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| 【考案の名称】宅配ボックス 【実用新案権者】 【識別番号】525291727 【氏名又は名称】白石 芳章 【住所又は居所】東京都足立区梅島2-19-11 【代理人】 【識別番号】110002516 【氏名又は名称】弁理士法人白坂 【考案者】 【氏名】白石 芳章 【住所又は居所】東京都足立区梅島2-19-11 【要約】 (修正有) 【課題】軽量で安価であり、かつ防犯性に優れる宅配ボックスを提供する。 【解決手段】宅配ボックス1は、網状の素材から形成され開口部11を備える直方体形状の本体部10と、本体部の内部に挿入され、配達物を収容するための袋状の収容部20と、本体部の形状を維持して収容部を保護する保護部30と、収容部を閉鎖する閉鎖部40と、閉鎖部を施錠する施錠部50と、を備え、保護部は、本体部の辺に沿って設けられるワイヤー部材31であり、本体部に接続される。 【選択図】図1 ![]() 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 網状の素材から形成され開口部を備える直方体形状の本体部と、 前記本体部の内部に挿入され、配達物を収容するための袋状の収容部と、 前記本体部の形状を維持して収容部を保護する保護部と、 前記収容部を閉鎖する閉鎖部と、 前記閉鎖部を施錠する施錠部と、を備える ことを特徴とする宅配ボックス。 【請求項2】 前記保護部は、前記本体部の辺に沿って設けられるワイヤー部材である請求項1に記載の宅配ボックス。 【請求項3】 前記保護部は、前記本体部に接続されるとともに、前記本体部を収納するための収納ケースである請求項1に記載の宅配ボックス。 【請求項4】 前記閉鎖部には、前記収容部の開口部を絞る紐状部材と、前記紐状部材の両端を結合するための連結部材とを含む、請求項1に記載の宅配ボックス。 【請求項5】 前記本体部に鎖部が備えられる、請求項1に記載の宅配ボックス。 【請求項6】 前記施錠部の使用方法を記載したタグが備えられる、請求項1に記載の宅配ボックス。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本開示は、配達物を収容するための宅配ボックスに関し、特に軽量で安価な宅配ボックスに関する。 【背景技術】 【0002】 通常、配達物を収容する宅配ボックスは、その施錠部材として南京錠式のもの、ダイヤル錠式のもの、電子錠を用いるものなどが使われており、配達人はそれらの錠を開錠して配達物を入れ施錠し、受取人はその錠を開錠して配達物を取り出すのが一般的である。 【0003】 しかし、前出の宅配ボックスの場合、配達人及び受取人の双方が施錠部材を開錠/施錠動作を行わなければならず、鍵の紛失や暗証番号の漏洩などにより、安全に荷物の配達及び受け取りができないという課題があった。また、前出の宅配ボックスの場合、宅配ボックスが単体で家屋の外に配置されており、宅配ボックス自体が盗難に遭うおそれがある。 【0004】 そこで、配達時及び集荷時に受取人のみならず宅配人も、宅配ボックス本体での番号キー操作や端末上での暗証番号の入力を行うことなく、開錠/施錠動作を行うことができる宅配ボックスが開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示の宅配ボックスは、ボックス本体と、その開口部を開閉するボックス開閉部と、ボックス本体に対してボックス開閉部を開錠/施錠することができる電子錠部を備える。制御部は、近距離無線通信部により近距離内に位置する端末に対して、公開鍵Aで暗号化した認証要求を発出し、公開鍵Bで暗号化された認証応答を当該端末から受信したとき、秘密鍵BNで当該認証応答を復号し、この復号結果が所定の条件に合致したとき、当該端末からの開錠/施錠指示を許可し、当該端末から公開鍵Bで暗号化された開錠/施錠指示を受けて秘密鍵Bで復号し、電子錠部を開錠/施錠する。 【0005】 しかし、特許文献1に開示の宅配ボックスは金属製であり、購入及び設置するには数十万円の費用がかかり高価である。このため、一般家庭にはあまり普及していない。また、金属製であるため重量が重く持ち運びが困難であるという不都合がある。 【先行技術文献】 【特許文献】 【0006】 【特許文献1】 特開2023−55574号公報 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0007】 そこで、本開示は、軽量で安価であり、かつ防犯性に優れる宅配ボックスを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 従って、第1の態様に係る宅配ボックスは、網状の素材から形成され開口部を備える直方体形状の本体部と、本体部の内部に挿入され、配達物を収容するための袋状の収容部と、本体部の形状を維持して収容部を保護する保護部と、収容部を閉鎖する閉鎖部と、閉鎖部を施錠する施錠部と、を備える。 【0009】 第2の態様は、第1の態様に係る宅配ボックスにおいて、保護部は、本体部の辺に沿って設けられるワイヤー部材であることとしてもよい。 【0010】 第3の態様は、第1の態様に係る宅配ボックスにおいて、保護部は、本体部に接続されるとともに、本体部を収納するための収納ケースであることとしてもよい。 【0011】 第4の態様は、第1の態様に係る宅配ボックスにおいて、閉鎖部は、収容部の開口部を絞る紐状部材と、紐状部材の両端を結合するための連結部材とを含むこととしてもよい。 【0012】 第5の態様は、第1の態様に係る宅配ボックスにおいて、本体部に鎖部が備えられることとしてもよい。 【0013】 第6の態様は、第1の態様に係る宅配ボックスにおいて、施錠部の使用方法を記載したタグが備えられることとしてもよい。 【考案の効果】 【0014】 本開示によれば、軽量で安価であり、かつ防犯性に優れる宅配ボックスを提供することができる。 【図面の簡単な説明】 【0015】 【図1】本実施形態に係る宅配ボックスの斜視図である。 【図2】本実施形態に係る宅配ボックスの収容部を抜き出して示す図である。 【図3】本実施形態に係る宅配ボックスの施錠部を示す図である。 【図4】本実施形態に係る宅配ボックスの使用例を示す図である。 【図5】本実施形態に係る宅配ボックスの他の使用例を示す図である。 【考案を実施するための形態】 【0016】 (本実施形態に係る宅配ボックス1の構成について) 図1は本実施形態に係る宅配ボックス1の斜視図であり、宅配ボックス1は、本体部10と、本体部10の中に収容される収容部20と、本体部10の形状を維持して収容部20を保護する保護部30、収容部20を閉鎖する閉鎖部40、閉鎖部40を施錠する施錠部50及び本体部10を家屋に連結固定する鎖部60を備える。宅配ボックス1の全長は、本体部10の背面から鎖部60の家屋に連結固定されている部分まで、およそ100cm〜200cmである。 【0017】 本体部10は、網状の素材から形成され、開口部11を備える。開口部11の位置は特に限定されるものではないが、図1に示すように、例えば側面である。本体部10の全長はおよそ100cmである。本体部10は、網状の素材から形成されることで、従来の金属製の宅配ボックスよりはるかに軽量であり、はるかに安価である。本体部10の重量は、例えば0.5kg〜1kgである。本体部10は直方体形状である。直方体の開口部を有する面を前面とし、それに対向する面が背面、前面と背面とを繋ぐ四面を上面、下面、右側面、左側面とすると、前面及び背面の大きさは、例えば50cm×50cmである。上面、下面、右側面及び左側面の大きさは、例えば50cm×100cmである。前面、背面、上面、下面、右側面及び左側面の全面には網状の素材が張り巡らされており、網の太さは例えば3.0〜5.0mmであり、網目の大きさは、例えば2cm×2cmである。網目の形状は正方形でもよく三角形でもよく長方形でもよい。網の素材は、例えば獣害対策用の頑丈な素材を用いることができ、例えばポリエチレン、ステンレス線入りポリエチレン、金属である。ポリエチレンは耐久性がありながらも軽量かつ柔軟性がある。ステンレス線入りポリエチレンは、ポリエチレンにステンレス線を織り込んだもので、これにより、ポリエチレンネットの柔軟性とステンレス線の強度とを兼ね備えている。金属は、強度が高く、頑丈な作りである。 【0018】 図2は収容部20を宅配ボックス1から取り出した図である。収容部20は、本体部10の内部に挿入され、配達物を収容する。収容部20は袋状であり、不透明で外部から内容物が視認できないようになっている。袋はビニール袋などの公知のものが用いられるが、厚めで破れにくい材質が好適に用いられる。収容部20の材質は例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)である。この収容部20があることにより、配達物の内容が外部から視認されず、また外部から損傷を受ける可能性も低くなる。なお、本実施形態では、収容部20としてビニール袋等を例示しているが、これに限定されるものではなく、布、ゴム製袋、プラスチック製の袋などを収容部20としてもよい。 【0019】 保護部30は、本体部10の形状を維持して収容部20を保護するものである。保護部30は、ワイヤー部材31である。ワイヤー部材31は、本体部10の辺に沿って設けられる。ワイヤー部材31は、ワイヤーロープという素線となる金属束をストランド(子綱)となるワイヤーでねじりよりあわせてつくられる金属製ロープである。ワイヤーロープの素線は、一般に針金と呼ばれる軟鋼線と、ばね鋼のピアノ線の中間くらいの硬さのものが用いられる。 【0020】 閉鎖部40は、収容部20を閉鎖する。閉鎖部40は、収容部20の開口部を絞る紐状部材41と、紐状部材41の両端を結合するための連結部材42とを含む。紐状部材41の端部が連結部材42によって連結されることで、収容部20は完全に閉鎖される。紐状部材41の材質としては、例えばナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニロン、綿、麻などが用いられる。連結部材42は紐状部材41の両端を連結できるものであれば特に限定されず、結束バンドなどが好適に用いられる。 【0021】 施錠部50は、閉鎖部40を施錠する。施錠部50は、図3に示すように、例えば南京錠が用いられるが、これに限定されるものではなく、ダイヤル錠でもよく、電子ロック錠でもよい。収容部20が空の状態では、施錠部50は開錠されているが、鍵を持っている配達員が宅配ボックス1に荷物を配達しに来た場合には、収容部20に配達物を収容するために、施錠部50を開錠して、閉鎖部40を開放する。配達物を収容し終わった場合には、配達員は施錠部50を施錠して、閉鎖部40を閉鎖する。マスターキーを持っている受取人は収容部20に配達された配達物を回収するために、施錠部50を開錠して、閉鎖部40を開放する。 【0022】 鎖部60は本体部10に備えられる。図1及び図2に示すように、鎖部60は一端が本体部10の前面のワイヤー部材31に括り付けられる。鎖部60の長さは例えば100cmである。鎖の素材としては、ステンレス鋼、鉄や真鍮、アルミニウムなどの金属素材が好適に用いられる。 【0023】 図4及び図5は、宅配ボックス1の使用例を示す図である。 【0024】 図4は、宅配ボックス1を集合住宅用に使う場合の例を示す。図4に示すように、本体部10は受取人の部屋の外の廊下に配置されており、鎖部60の他端がドアノブに固定されている。このように鎖部60の他端がドアノブに固定されていることにより、本体部10が他人に持って行かれたり、軽量のため風で飛ばされたりする可能性を低減することができる。 【0025】 図5は、宅配ボックス1を戸建て用に使う場合の例を示す。図5に示すように、家の最前部には門があるため他人が宅配ボックス1を持って行くことはないため、宅配ボックス1には鎖部60が設けられておらず、家の庭に配置されている。図5に示すように、本体部10の上面には施錠部50の使用方法を記載したタグ70が備えられる。タグ70には、施錠部50の開錠方法及び施錠方法が記載されている。配達員はこれを見て施錠部50を開錠して配達物を収容部20に入れ、施錠部50を施錠して帰る。 【0026】 本体部10の横には保護部30に含まれる収納ケース32が隣接して配置されており、受取人は収容部20に入れられた配達物を収納ケース32に移動させ、収納ケース32から配達物を回収して家に持って入る。このように収納ケース32から配達物を回収できることにより、施錠部50を開錠して配達物を取り出す手間を省くことができる。 【0027】 上記実施の形態によれば、網状の素材の本体部10を備えることにより、従来の宅配ボックスに比べてはるかに軽量ではるかに安価な宅配ボックスを提供することができる。 【0028】 上記実施形態では、戸建て用に使う場合には鎖部60を用いない構成としたが、鎖部60を本体部10に固定することとしてもよい。また、マンション用に使う場合には、ドアノブでなく窓に取り付けられている柵に固定することとしてもよい。 【0029】 本開示は上記した本実施形態に係る宅配ボックス1に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の変形例、若しくは応用例により実施可能である。 【0030】 本件考案に係る宅配ボックスは、網状の素材から形成され開口部を備える直方体形状の本体部と、本体部の内部に挿入され、配達物を収容するための袋状の収容部と、本体部の形状を維持して収容部を保護する保護部と、収容部を閉鎖する閉鎖部と、閉鎖部を施錠する施錠部と、を備えることにより、軽量で安価であり、かつ防犯性に優れる。 【符号の説明】 【0031】 1 宅配ボックス 10 本体部 11 開口部 20 収容部 30 保護部 31 ワイヤー状部材 32 収納ケース 40 閉鎖部 41 紐状部材 42 連結部材 50 施錠部 60 鎖部 |
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