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繊維・紙
 
【発明の名称】筒状タオル
【出願人】
【識別番号】503112488
【氏名又は名称】岩田 良江
【住所又は居所】愛知県中島郡祖父江町大字祖父江字中沼5
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100097353
【氏名又は名称】渡邊 功二
【発明者】
【氏名】岩田 良江
【住所又は居所】愛知県中島郡祖父江町大字祖父江字中沼5
【要約】
【課題】
洗面、食器洗浄、浴槽清掃等において、衣服の袖口や裾を濡らしたり、周囲の床面を水で濡らすことがなく、また浴室で体を洗い易く、さらに戸外の作業で手等を洗う際に携帯に便利な筒状タオルを提供する。
【解決手段】
筒状タオル10は、タオル生地12とその片面全体に重ね合されて取り付けられた撥水性と柔軟性を有する布製のカバー13とが、カバー13を外側にして中空筒状に丸められてその両側縁14が重ね合わせて固定されたタオル本体11と、タオル本体11の長手方向一端に全周縁において取り付けられて長手方向に外方に配設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンド23と、タオル本体11の他端に取付けられて他端開口の径を調節できると共に所望の開口径に保持できる開口調節手段16とを備えている。筒状タオル10は、腕1に巻装されて固定バンド23にて手首側に固定され、開口調節手段16にて肘側に固定される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合された撥水性と柔軟性を有するカバーとが、該カバーを外側にして丸められて互いに重ね合された両側縁が固定されてなる筒状のタオル本体と、該タオル本体の長手方向一端にて全周縁において取り付けられて長手方向外方に延設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンドと、該タオル本体の他端側に設けられて他端開口の大きさを調節できると共に該開口を所望の大きさに保持できる開口調節手段とを備え、腕又は足の脛に巻装されて前記固定バンドにて手首側又は足首側に固定され、前記開口調節手段にて肘側又は膝側に固定されることを特徴とする筒状タオル。
【請求項2】
前記開口調節手段が、前記タオル本体の他端にてその全周にわたって埋設されていると共に、周方向の1箇所に設けた取出し口から一部が外方に突出している一本のリング状のひも材であり、該ひも材の該取出し口からの突出量を調節することにより前記他端開口の大きさが調節可能にされることを特徴とする前記請求項1に記載の筒状タオル。
【請求項3】
前記ひも材が、1本のゴムひもであることを特徴とする前記請求項2に記載の筒状タオル。
【請求項4】
前記開口調節手段が、さらに他端側にて前記取出し口以外の周方向の位置にて前記ひも材の突出端部が係止可能にされた少なくとも1つの取付突起を設けたことを特徴とする前記請求項2又は3に記載の筒状タオル。
【請求項5】
前記タオル本体の他端から長手方向の所定範囲が、前記タオル生地で被覆されたことを特徴とする前記請求項1から4のいずれか1項に記載の筒状タオル。
【請求項6】
タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合せて取り付けられた撥水性と柔軟性を有するカバーとが、該カバーを外側にして丸められて互いに両側縁が重ね合されてなるタオル本体と、該タオル本体の両側縁を着脱可能に固定して該タオル本体を筒状に保持する固定手段と、該タオル本体の長手方向一端に全周縁において取り付けられて長手方向に外方に延設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンドとを備え、腕又は足の脛に巻装されて前記固定バンドにて手首側又は足首側に固定され、前記固定手段にて該腕又は足の脛に固定されることを特徴とする筒状タオル。
【請求項7】
前記固定手段による前記タオル本体での固定位置が、周方向に変更可能にされたことを特徴とする前記請求項6に記載の筒状タオル。
【請求項8】
前記固定手段が、前記タオル本体の両側縁に取り付けられた面状ファスナであることを特徴とする前記請求項6又は7に記載の筒状タオル。
【請求項9】
タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合された撥水性と柔軟性を有するカバーとが、該タオル生地又はカバーを外側にして丸められて、該タオル生地の重ね合された両側縁が固定されると共に該カバーの重ね合された両側縁が固定されてなる二重筒状のタオル本体と、該タオル本体の長手方向一端に設けられて該一端を伸縮可能にして開口の大きさを可変とする第1締付手段と、前記タオル生地及び/又はカバーの他端側に設けられて該他端を伸縮可能にして開口の大きさを可変とする第2締付手段とを備え、腕又は足の脛に巻装されて前記第1締付手段にて手首側又は足首側に固定され、前記第2締付手段にて肘側又は膝側に固定されることを特徴とする筒状タオル。
【請求項10】
前記タオル生地の他端側にて、該タオル生地に環状のフックを設けたことを特徴とする前記請求項9に記載の筒状タオル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、タオルに係り、特に洗面、食器洗い、浴槽清掃等において使用するのに適した筒状タオルに関する。
【背景技術】
従来のタオルは、周知の長方形の布であり、洗面や食器等の洗浄の際は、洗い場の近くに設けたタオル掛け等に掛けられており、洗面等の後で、タオル掛けから取り外して、ぬれた顔等が拭われるものである。しかし、洗面等においては、衣服の袖口等が濡れ易く、また浴槽清掃等においては飛び散る水や洗剤によって衣服が濡れ易いために、不快感がいつまでも残ることになる。また、濡れたままの手をタオル掛けに移動させる際に、床面が塗れ易くなるという問題もある。特に、不注意な子供や手元が不自由な老人等の場合に、このような不具合が顕著である。さらに、浴室で体を洗う場合には、タオルを手で握ってかつ体を擦るという二つの動作を同時に行う必要があるが、そのために、特に手のとどきにくい背中を洗う際に、擦る力が十分に加えられ難く、したがって十分に洗うことができ難いという問題もある。また、ガーデニング等の戸外での作業において手等を洗う場合に、別途タオルを首に巻いたり、ポケットに保持したりする必要があるため、非常に煩雑であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、洗面、食器類の洗浄、浴槽清掃等において、衣服の袖口や裾を濡らしたり、周囲の床面を水で濡らすことがなく、また、浴室で体を洗い易く、さらに戸外の作業で手等を洗う際に携帯に便利な筒状タオルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の特徴は、タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合された撥水性と柔軟性を有するカバーとが、カバーを外側にして丸められて互いに重ね合された両側縁が固定されてなる筒状のタオル本体と、タオル本体の長手方向一端にて全周縁において取り付けられて長手方向外方に延設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンドと、タオル本体の他端側に取付けられて他端開口の大きさを調節できると共に開口を所望の大きさに保持できる開口調節手段とを備え、腕又は足の脛に巻装されて固定バンドにて手首側又は足首側に固定され、開口調節手段にて肘側又は膝側に固定されることにある。
上記のように構成した本発明の第1の特徴においては、筒状タオルが、腕に通されて、固定バンドにて手首側に固定され、開口調節手段にて肘側に固定されることにより、簡易に腕に取り付けられる。これにより、衣服の袖口から肘にかけての部分が、外面を覆う撥水性のカバー及び固定バンドにより外部から遮断される。そのため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。さらに、洗面等が終了したときは、開口調節手段を緩めることにより、タオル本体の他端側開口が広げられるため、タオル本体をその他端側から手首側にめくり返すことにより、タオル生地を簡単に露出させることができ、露出したタオル生地で、手、顔等を拭くことができる。そのため、濡れた手等を洗い場から離れたタオル掛けに移動させる必要がないので、洗い場の周囲の床面等が、手等からしたたる水で濡らされることもない。
また、浴室等で体を洗う場合には、固定バンドを手首に固定して、タオル本体を手首側にめくり返した状態にすることにより、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がない。そのため、使用者が、体中、特に手のとどき難い背中もタオル生地を押し付けることが可能になり、背中等の洗い難い箇所も十分に擦り付けて洗うことができる。さらに、筒状タオルについては、ガーデニング等の戸外での作業に用いることにより、衣服の汚れを防止できると共に、戸外で手等を洗う場合に、タオル本体をめくり返すことにより、簡単に手等を拭くことができ非常に便利である。また、戸外において、別途タオルを首に巻いたり、ポケットに保持しておく煩雑さがないので便利である。なお、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル本体を足首側にめくることにより、露出したタオル生地で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
また、上記筒状タオルにおいて、開口調節手段が、タオル本体の他端にてその全周にわたって埋設されていると共に、周方向の1箇所に設けた取出し口から一部が外方に突出している一本のリング状のひも材であり、ひも材の取出し口からの突出量を調節することにより他端開口の大きさが調節可能にされてもよい。これにより、腕や足の太さに合わせて、取出し口からのリング状のひも材の取出し長さを調節して、適正な長さのところで縛ったりすることによって固定することができる。これにより、タオル本体の他端側を腕の肘側位置や膝位置に簡単かつ適正に固定させることができる。また、ひも材の固定状態を簡単に解除することができ、タオル本体の他端開口を簡単に緩めることができる。さらに、筒状タオルの使用後に、ひも材の取出し口からの突出部分を、壁に設けたフック等に引っかけて吊るすことができるため、通常の棒状の取付具にタオルを広げて吊るす場合に比べて、狭い場所に多くの筒状タオルを吊るすことができる。
また、上記筒状タオルにおいて、ひも材が、1本のゴムひもであってもよい。このように、ひも材をゴムひもとしたことにより、ひも材による腕の締め付けに余裕を持たせることができ、腕や足に過大な負荷が加えられる不具合が避けられる。
また、上記筒状タオルにおいて、開口調節手段が、さらに他端側にて取出し口以外の周方向の位置にてひも材の突出端部が係止可能にされた少なくとも1つの取付突起を設けたものでもよい。これにより、タオル本体の他端でひも材により開口を調節した後、ひも材の突出端部を取付突起に係止させればよいので、タオル本体の他端側での開口調節手段による腕や足への固定が一層簡単に行われる。また、取付突起を周方向に複数個設けることにより、腕や足の太さに応じて、止める位置を適正に選択することができる。さらに、開口調節手段を緩めるときは、ひも材の突出端部の取付突起への係止を取り外すことにより簡易に行われる。
また、上記筒状タオルにおいて、タオル本体の他端から長手方向の所定範囲が、タオル生地で被覆されたものでもよい。このように、タオル本体の他端側の所定範囲がタオル生地で被われていることにより、開口調整手段を緩める際に、露出したタオル生地で手先を拭うことができるため、タオル本体をめくり返す際に、衣服の濡れを一層確実に防止することができる。
また、本発明の第2の特徴は、タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合せて取り付けられた撥水性と柔軟性を有するカバーとが、カバーを外側にして丸められて互いに両側縁が重ね合されてなるタオル本体と、タオル本体の両側縁を着脱可能に固定してタオル本体を筒状に保持する固定手段と、タオル本体の長手方向一端に全周縁において取り付けられて長手方向に外方に延設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンドとを備え、腕又は足の脛に巻装されて固定バンドにて手首側又は足首側に固定され、固定手段にて腕又は足の脛に固定されることにある。
上記第2の特徴においては、筒状タオルが、固定バンドにて手首側に固定され、タオル本体が腕に被せられてその両側縁を固定手段によって固定することにより、簡易に腕に巻装される。これにより、衣服の袖口から肘にかけての部分が、外面を覆う撥水性のカバー及び固定バンドにより外部から遮断される。そのため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。さらに、洗面等が終了したときは、使用者は、固定手段を取り外すことにより、タオル本体を簡単にめくり返してタオル生地を簡単に露出させることができ、露出したタオル生地で、手、顔等を拭くことができる。そのため、洗い場の周囲の床面が、手からしたたる水で汚されることもない。
また、浴室等で体を洗う場合には、固定バンドを手首に固定して、タオル本体をめくり返した状態にすることにより、露出したタオル生地を手で握る必要がない。そのため、使用者は、体中、特に手のとどき難い背中もタオル生地を押し付けることにより、強く擦りつけて効果的に洗うことができる。さらに、この筒状タオルは、ガーデニング等の屋外の作業において、手等を洗う際に携帯するのに便利である。なお、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル本体を足首側にめくり返すことにより、露出したタオル生地で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
また、この筒状タオルにおいて、固定手段によるタオル本体での固定位置が、周方向に変更可能にされてもよい。これにより、筒状タオルが取り付けられる腕や足の太さに応じて、固定手段によるタオル本体の固定位置が変更されるため、筒状タオルにより腕や足に過大な負荷が加えられる不具合が避けられる。
また、上記筒状タオルにおいて、固定手段が、タオル本体の両側縁に取り付けられた面状ファスナであってもよい。このように、固定手段として面状ファスナが用いられることにより、タオル本体の両側縁の固定が簡単に行われ、また、固定された両側縁の固定解除が非常に簡単に行われる。
また、本発明の第3の特徴は、タオル生地とその片面のほぼ全面に重ね合された撥水性と柔軟性を有するカバーとが、タオル生地又はカバーを外側にして丸められて、タオル生地の重ね合された両側縁が固定されると共に該カバーの重ね合された両側縁が固定されてなる二重筒状のタオル本体と、該タオル本体の長手方向一端に設けられて一端を伸縮可能にして開口の大きさを可変とする第1締付手段と、タオル生地及び/又はカバーの他端側に設けられて他端を伸縮可能にして開口の大きさを可変とする第2締付手段とを備え、腕又は足の脛に巻装されて第1締付手段にて手首側又は足首側に固定され、第2締付手段にて肘側又は膝側に固定されることにある。
上記構成の第3の特徴においては、筒状タオルが、腕に通されて、第1締付手段にて手首側に固定され、第2締付手段にて肘側に固定されることにより、簡易に腕に取り付けられる。これにより、衣服の袖口から肘にかけての部分にタオル生地が露出し、その下の撥水性のカバーによって衣服の袖口から肘にかけての部分が覆われている。そのため、洗面等の際に飛び散る水によっても、カバーで覆われていることにより、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。さらに、洗面等が終了したときは、タオル生地の他端側開口が広げられるため、タオル生地をその他端側から手首側にめくり返すことにより、タオル生地で、手、顔等を拭くことができる。そのため、濡れた手等を洗い場から離れたタオル掛けに移動させる必要がないので、洗い場の周囲の床面等が、手等からしたたる水で濡らされることもない。又、露出したタオル生地で手を拭うこともできる。
また、浴室等で体を洗う場合には、タオル生地を手首側にめくり返した状態にすることにより、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がない。そのため、使用者が、体中、特に手のとどき難い背中もタオル生地を押し付けることが可能になり、背中等の洗い難い箇所も十分に擦り付けて洗うことができる。さらに、筒状タオルについては、ガーデニング等の戸外での作業に用いることにより、衣服の汚れを防止できると共に、戸外で手等を洗う場合に、タオル生地をめくり返すことにより、簡単に手等を拭くことができ非常に便利である。また、戸外において、別途タオルを首に巻いたり、ポケットに保持しておく煩雑さがないので便利である。なお、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル生地を足首側にめくることにより、タオル生地で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
さらに、第3の特徴においては、タオル生地を露出させる代りにカバーを露出させることもできる。これにより、例えば浴槽清掃中にタオル生地を水や洗剤で濡れさせたくない場合等に対応することができる。また、タオル生地を表側にする場合は、タオル生地の他端側を第2締付手段で腕等に締め付けることにより、タオル本体の位置ずれを防止でき、またカバー側を表にして使用する場合に、第2締付手段でカバーの他端を締め付けることにより、タオル本体の位置ずれを防止できる。なお、第2締付手段については、タオル生地あるいはカバーのいずれかの他端に設けることもできるが、タオル生地とカバーの他端にそれぞれ設けることもできる。それにより、タオル生地とカバーを交互に表にして使用する場合に、それぞれを腕等から滑り落ちないようにすることができる。
また、上記筒状タオルにおいて、タオル本体の他端側にて、タオル本体に環状のフックを設けてもよい。これにより、タオル生地をめくり返す際に、フックを摘むことにより簡単にタオル生地をめくり返すことができるので便利である。
【発明の効果】
本発明の第1の特徴によれば、衣服の袖口から肘にかけての部分が、筒状タオルの外面を覆う撥水性のカバー及び固定バンドにより外部から遮断されるため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。さらに、開口調節手段を緩めることにより、タオル本体をその他端側から手首側にめくり返してタオル生地を簡単に露出させることができ、露出したタオル生地で、手、顔等を拭くことができるため、洗い場の周囲の床面を水で濡らすこともない。また、浴室等で体を洗う場合には、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がないため、手のとどき難い背中等にもタオル生地を押し付けることにより、洗い難い箇所も十分に洗うことができる。さらに、この筒状タオルは、ガーデニング等の屋外の作業において、手等を洗う際に携帯するのに便利である。また、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、タオル生地を足首側にめくることにより、浴槽清掃終了時等に、タオル生地で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
また、腕又は足の太さに合わせて、取出し口からのリング状のひも材の取出し長さを調節して、適正な長さに固定できることにより、タオル本体の他端側を腕の肘や足の膝側位置への固定及び固定解除を簡単かつ適正に行うことができる。特に、ひも材をゴムひもとしたことにより、腕や足に過大な負荷が加えられる不具合が避けられる。
また、タオル本体に取付突起を設けたことにより、腕や足の太さに応じて、タオル本体の他端側での開口調節手段による腕や足への固定及び固定解除が一層簡単に行われる。さらに、タオル本体の他端側のカバーが所定範囲で除かれたことにより、タオル本体をめくり返す際に、衣服の濡れを一層確実に防止することができる。
また、第2の特徴によれば、筒状タオルが、固定バンドにて手首側に固定され、固定手段によってタオル本体の両側縁を固定することにより、簡易に腕に巻装され、固定手段を取り外すことにより、タオル本体を簡単にめくり返してタオル生地を簡単に露出させることができる。これにより、第2の特徴においても、上記第1の特徴と同様の効果が得られる。また、筒状タオルが取り付けられる腕の太さに応じて、固定手段によるタオル本体の固定位置が変更されるため、筒状タオルにより腕に過大な負荷が加えられる不具合が避けられる。さらに、固定手段として面状ファスナを用いることにより、タオル本体の両側縁の固定及び固定の解除が簡単に行われる。また、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、濡れた足をぬぐうことができるため、板の間を濡らすこともない。
また、第3の特徴によれば、衣服の袖口から肘にかけての部分が、筒状タオルの内側の撥水性のカバーにより外部から遮断されるため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。さらに、露出したタオル生地で手を拭ったり又タオル生地をその他端側から手首側にめくり返すことにより、手、顔等を拭くことができるため、洗い場の周囲の床面を水で濡らすこともない。また、浴室等で体を洗う場合には、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がないため、手のとどき難い背中等にもタオル生地を押し付けることにより、洗い難い箇所も十分に洗うことができる。さらに、この筒状タオルは、ガーデニング等の屋外の作業において、手等を洗う際に携帯するのに便利である。また、筒状タオルを、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、濡れた足をぬぐうことができるため、板の間を濡らすこともない。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。図1及び図2は、実施例1である筒状タオルを正面図及び断面図により概略的に示したものである。また、図3及び図4は、筒状タオル10を腕1に装着した状態及びタオル本体11をめくり返した状態を説明図により示したものである。
筒状タオル10は、タオル生地12とその片面側のほぼ全体に重ね合されて取り付けられた撥水性と柔軟性を有する布製のカバー13とが、カバー13を外側にして中空筒状に丸められてその両側縁14が重ね合わせて固定されたタオル本体11と、タオル本体11の長手方向一端に全周縁において取り付けられて長手方向に外方に配設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンド23と、タオル本体11の他端に取付けられて他端開口の大きさを調節できると共に開口を所望の大きさに保持できる開口調節手段16とを備えている。筒状タオル10は、腕1に巻装されて固定バンド23にて手首側に固定され、開口調節手段16にて肘側に固定される。なお、長手方向の一端、他端については、図1のそれぞれ左端、右端に対応するものとする。
タオル生地12は、通常のタオルに用いられる生地である。カバー13は、撥水性の繊維で織られた布、撥水処理が施された布、撥水性の不織布、あるいはビニール等の樹脂製シート等、撥水性でかつ柔軟性を有する薄いシートである。タオル本体11は、長方形の通常のタオルであるタオル生地12にカバー13が重ね合されたものであり、その周縁が糸を用いて縫い合されたりあるいは接着剤を用いたりして固定されている。そして、タオル本体11の長手方向他端からの所定範囲内は、タオル生地12が折り返されてカバー13に被せられた被覆部12aになっている。
タオル本体11の他端は、周方向全周において袋状に丸められた収容部17にされており、その1箇所にて外周面に開口した取出し口18が設けられている。収容部17内にはリング状のひも材であるゴムひも19が挿通されており、ゴムひも19の1箇所が突出端部19aとして取出し口18から外部に突出している。被覆部12aにおける収容部17の長手方向内側には、周方向に沿ってかつ互いに離間してボタン状の複数の取付突起21が取り付けられている。この取付突起21には、ゴムひも19の突出端部19aが引っ掛けられて係止されるようになっている。すなわち、これら収容部17、取出し口18、ゴムひも19及び取付突起21により開口調節手段16が構成されている。タオル本体11は、カバー13が外側になるように筒状に丸められて、その対向する両側縁14が重ね合されて、糸で縫い合わされて固定されている。タオル本体11は、筒状で内側に空間部11aを設けているが、柔軟性のあるタオル生地12とカバー13を重ね合わせたものであり、未使用状態では、図1,図2に示すように、重ね合された平坦状態になっており、空間部11aもわずかな隙間状に縮められている。
固定バンド23は、所定幅の環状布であり、撥水性を有する布にゴム線が織り込まれて伸縮可能にされたものである。固定バンド23は、タオル本体11の一端開口にて糸で縫い付けて固定されており、タオル本体11の一端から外方に延びている。なお、固定バンドとしては、撥水製のシートにゴムひもを巻き付けて伸縮可能にする等、種々の形態が可能である。
上記のように構成した実施例1においては、筒状タオル10を腕1に挿通することにより腕1に巻装させ、固定バンド23にて手首2側に固定され、ゴムひも19を引っ張って、突出端部19aを腕1の太さに合わせて適正な取り付け突起23に係止させて肘3側に固定される。これにより、衣服の袖口から肘に至る部分が、外面を覆う撥水性のカバー13及び固定バンド23により外部から遮断される。そのため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘に至る部分が濡れることがない。さらに、洗面等が終了したときは、ゴムひも19を取付突起21から外すことにより、タオル本体11の他端側が緩められて他端開口が広げられるため、タオル本体11をその他端側からめくり返すことにより、タオル生地12を簡単に露出させることができ、露出したタオル生地で、手、顔等を拭くことができる。そのため、濡れた手等を洗い場から離れたタオル掛けに移動させる必要がないので、洗い場の周囲の床面等が、手等からしたたる水で濡らされることもない。
また、腕の太さに合わせて、取出し口18からのリング状のゴムひも19の取出し長さを調節して、その突出端部19aを適正な取付突起21に係止させることにより開口を適正な大きさに絞ることができる。これにより、タオル本体11の他端側を腕1の肘3側位置に簡単かつ適正に固定させることができる。また、開口を緩めるときは、ゴムひも19の突出端部19aを取付突起21から取り外すことにより簡易に行われる。
さらに、ひも材としてゴムひも19を用いることにより、ゴムひも19による腕1の締め付けに余裕を持たせることができ、腕に過大な負荷が加えられる不具合が避けられる。また、タオル本体11において、その他端側がカバー13の除かれた被覆部12aが設けられていることにより、ゴムひも19を取付突起21から外して開口を緩める際に、露出したタオル生地12で手先を拭うことができるため、タオル本体11をめくり返す際に、衣服の濡れを一層確実に防止することができる。さらに、筒状タオル10の使用後に、ゴムひも19の取出し口からの突出部分を、壁に設けたフック等に引っかけて吊るすことができるため、通常の棒状の取付具にタオルを広げて吊るす場合に比べて、狭い場所に多数の筒状タオル10を吊るすことができる。
また、浴室等で体を洗う場合には、固定バンド23を手首2に固定して、タオル本体11をめくり返した状態にすることにより、露出したタオル生地12を手で握る必要がない。そのため、体中、特に手のとどき難い背中についても、タオル生地12を押し付けることにより強く擦りつけて効果的に洗うことができる。さらに、筒状タオル10については、ガーデニング等の戸外での作業に用いることにより、衣服の汚れを防止できると共に、戸外で手等を洗う場合に、タオル本体11をめくり返すことにより、簡単に手等を拭くことができ非常に便利である。また、戸外において、別途タオルを首に巻いたり、ポケットに保持しておく煩雑さがないので便利である。
実施例1の変形例として、タオル本体11の長手方向の複数箇所にて、周方向に沿って糸を縫い付けるようにしてもよい。これにより、タオル本体11の無用な膨らみが防止され、洗面等の妨げになることはない。また、実施例1においては、タオル本体11の他端側にタオル生地で覆われた被覆部12aを設けているが、これに代えて、被覆部を無くすることも可能である。また、タオル本体11の他端からタオル生地12を被覆部12aとすることなく、そのまま他端の外方に延ばしたままの状態とすることも可能である。
また、実施例1においては、開口調節手段16として、取付突起21を設けてゴムひも19を係止させるようにしているが、取付突起を省いて、ゴムひも19を軽く結ぶことにより開口の大きさを規定することも可能である。さらに、ひも材をゴムひもではなく通常のひもに代えてもよい。また、実施例1では、ゴムひも19を取出し口18から取出して開口の大きさを調節するようになっているが、これに代えて、取出し口を設けずにゴムひもをタオル本体に埋設した形態として、ゴムひもの弾性により、他端開口を締め付けるようにしてもよい。なお、実施例1において、筒状タオル10を、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル本体11を足首側にめくることにより、タオル生地12で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
つぎに、実施例2について説明する。
本実施例においては、図5及び図6に示すように、筒状タオル30は、タオル生地32とその片面全体を覆って取り付けられた撥水性と柔軟性を有する布製のカバー33とが、中空筒状に丸められてその両側縁34,35が互いに長手方向に沿って重ね合わされるタオル本体31と、タオル本体31の長手方向一端に全周縁において取り付けられて長手方向に外方に配設された伸縮可能でかつ撥水性を有する環状の固定バンド23とを備えている。さらに、タオル本体31の互いに重ね合される両側縁34,35には固定手段である面状ファスナ35が取り付けられており、面状ファスナ36a,36bにより、タオル本体31の両側縁34,35が着脱可能に固定されている。さらに、一方の面状ファスナ36a(又は36b)は、周方向に延びており、他方の面状ファスナ36b(又は36a)の取付位置を調節できるようになっている。これにより、タオル本体31の他端開口の大きさを腕の太さに合わせて調節することができる。
上記のように構成した実施例2においては、筒状タオル30が、固定バンド23にて手首側に固定され、面状ファスナ36a,36bによってタオル本体31の両側縁34,35が固定されることにより、簡易に腕1に巻装される。それにより、衣服の袖口から肘に至る部分が、外面を覆う撥水性のカバー33及び固定バンド23により外部から遮断される。そのため、洗面等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘に至る部分が濡れることがない。さらに、洗面等が終了したときは、両側縁34,35の他端側を引っ張ることにより、面状ファスナ36a,36bがワンタッチで簡単に取り外され、タオル本体31を簡単にめくり返してタオル生地32を簡単に露出させることができる。それにより、露出したタオル生地32で、手、顔等を拭くことができるため、洗い場の周囲の床面を水で濡らすこともない。また、浴室等で体を洗う場合には、固定バンド23を手首に固定して、タオル本体31をめくり返した状態にすることにより、露出したタオル生地32を手で握る必要がない。そのため、体中、特に手のとどき難い背中もタオル生地32を押し付けることにより、強く擦りつけて効果的に洗うことができる。さらに、この筒状タオル30は、ガーデニング等の屋外の作業において、手等を洗う際に携帯するのに便利である。
なお、実施例2においては、タオル本体31の両側縁34,35を固定する固定手段として面状ファスナが用いられているが、これに代えて、金属製のファスナ、ボタン等の他の固定手段を用いることも可能である。また、実施例2においても、実施例1と同様に、タオル本体31の他端側においてタオル生地を折り返してカバー33を被覆する被覆部を設けてもよい。さらに、実施例2においても、タオル本体31の長手方向の複数箇所にて、周方向に沿ってゴム糸を縫い付けるようにしてもよく、これにより、タオル本体31がゴム糸で軽く腕に締め付けられるため、タオル本体31の無用な膨らみが防止され、洗面等の妨げになることはない。なお、実施例2においても、筒状タオル30を、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル本体31を足首側にめくることにより、タオル生地32で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
つぎに、実施例3について図面を用いて説明する。図7は、実施例3である筒状タオルを正面図により概略的に示したものである。また、図8及び図9は、筒状タオル40を腕1に装着した状態及びタオル生地42をめくり返した状態を説明図により示したものである。
筒状タオル40は、タオル生地42とその片面側のほぼ全体に重ね合されて取り付けられた撥水性と柔軟性を有する布製のカバー43とが、タオル生地42を外側にして中空筒状に丸められて、タオル生地42及びカバー43のそれぞれの両側縁が重ね合わせて固定された二重筒状のタオル本体41と、タオル本体41の長手方向一端に全周縁において縫い付けられた伸縮可能な第1締付手段であるゴム紐44と、タオル生地42の他端にて全周縁に縫い付けられて他端開口の大きさを調節できる第2締付手段であるゴム紐45と、カバー43の他端にて全周縁に縫い付けられて他端開口の大きさを調節できる第2締付手段であるゴム紐46を備えている。なお、第2締付手段であるゴム紐45,46については、筒状タオル40の使用状態に応じて、いずれか一方のみを設けることもできる。
タオル生地42とカバー43は、長手方向一端で揃えられて、長手方向他端でカバー43がわずかに長く、カバー43がタオル生地42他端からわずかにはみ出している。また、タオル生地42の他端には、リング状の紐であるフック47が取り付けられている。なお、ゴム紐44,45,46の代りに生地にシャーリング加工を施すようにしても、開口を弾性的に締めつけることができる。筒状タオル40は、図8に示すように、腕1に通されて、ゴム紐44にて手首側に固定され、タオル生地42のゴム紐45とカバー43のゴム紐46のにて肘側に固定されることにより、簡易に腕に取り付けられる。
実施例3においては、衣服の袖口から肘にかけての部分にタオル生地42が露出し、その下の撥水性のカバー43によって衣服の袖口から肘にかけての部分が覆われている。そのため、洗面等の際に飛び散る水によっても、カバー43で覆われていることにより、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがない。そして、洗面等が終了したときは、露出したタオル生地42で手を拭ったり、図9に示すように、タオル生地42の他端側開口が広げられるため、タオル生地42をその他端側から手首側にめくり返すことにより、タオル生地42で手、顔等を拭くことができる。そのため、濡れた手等を洗い場から離れたタオル掛けに移動させる必要がないので、洗い場の周囲の床面等が、手等からしたたる水で濡らされることもない。
また、浴室等で体を洗う場合には、タオル生地42を手首側にめくり返した状態にすることにより、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がない。そのため、使用者が、体中、特に手のとどき難い背中もタオル生地を押し付けることが可能になり、背中等の洗い難い箇所も十分に擦り付けて洗うことができる。さらに、筒状タオル40については、ガーデニング等の戸外での作業に用いることにより、衣服の汚れを防止できると共に、戸外で手等を洗う場合に、タオル本体をめくり返すことにより、簡単に手等を拭くことができ非常に便利である。また、戸外において、別途タオルを首に巻いたり、ポケットに保持しておく煩雑さがないので便利である。なお、筒状タオル40を、腕の代りに足の脛に巻装することもでき、例えば浴槽を清掃する場合に、タオル生地42を足首側にめくることにより、タオル生地42で濡れた足をぬぐうことができ、そのため、板の間を濡らすこともない。
また、上記筒状タオルにおいて、タオル本体41の他端側にて、タオル生地42に環状のフック47が設けられていることにより、タオル生地42をめくり返す際に、フック47を摘むことにより簡単にタオル生地42をめくり返すことができるので便利である。なお、実施例3においては、タオル生地42が外側で、カバー43が内側に配置されているが、図10に示すように、これをめくり返すことにより、逆にカバー43が外側で、タオル生地42が内側になるように配置して使用することも可能である。例えば、浴槽清掃時等において、カバー43を外側にすることにより、水や洗剤でタオル生地42が濡れることを防ぐことができる。そして、清掃終了後は、タオル本体41そのものを足から外すことにより、濡れた足をタオル生地42で拭うことができ、板の間を濡らすことを防止できる。その他、上記各実施例に示した筒状タオルについては、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更実施することが可能である。
【産業上の利用可能性】
本発明の筒状タオルは、衣服の袖口から肘又は衣服の裾から膝にかけての部分が、筒状タオルの撥水性のカバーにより外部から遮断されるため、洗面や浴槽の清掃等の際に飛び散る水によって、衣服の袖口から肘にかけての部分が濡れることがなく、さらに、タオル生地で、手、顔、足等を拭くことができるため、洗顔や浴槽清掃等に使用するのに有用である。また、浴室等で体を洗う場合には、使用者は露出したタオル生地を手で握って保持する必要がないため、手のとどき難い背中等の洗い難い箇所も十分に洗うことができ、入浴用としても有用である。さらに、この筒状タオルは、手等を洗う際に携帯するのに便利であり、ガーデニング等の屋外の作業において使用するのに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である筒状タオルを概略的に示す正面図である。
【図2】筒状タオルを概略的に示す図1のII−II線方向の断面図である。
【図3】筒状タオルを腕に巻装した状態を概略的に示す説明図である。
【図4】筒状タオルを折り返した状態を概略的に示す説明図である。
【図5】実施例2である筒状タオルを概略的に示す正面図である。
【図6】筒状タオルの両側縁を取り外した状態を概略的に示す説明図である。
【図7】実施例3である筒状タオルを概略的に示す正面図である。
【図8】筒状タオルを腕に巻装した状態を概略的に示す説明図である。
【図9】筒状タオルを折り返した状態を概略的に示す説明図である。
【図10】筒状タオルのカバー側を表にした状態を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
10…筒状タオル、11…タオル本体、12…タオル生地、12a…被覆部、13…カバー、14…両側縁、16…開口調節手段、17…収容部、18…取出し口、19…ゴムひも、19a…突出端部、21…取付突起、23…固定バンド、30…筒状タオル、31…タオル本体、32…タオル生地、33…カバー、34,35…両側縁、36a,36b…面状ファスナ、40…筒状タオル、41…タオル本体、42…タオル生地、43…カバー、44,45,46…ゴム紐、47…フック。
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3 
【図4】
図4
【図5】
図5
【図6】
図6
【図7】
図7
【図8】
図8
【図9】
図9
【図10】
図10
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