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健康・医療
 
【発明の名称】足掛け腰伸ばし器
【出願人】
【識別番号】504272718
【氏名又は名称】斎藤 祐一
【住所又は居所】茨城県日立市十王町伊師3056−2
【出願人】
【識別番号】504272729
【氏名又は名称】斎藤 弘子
【住所又は居所】茨城県日立市十王町伊師3056−2
【発明者】
【氏名】斎藤 祐一
【住所又は居所】茨城県日立市十王町伊師3056−2
【要約】
【課題】
ブランコ状の足掛け板に足を掛け、腰を床より5cm程度浮かせ、自重により腰を伸ばす。腰痛緩和、予防及び腰部の柔軟体操等を行う器具を提供する。
【解決手段】
両サイドフレーム枠の、頂部に取りつけた金具より、吊り下げ紐またはクサリを吊り下げ、足掛け板を金具で連結し、ブランコ状態とした、形態を特徴とする足掛け腰伸ばし器。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両サイドフレーム枠の頂部に、吊り下げ紐またはクサリ等を掛ける為の金具を取り付け、金具より吊り下げた、紐またはクサリに、足掛け板を連結させブランコ状とした形態を特徴とする、足かけ腰伸ばし器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、ブランコ状の足掛け板に足を掛け、腰を床より遊離させ、自重により腰を伸ばし、腰痛緩和予防及び腰部の柔軟体操等を行う足かけ腰伸ばし器に関するもので、両サイドフレーム枠の頂部に、吊り下げ紐またはクサリ等を掛ける金具を取り付け、金具より吊り下げた、紐またはクサリに、足掛け板を連結させブランコ状とした形態を特徴とする、足掛け腰伸ばし器である。
【背景技術】
腰痛には、急性腰痛症、椎間板ヘルニヤ、慢性腰痛症等があり、これらは腰椎に荷重な負担がかかる事や、運動不足による筋力の低下、老化による変形などが原因とされている。その治療法のひとつとして、医院による牽引療法が広く行われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
それには次のような問題点があった。
(イ)医院で治療を受ける為には、時間的制約があり、時間調整が大変である。
(ロ)近くに治療医院がない人も多く、交通手段が大変である。
(ハ)治療を受けたい時に、休診日などにより治療を受けられない時もある。
(ニ)2度、3度の治療では直らず、長期通院をよぎなくされる。
(ホ)腰痛が和らいでも、不安解消の為治療を続ける人も多く、国の保険料の負担が多 くなる。
本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決する為の手段】
本発明は両サイドフレーム枠の頂部に、吊り下げ紐またはクサリ等(5)を掛ける為の金具(4A)を取り付ける。
金具(4A)より吊り下げた、紐またはクサリ等(5)を、金具(4B)に連結させて足掛板(6)をブランコ状とした、形態を特徴とする足掛け腰伸ばし器。
【発明の効果】
(イ)本発明は、家庭や職場、集会所、あらゆる場所で使用できるよう、軽量かつコン パクトなサイズに出来ており、仕事の合間や帰宅後約5〜10分の短時間の使用で 充分な効果が得られる。
(ロ)足掛け板がブランコ状なので、揺動運動等を加えることにより、背筋、腹筋、股 関節などの緊張緩和及び筋力強化になる。
【発明を実施する為の最良の形態】
以下本発明の形態について説明する。
(イ)サイドフレーム(1)の頂部に、吊り下げ紐又はクサリ等(5)を掛ける為の金 具(4A)を取りつける。
(ロ)金具(4A)に、吊り下げ紐(5)を掛けて吊り下げる。
(ハ)足掛け板(6)の、両側に吊り下げ紐(5)を連結する為の金具(4B)を取り つける。
(ニ)金具(4B)に、吊り下げ紐(5)を連結し、足掛け板(6)をブランコ状にす る。
(ホ)足掛け板にクッション材(6A)を取り付け、膝裏の圧迫感を和らげる。
(ヘ)ベースフレーム(2)の両先端に、滑り止めと安全のために、ゴム製とか樹脂製 のパッド(8)と取りつける。
(ヘ)サイドフレーム(1)は、下連結金具(2A)に差し込み、ボルト(7)で固定 し、高さ調整可能とする。
本発明は、以上のような構成により、これを使用する時は、仰向けになり足掛け板(6)に両足を掛け、腰部を床より遊離させ、自重により腰を伸ばす。
またブランコ状を利用して、ストレッチ運動を加えることにより、腸腰筋、大腿屈筋群等が牽引され、筋緊張を緩和しようとするものである。
【実施例1】
図3に示すように、足掛け板に足を掛け約5〜10分静止してぶら下がった状態でいる。
数日間使用し、腰が楽になってきたら、ブランコ状を利用して腰を左右に動かし荷重を加える事により、多くの効果が出る。
【実施例2】
図3の状態で、交互に片足を上に上げたり、また上に上げた片足を右足を左側に、左足を右側に交差させ、腸腰筋を伸ばす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の分解斜視図
【図3】本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 サイドフレーム
2 ベースフレーム
2A 下連結金具
3 連結棒
3A 上連結金具
4A,4B 金具
5 吊り下げ紐
6 足掛け板
6A クッション材
7 ボルト
8 パッド
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
試作写真
発明者からのメッセージ

私は、 23 歳の時にギックリ腰になり、それから、少し無理をするとすぐ腰が痛くなり、仕事の合間の治療が大変でした。テレビで見た治療方法がヒントになり、少しでも楽になりたいと思い作りました。一年位使用した結果、大変腰が楽になり商品化を考えましたが、参考になる製品が無い為、思考錯誤を繰り返しようやくこの形になりました。長年治療を受けていた先生に見ていただき使用して貰い、その結果大変良いと言われ、自信を持って特許出願をしました。まだまだ未完成品だと思いますが、プロの方の手を加える事により付加価値の高い製品になると思います。この器具の特色は、シンプル・軽量・コンパクト・手軽さ等に加え、使い方によって、色 々 な効果が生まれるかと思います。
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