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機械器具
 
【考案の名称】ガードレールを利用した安全帯の取付け具
【実用新案権者】
【識別番号】523393634
【氏名又は名称】竹丸 寛治
【住所又は居所】広島県三原市中之町7丁目2-14番
【考案者】
【氏名】竹丸 寛治
【住所又は居所】広島県三原市中之町7丁目2-14番
【要約】 (修正有)
【課題】簡単に着脱可能で安価な、ガードレールを利用した、安全帯の取付具を提供する。
【解決手段】二つのフレーム2の中央をフレーム取付けボルト4で連結し、フレームが開閉可能な構造とし、ガードレール1の上下にフレーム上下に取付けたガイドローラー3を咬み込ませてガードレールに沿って移動可能にする為に先ず、既設ガードレールの上下に、フレ−ムの両端に取付けられたローラーを咬み合わせてガードレールとローラーを馴染ませて、フレームに付属したガイド・パイプ7に命綱取付け金具6を差込み、下部より、蝶ナットを締め付け、作業者に連結された命綱のフックを掛ける事で、ガードレールへの取付けを可能とした構造を有する安全帯取付け具。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
二つのフレームの中央をフレーム取付けボルトで連結し、フレームが開閉可能な構造とし、ガードレールの上下にフレーム上下に取付けたガイドローラーを咬み込ませてガードレールに沿って移動可能にする為に先ず、既設ガードレールの上下に、フレ−ムの両端に取付けられたローラーを咬み合わせてガードレールとローラーを馴染ませて、フレームに付属したガイド・パイプに命綱取付け金具を差込み、下部より、蝶ナットを締め付け、作業者に連結された命綱のフックを掛ける事で、ガードレールへの取付けを可能とした構造を有する安全帯取付け具。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は草刈り作業等に於ける安全帯の取り付け用具である。
【技術背景】
【0002】
川沿いの斜面の除草時は草刈り作業中は姿勢保持をしないと転倒の恐れが有り敬遠されている。
急斜面での作業は不安定な姿勢保持に加え、足元の確保と作業器具を持っての作業は不安定である。
本取付具を使用した場合、簡単に姿勢保持が可能で、草刈り作業に専念できる。
最悪転倒しても川底迄転げないので軽傷で済む。
本装置の取り付け・取り外しは簡便な為、熟練度を要しないので一般家庭でも利用可能である。
自走式・ラジコン式等は習熟度が必要で、高額投資となり、普及性に限りがある。併せて岩石等が有り効率的で無い。
草刈り作業のみならず、チェンソー作業・斜面の土木作業等々も不安定な姿勢保持である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献】
【0004】
【非特許文献】
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
簡単に着脱が出来ないと、作業性が悪くなるので、安全が取り残される。
取付具は安価な投資で、簡単軽量で迅速性が無いと安全が敬遠される。
上記問題点を解決し、迅速に対応可能に安全確保を図る事が急務である。
【問題を解決する為の手段】
【0006】
本装置はガードレールに簡単に取り付け・取り外しが可能とし、熟練度を要しない。
又、シンプル構造で、低コストで有る為、普及性が有り安全の確保が可能となる。
【考案の効果】
【0007】
構造を簡素化し、取付・取外しに習熟度が無くても利用可能な構造とした。
簡素化の為、低コストになるので、利用性が拡大し、安全確保が拡大される。
従って、作業者の安全が簡単に、且つ、低コストで対応可能で普及性に富む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 取付具の図面である。
【図2】 本装置を着用した草刈り作業全体の状況図である。
【考案を実施する為の形態】
【0009】
既設のガードレールに命綱が移動可能にさす為、ガードレールの形状に合わせた開閉式のフレームを開き、ローラーをガイドレールの上下に沿わせて、ローラーのアームを開く。
ローラーがセットされたら、命綱取付具を、フレームに固定されたガイドピンに差し込み、下部より蝶ナットを締め付ければ取付完了である。
作業終了後は、上記作業の逆工程で進めば取外し完了である。
又、既設ガイドレールの変形・破損の有無を確認し、異常時は手前にストッパーをセットする。
【実施例】
【0010】
先ず、作業範囲に於いて、ガードレールの損傷等の有無を確認する。
不良部が有れば手前で、ストッパーをガードレールに締め付ける。
次に、スタート時点に於いて「ガイドローラー」をセットする。アームを拡げて
ローラーがガードレールに馴染めたら、命綱取付アームを差し込む。
命綱取付アームの下部に蝶ナットを締め付けたら準備完了である。
【0011】
作業場所に移動して命綱をアームと作業者の腰に取付、草刈り作業に入る。
後は通常通りの草刈り作業に着手し、作業を進める。
【0012】
ガードレールの損傷等が有れば、手前で治具は停止し前進出来なくなる。
又、作業中ガードレールの内側に樹木・標識等が有る場合も、進行出来なく成るので、
命綱の架け替えを行う。
万が一、転倒した場合は川底迄転倒しないで、命綱で補助される。
従って、大きな災害には成らないで済む。
【符号の説明】
【0013】
1 既設ガイドレール 一般的に350mm幅のガイドレールを参考。
2 ガイドローラーのフレーム ガイドローラーを取付部分
3 ガイド車輪 ガイドレールに沿って走行する。
4 フレーム取付ボルト フレームを連結し、ガイド車輪の取り付け用
5 ガイド車輪取付ボルト ガイド車輪をガイドレールに固定する。
6 命綱取付金具 命綱を掛けてフレームを一体化する。
7 ガイド・パイプ 命綱取付金具とガイド車輪の開閉を固定化する。
8 蝶ナット ガイド・パイプのセット機能
9 ストッパー 走行停止機能。変形部・障害物の手前に取付け
10 命綱 作業者と取付具を繋いで転倒時の安全確保を図る
11 作業者 草刈り作業及びチェンソー使用等々を想定した。
12 草刈り機 主作業の除草「土木作業・雑木除去作業等も適用」
【図1】
図1
【図2】
図2
試作品写真
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