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機械器具
 
【考案の名称】水処理装置
【実用新案権者】
【識別番号】315015830
【氏名又は名称】松本 修平
【住所又は居所】山口県下関市武久町2丁目16番16号
【代理人】
【識別番号】100163267
【弁理士】
【氏名又は名称】今中 崇之
【考案者】
【氏名】松本 修平
【住所又は居所】山口県下関市武久町2丁目16番16号
【要約】
【課題】例えば雨水や井戸水等の原水を浄化したり、使用済み浄水を再利用したりできる水処理装置を提供する。
【解決手段】水処理装置10は、オゾンを発生するオゾン発生器32と、被処理水を処理するオゾン処理槽34と、オゾン処理槽34の内部の被処理水とオゾン発生器32が発生したオゾンとが混合されたオゾン混合水を送出するポンプ36と、被処理水中に設置され、ポンプ36によって送出されたオゾン混合水からオゾンのマイクロバブルを発生するマイクロバブル発生器38と、を備える。
【選択図】図1
選択図
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
オゾンを発生するオゾン発生器と、
被処理水を処理するオゾン処理槽と、
前記オゾン処理槽の内部の被処理水と前記オゾン発生器が発生したオゾンとが混合されたオゾン混合水を送出するポンプと、
被処理水中に設置され、前記ポンプによって送出された前記オゾン混合水からオゾンのマイクロバブルを発生するマイクロバブル発生器と、を備えた水処理装置。
【請求項2】
請求項1記載の水処理装置において、
原水を貯留する集水槽を更に備え、
前記原水が、前記ポンプによって、前記オゾン混合水とともに送出される水処理装置。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、水処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、産業用廃水、下水及びし尿等の汚濁物質を含有する排水を処理する排水処理装置及びこれを用いた土壌改良材の製造方法が記載されている。
【0003】
この排水処理装置は、排水流入口を有し排水が貯留される反応槽と、一端に排水吸引口が他端に排水注入口が形成され反応槽と連通する反応槽第1連通部と、反応槽第1連通部に配設され排水を循環させる反応槽第1ポンプと、反応槽第1ポンプの上流側の反応槽第1連通部に接続され系内にオゾンガスを供給する反応槽オゾンガス供給部と、反応槽の上方の所定部に接続され汚濁物質が付着した泡を反応槽の外部に排出する排泡部と、反応槽の所定部に接続された処理水排出部と、反応槽の底部若しくはその側部の所定部に接続された汚泥スラリー排出部と、汚泥スラリー排出部及び排泡部に接続された処理槽と、処理槽に接続された処理槽オゾンガス供給部と、処理槽に接続されスラリー状の汚泥を排出する汚泥排出部と、一端に汚泥吸引口が他端に汚泥注入口が形成され処理槽と連通する処理槽第1連通部と、処理槽第1連通部に配設され汚泥を循環させる処理槽第1ポンプと、を備え、処理槽オゾンガス供給部が、処理槽第1ポンプの上流側の処理槽第1連通部に接続されていることを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】 特許第3883490号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
本考案は、例えば雨水や井戸水等の原水を浄化できる水処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の考案は、オゾンを発生するオゾン発生器と、被処理水を処理するオゾン処理槽と、前記オゾン処理槽の内部の被処理水と前記オゾン発生器が発生した前記オゾンとが混合されたオゾン混合水を送出するポンプと、被処理水中に設置され、前記ポンプによって送出された前記オゾン混合水からオゾンのマイクロバブルを発生するマイクロバブル発生器と、を備えた水処理装置である。
【0007】
請求項2に記載の考案は、請求項1記載の水処理装置において、原水を貯留する集水槽を更に備え、前記被処理水が、前記ポンプによって、前記オゾン混合水とともに送出される。
【考案の効果】
【0008】
本考案によれば、例えば雨水や井戸水等の原水を浄化できる水処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本考案の一実施の形態に係る水処理装置の構成図である。
【考案を実施するための形態】
【0010】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
【0011】
本考案の一実施の形態に係る水処理装置10は、図1に示すように、集水部20及びオゾン処理部30を備え、被処理水をオゾンにて処理して浄化できる。
【0012】
集水部20は、集水槽22及びスクリーン24を有し、原水が集められる。原水は、例えば、雨水や井戸水である。原水は、使用済みの風呂の水であってもよい。
【0013】
集水槽22は、原水を貯留するための槽である。
集水槽22の上部には、原水を導入するための導入管L221及び予め決められた高さ位置に接続され、原水を外部に排出することで内部が溢れることを防止するためのオーバーフロー管L222が接続されている。
【0014】
集水槽22の下部には、吐出管L223及び排水管L224が接続されている。吐出管L223は、貯留した原水をオゾン処理部30に供給するための配管であり、逆止弁V21及び止水弁V22を介して接続されている。
集水槽22の上面には、排気孔222が設けられ、集水槽22の内部の空気は、この排気孔222を通じて排出される。排気孔222の内部には活性炭が充填されている。
【0015】
スクリーン24は、集水槽22の内部に設置され、導入管L221から導入された原水に含まれた大きな夾雑物を除去できる。
【0016】
オゾン処理部30は、オゾン発生器32、オゾン処理槽34、ポンプ36、及びマイクロバブル発生器38を有している。
【0017】
オゾン発生器32は、被処理水を浄化するためのオゾンを発生できる。
【0018】
オゾン処理槽34は、被処理水をオゾンにて処理して浄化するための槽である。
オゾン処理槽34の上部には、予め決められた高さ位置に接続され、被処理水を外部に排出することで内部が溢れることを防止するためのオーバーフロー管L341が接続されている。
オゾン処理槽34の下部には、浄化した被処理水を外部に供給するための供給管L342及び排水用の排水管L343が接続されている。
オゾン処理槽34の上面には、排気孔342が設けられ、オゾン処理槽34の内部のオゾンを主として含む気体は、この排気孔342を通じて排出される。排気孔342の内部には活性炭が充填されている。
【0019】
また、オゾン処理槽34には、内部の被処理水を循環させるための循環管L344が設けられている。循環管L344の一端側は、止水弁V31を介してオゾン処理槽34の下部に接続され、他端側は、止水弁V32を介してオゾン処理槽34の上部へと延びている。また、循環管L344には、オゾン発生器32が、逆止弁V33及び止水弁V34を介して接続されている。
【0020】
ポンプ36は、オゾン発生器32が接続された接続箇所Aよりも下流側にて、集水槽22から延びる吐出管L223及びオゾン処理槽34から延びる循環管L344に接続されている。ポンプ36は、原水又は被処理水とオゾンとが混合されたオゾン混合水を吸込んで、下流側へと送出してオゾン処理槽34に戻すことができる。
【0021】
マイクロバブル発生器38は、オゾン処理槽34の被処理水中に設置され、循環管L344に接続されている。
マイクロバブル発生器38は、ポンプ36によって送出されたオゾン混合水からオゾンのマイクロバブルを発生できる。
【0022】
次に、水処理装置10の動作について説明する。水処理装置10は、以下の工程S1〜S4に従って動作する。ただし、可能な場合には、一部の工程S1〜S4が並行して実施されてもよい。
【0023】
(工程S1)
導入管L221を通って、集水槽22に原水が貯留される。
原水に含まれる夾雑物は、スクリーン24にて除去される。
原水の供給が過多となる場合には、オーバーフロー管L222から外部へと排出される。
【0024】
(工程S2)
集水槽22に原水が溜まると、止水弁V22が開放された後にポンプ36が運転され、内部の原水がオゾン処理槽34に送出される。
オゾン処理槽34への原水の供給が過多となる場合には、オーバーフロー管L341から外部へと排出される。
【0025】
(工程S3)
オゾン処理槽34に被処理水である原水が溜まると、止水弁V22が閉じられ、浄化処理が行われる。
被処理水は、ポンプ36によって循環管L344を通って循環する。その過程において、オゾン発生器32が発生したオゾンが混合され、オゾンを含むオゾン混合水がマイクロバブル発生器38に送られる。その結果、マイクロバブル発生器38からは、マイクロバブル化したオゾンを含むオゾン混合水が放出される。
本工程S3の処理が所定時間行われることにより、被処理水は、マイクロバブル化したオゾンに接触することを繰り返し、徐々に浄化される。
【0026】
(工程S4)
被処理水の浄化が完了すると、ポンプ36の運転が停止され、供給管L342から浄化された被処理水が供給される。
供給管L342は、下流側にて第1の分岐管L351、第2の分岐管L352及び第3の分岐管L353に分岐している。
【0027】
第1の分岐管L351から供給される処理済みの水は、例えば、トイレ用の水や洗濯用の水として供給される。
第2の分岐管L352から供給される処理済みの水は、例えば、浄水器40を通って飲用水として供給される。
第3の分岐管L353から供給される処理済みの水は、例えば、雑用水等として供給される。
【0028】
以上説明したように、本実施の形態に係る水処理装置10によれば、例えば雨水や井戸水等の原水を浄化できる他、使用済み浄水の浄化にも適用できる。
付言すると、水処理装置10は、小型化することも容易であり、災害時の支援として使用済み浄水の再利用が可能である。
【0029】
以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本考案の適用範囲である。
【符号の説明】
【0030】
10 水処理装置
20 集水部
22 集水槽
24 スクリーン
30 オゾン処理部
32 オゾン発生器
34 オゾン処理槽
36 ポンプ
38 マイクロバブル発生器
40 浄水器
222、342 排気孔
L221 導入管
L222 オーバーフロー管
L223 吐出管
L224 排水管
L341 オーバーフロー管
L342 供給管
L343 排水管
L344 循環管
L351 第1の分岐管
L352 第2の分岐管
L353 第3の分岐管
V21、V33 逆止弁
V22、V31、V32、V34 止水弁
【図1】
図1
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