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【発明の名称】フリーサイズ帽子 【出願人】 【識別番号】303029018 【氏名又は名称】福田 政幸 【住所又は居所】兵庫県尼崎市南七松町1丁目16番1−104号 【発明者】 【氏名】福田 政幸 【住所又は居所】兵庫県尼崎市南七松町1丁目16番1−104号 【要約】 【課題】 本発明は、圧迫感なく頭にフィットするようにサイズを調節できる帽子。しかも調節箇所に生地の欠除部分が無く、そこから髪の毛が見えることのない帽子を提供する。 【解決手段】 帽子の上面側部2箇所(3〜4、11〜12)は縫合されているが、帽子の側面後部2箇所(4〜5、12〜13)を縫い合わせず、留め具である7、15を移動することによって自由にサイズを調節できる。9と10、17と18の部分を二重にすることによって帽子の隙間から髪の毛が見えなくなる。また、後部1箇所で調節する場合は帽子の調節箇所に、伸縮によるしわやたるみが発生しやすいが、左右2箇所で調節するため伸縮による歪みが少ない。 【特許請求の範囲】 【請求項1】 帽子の上面側部2箇所(3〜4、11〜12)は縫合されているが、側面後部2箇所(4〜5、12〜13)は縫い合わせず、9の部分の外側に10の部分を重ね、17の部分の外側に18の部分を重ねて、自由に調節できるようにしたフリーサイズ帽子。 【請求項2】 留め具7を8aに、留め具15を16aに結合すれば帽子のサイズが広くなり、7を8bに、15を16bに結合すればサイズが狭くなるフリーサイズ帽子。 【発明の詳細な説明】 【技術分野】 本発明は、頭に合わせてサイズを調節することができるフリーサイズ帽子に関する。 【背景技術】 従来のサイズを調節するフリーサイズの帽子には、後部1箇所で調節するものがあるが調節部分には半円形の生地の欠除部分があり、帽子の内側が見えてしまう。帽子を着用した場合はその部分から髪の毛が見えてしまい、見栄えがよくない。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 ひとつの帽子で自由に頭のサイズに合うように調節でき、帽子の調節部分から髪の毛が見えないように、生地の欠除部分の無いフリーサイズの帽子を提供する。 【課題を解決するための手段】 帽子の上面側部2箇所(3〜4、11〜12)は縫合されているが、側面後部2箇所(4〜5、12〜13)は縫い合わせす、9の部分の外側に10の部分を重ね、17の部分の外側に18の部分を重ねて、自由に調節できるようにした。 留め具7を8aに、留め具15を16aに結合すれば帽子のサイズが広くなり、7を8bに、15を16bに結合すればサイズが狭くなる。 【発明の効果】 従来のフリーサイズの帽子で後部1箇所で調節するものがあるが、調節部分には調節上必要であるための半円形の生地の欠除部分があり、その部分から髪の毛が見えてしまい、見栄えがよいとは思えない。本発明の帽子は調節部分を側面にして、さらに生地を二重にすることによって隙間から髪の毛が見えない。 後部1箇所で調節する場合は帽子の調節箇所に、伸縮によるしわやたるみが発生しやすいが、左右2箇所で調節するため伸縮による歪みが少ない。後方から見ても、ひさしを前にして装着する場合も形が自然である。 【発明を実施するための最良の形態】 以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。 図1は、本発明の斜視図であって、図4は、平面展開図である。帽子の上面側部2箇所(3〜4、11〜12)は縫合されているが、側面後部2箇所(4〜5、12〜13)は縫合せず、9の部分の外側に10の部分を重ね、17の部分の外側に18の部分を重ね、留め具7を8aから8bのいずれかに結合し、留め具15を16aから16bのいずれかに結合することによってサイズの調整が自由にできる。また9と10、17と18の部分は二重になるため、生地を薄くしてもよい。 図2のように留め具7を8bに、15を16bに結合すればサイズが狭くなり。図3のように留め具7を8aに、15を16aに結合すれば帽子のサイズが広くなる、また9と10、17と18の部分の一部にベルクロファスナー(商標名)を付けることにより、二重になった部分を密着することができる。留め具はボタン、スナップ、調節バンド、フック等でもよいことは勿論である。 【図面の簡単な説明】 【図1】フリーサイズ帽子の斜視図である。 【図2】本発明のサイズを縮めたときの側面図である。 【図3】本発明のサイズを広げたときの側面図である。 【図4】フリーサイズ帽子の平面展開図である。 【図5】フリーサイズ帽子の平面図である。 【符号の説明】 1 クラウン部 2 ひさし部 3〜4 縫合線 7、15 留め具 9、17 二重部分の内側 10、18 二重部分の外側 11〜12 縫合線 |
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【図1】 |
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【図2】 |
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【図3】 |
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【図4】 |
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