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【考案の名称】間隙用座金 【実用新案権者】 【識別番号】507144942 【氏名又は名称】小山 幸一 【住所又は居所】北海道滝川市北滝の川16番地1 【考案者】 【氏名】小山 幸一 【住所又は居所】北海道滝川市北滝の川16番地1 【考案の名称】間隙用座金 【要約】(修正有) 【課題】 人が入れない場所、高い所の下側、横側など、足場を掛けなければ出来なかった作業が片側だけで出来、作業が容易になる間隙用座金の提供。 【解決手段】 座金を異形にする事でボルト頭の径の隙間があれば作業が出来る。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 被接合材の隙間に合う、鋼材で作られた適当な大きさの四角または丸形の中ほどからボルトの軸径よりやや大きめの幅の切り込みを入れ、前記切り込みの幅よりやや大きめの直径を有するサドルを切り込み部の中程に設けてなるボルト用座金。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 本考案は、ボルト頭の径の隙間があれば、使用できる座金である。 【背景技術】 現在知られているボルト用座金は丸形、四角形、波形を設けたもの、角度をつけたテイパー座金が知られている、その他特殊な座金としてナットと座金を一体としたもの座金とスプリングワッシャが一体となったものが殆どである。 【考案の開示】 【考案が解決しようとする課題】 手の入らない隙間箇所でのボルト固定金具としては、Tの字型があるが物体の形状によりTの字の丸棒、鉄棒が強度に耐えきれず曲がってしまったり、振動を与えれば隙間から外れたりする事があり不十分である、この問題を解決する座金を提供することが課題である。 【課題を解決するための手段】 本考案は、強度の有る鋼材の四角又は丸型の座金の片側をU字型に切り込みを入れ、切り込みの上に使用するボルトよりやや大きめのサドルを取り付け、座金を外れなくし一度隙間に入って固定したらナットが緩み振動があってもナットが外れるまで外れる事はなく問題点を解決した。 【考案の効果】 ボルトの頭が入れば使用可能になり、裏側からボルトを入れる手間が省け片側一方だけで作業が可能になった。 【考案を実施するための最良の形態】 座金を落とさないようにするため、ボルトの大きさよりやや大きめのサドルを取り付けサドルの片側を固定せずフリーにすることによりボルトの径が多少太くなっても細くなっても利用でき、下面、横面、上面向きにもボルトの頭の径の隙間があれば使用でき、あらゆる場所で安全に作業ができる。 以下添付図面に従って、一実施例を説明する、図1は被接合材に取り付ける形態である、1は適撰素材に切込みを入れて形成された座金本体、2は座金にボルトを落ちなくするためのサドルである、3はボルトで4はボルトの頭で被接合材の形状によりボルトの長さを決めればよい。 座金本体1、サドル2を取り付けた座金を使用することにより、今まで裏側に回りボルトを入れなければならなかった作業が、表側から片側だけで出来るので安全かつ容易にボルト取り付けができ、作業効率が上がり利用価値は大きい。 【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の実施例を示す立体図である。 【図2】切り込みに沿いボルトを起こす過程の立体図である。 【図3】物体を固定するための形態である。 【図4】形状の違う被接合材に固定するための実施の一部切欠断面図である。 【図5】形状の違う被接合材に固定するための実施の一部切欠断面図である。 【図6】形状の違う被接合材に固定するための実施の一部切欠断面図である。 【符号の説明】 1 座金本体 2 サドル 3 ボルト 4 ボルトの頭 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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【図5】 |
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【図6】 |
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