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【考案の名称】刈払機用近接物損傷防止ガード 【実用新案権者】 【識別番号】523482400 【氏名又は名称】岡野 恭志 【住所又は居所】茨城県常総市中妻町4462 【考案者】 【氏名】岡野 恭志 【住所又は居所】茨城県常総市中妻町4462 【要約】 (修正有) 【課題】刈払機本体右側の構造物に刈刃が接触しても、構造物を損傷させず、且つ、安全に作業を行える刈払機用近接物損傷防止ガードを提供する。 【解決手段】刈払機本体1のメインパイプ4に取付け金具3にて近接物損傷防止ガード2を取付け、刈刃5右側と構造物の間に仕切りを設ける事により刈刃5の接触による損傷を防止し、近接物損傷防止ガード2を構造物と雑草の間に差し込み刈刃5の隙間が無くなる事により構造物脇の雑草の刈り残しを無くせるようにした。又、作業中に不意に起こるキックバックによる構造物への損傷も防止できる。 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 刈払機の刈刃右側面にガードを取り付け、刈刃右側に有る構造物(例、ビニールハウスのビニールなど)への損傷を防ぎ、構造物に触れながらでも雑草を刈り取れる為、構造物への損傷と構造物脇の刈り残しを無くせるのが特徴とする刈払機用近接物損傷防止ガード。 【考案の詳細な説明】 【技術分野】 【0001】 本考案は、刈払機の右側に有る構造物への損傷防止するガードに関するものである。 【背景技術】 【0002】 刈払機を使って構造物(ビニールハウス等)付近の草刈りを行う際、構造物に接触してしまうと損傷させてしまう為、構造物に近づけず数センチ間を空け草刈り作業を行うしかなく構造物脇の雑草を刈り残してしまっていた。 【考案の概要】 【考案が解決しようとする課題】 【0003】 刈払機が構造物近くで草刈り作業をする際は、構造物を損傷させないようにする為に構造物脇の雑草を数センチ残して作業を終了しなくてはならない。その為、残った雑草は手作業にて刈取りを行うので時間的、労働的負担である。従って、刈払機の刈刃右側に損傷防止ガードを取り付ける事により、構造物(特にビニールハウス等のビニールなど弱いもの)に接触しても損傷させることなく刈取り作業が可能になり前述の欠点を解決しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本案件は、刈払機の刈刃右側と構造物の間に仕切り(損傷防止ガード)を設け、構造物に接触しても損傷させないようにする事で問題を解決している。 【考案の効果】 【0005】 上述の様に、本案件の刈払機用近接物損傷防止ガードは草刈り作業の際、構造物への接触による損傷を防止し、構造物に触れながらでも草刈り作業が行えるため構造物脇の刈り残しを無くせる。且つ、草刈り作業時に不意に起きるキックバックによる構造物への接触損傷を防止でき為、作業者への労働的負担も軽減でき作業時間も短縮できる。 【図面の簡単な説明】 【0006】 【図1】本案件の刈払機用近接物損傷防止ガードの上面図である。 【図2】刈払機用近接物損傷防止ガードの右側面図である。 【考案を実施するための形態】 【0007】 刈払機本体のメインパイプに近接物損傷防止ガードを取り付ける。その際、刈刃右側に近接物損傷防止ガードが接触しないように3mm位間を空けて設置する。雑草を刈取る際、刈刃と構造物の間に近接物損傷防止ガードが有るので刈刃が直接構造物に触れることが無く構造物の損傷を防げる。又、近接物損傷防止ガードには少し柔軟性が有るので、構造物にガードが触れた際、刈刃とガードの隙間が無くなり刈刃とガードの間の雑草が刈られ構造物脇の雑草の刈り残しが無くなる。 【実施例】 【0008】 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は刈払機本体、2は近接物損傷防止ガードで、これを4のメインパイプに3の取付け金具にて刈払機の右側に来るよう取り付ける。取付ける際、2の近接物損傷防止ガードと5の刈刃右側の間が3mm位開くようにして取付ける。 【0009】 5の刈刃が構造物脇の雑草の刈取り作業をする際、2の近接物損傷防止ガードが構造物と5の刈刃の間に入り構造物に接触しても損傷を防げる。 【0010】 本考案の一実施例は上述の如き構造からなるものであるから、草刈り作業時の近接物への接触による損傷を防げるのは勿論であるが、近接物損傷防止ガード2を構造物と雑草の間に差し込み刈刃5と近接物損傷防止ガード2との隙間を無くすことにより構造物脇の雑草も構造物を損傷させず刈り取れる。又、草刈り作業時に不意に起きるキックバックによる構造物への損傷も防げる。 【符号の説明】 【0011】 1刈払機本体 2近接物損傷防止ガード 3取付け金具 4メインパイプ 5刈刃 |
【図1】 |
【図2】 |
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