場合は、防寒性・抗菌性・防水性があり軽く丈夫である為、容器でも同じ事が言える、防水性・抗菌性が可能になり使用できる。
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
段ボール(厚紙)で筒状花瓶の作製を試みたが、問題点として防水に対しては弱く形も変形しやすい欠点がある。本考案は、防水性があり、強度があり、抗菌性もある軽い素材で簡単に製作出来る容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本考案に係る容器は、周囲に連結部が形成された平面視四角形のジョイントマットが筒状に曲げられ、前記四角形の対向する辺に形成された前記連結部が互いに連結されて立体的な花瓶又は鉢に形成されている容器です。前記筒状の側面には、一部切り欠けが設けられている容器です。前記筒状の側面には、前記連結部が脚として配置されている容器です。
【考案の効果】
【0005】
ジョイントマットは、EVA樹脂素材で形成されているので、その素材で製作した容器はポリエチレンより柔らかく軽量で弾力性、耐久性、防水性もあり有害物や塩素を含まない。またカッターナイフで簡単に製作できるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】ジョイントマット本体
【図2】ジョイントマットを円筒状に丸めた一例を示す。
【図3】本ジョイント容器の一部切欠側面図である。
【図4】容器を花瓶として使用した一例を示す。
【図5】容器を文房具など入れ物に使用した一例を示す。
【図6】容器を植木鉢に使用した一例を示す。
【図7】容器を傘立てに使用した一例を示す。
【図8】ブーツ立てとした一例を示す。
【図9】ペットのおもちゃ(トンネル)に使用した一例を示す。
【考案を実施するための形態】
【0007】
図1のジョイントマット2は、EVA樹脂素材で床材として使用されています。周囲には、連結部3が形成されている。このジョイントマット2を円筒状に丸めて左右の連結部3を互いにかみ合わせて、外れないように接着剤で固定しそして上端部分の連結部3を切り取ったものが図2に示すものである。別なジョイントマット2から底に相当する底部分4を円形に切り取り、底部4を前記円筒内の底に取り付け接着剤で外れないように固定する。図3はジョイントマットの側面に一部切り欠け5を設けたものである。
【実施例】
【0008】
図7は傘立てに使用し、底部分に少し深めの植木鉢皿を設けて水漏れを防ぐ。
【0009】
図8はブーツ立てに使用し、この場合はジョイントマットを円筒状に丸めて左右の連結部を互いにかみ合わせて、外れないように接着剤で固定した円筒体6を2本用意する。また切り取った連結部を互いに合わせて接着剤で固定し帯状にした取っ手7を円筒状に丸めた2本の円筒体6に接着剤で固定する。
【0010】
図9は図8の円筒体6をペットのおもちゃ(トンネル)に使用し、ジョイントマットを2枚を互いの連結部をかみ合わせ接着剤で固定し、また円筒状に丸め互いの連結部を接着剤で固定する。
【符号の説明】
【0011】
1 ジョイント容器
2 ジョイントマット本体
3 連結部
4 底部分
5 切欠き部
6 円筒体
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5 
【図6】
図6 
【図7】
図7 
【図8】
図8 
【図9】
図9 
試作写真1 
試作写真2 
試作写真3 
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