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スポーツ・娯楽
 
【発明の名称】バブルリング発生玩具(360度全方向対応)
【早期審査対象出願】
【特許権者】
【識別番号】723000202
【氏名又は名称】奥本 浩
【住所又は居所】大阪府大阪狭山市半田2丁目265番地の12
【発明者】
【氏名】奥本 浩
【住所又は居所】大阪府大阪狭山市半田2丁目265番地の12
【要約】
【課題】水中で360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具を提供する。
【解決手段】前端に噴出口円管と、前記噴出口円管に結合され、前記噴出口円管の内径よりも大きな内径を有する拡大円管と、前記拡大円管に結合され、前記拡大円管の内径よりも小さな内径を有する縮小円管と、前記縮小円管に結合され、前記縮小円管の内径よりも小さな内径を有する吹き口円管とを設けた構造から成り、本体を水中に沈め、内部の空気を全て排出し、吹き口円管を口に咥え、瞬間的に空気を吹き出すことで、噴出口円管から水及び空気を噴出させ、噴出口円管近傍に形成した渦へ空気が取り込まれ、360度全方向に移動するバブルリングを発生させる。
【選択図】図1
選択図
リーフレット
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水中で前端に噴出口円管(1)と、前記噴出口円管(1)に結合され、前記噴出口円管(1)の内径よりも大きな内径を有する拡大円管(2)と、前記拡大円管(2)に結合され、前記拡大円管(2)の内径よりも小さな内径を有する縮小円管(3)と、前記縮小円管(3)に結合され、前記縮小円管(3)の内径よりも小さな内径を有する吹き口円管(4)とを設けた構造から成り、前記縮小円管の長さが100mm以上160mm以下、かつ前記吹き口円管の内径がφ6.25mm以上φ9.4mm以下、の長さを条件にもつ、360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具。
【請求項2】
前記縮小円管(3)の内径が徐々に狭まり、前記吹き口円管(4)の内径と滑らかに結合した請求項1記載の360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具。
【請求項3】
前記吹き口円管(4)が楕円形をした請求項2記載の360度全方向にバブルリングを発生させる玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中で360度全方向に移動するバブルリング(リング状の泡)を発生させる玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
動力を使わずにバブルリングを発生させる提案では、「Self-Priming underwater device for generating or shooting a vortex ring」(特許文献1参照)、「水遊び玩具」(特許文献2参照)、「バブルリング発生玩具」(特許文献3参照)があり、公知技術となっている。
【0003】
その中で、「バブルリング発生玩具」(特許文献3参照)に関しては、比較的簡単な構造でバブルリングを水平方向へ発生させることができることが明らかになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】 米国特許出願公開第2012/0052965
【特許文献2】 特開2022−175133号公報
【特許文献3】 特開2023−002037号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、水中でバブルリングを水平方向へ発生させることは可能だが、本体を垂直上方向へ向けた場合には空気を入れた容器から空気が漏れ出し、バブルリングを垂直上方向へ発生させることはできない。
【0006】
また、本体を垂直下方向へ向けた場合には、拡大円管内部の空気が噴出口円管近傍に形成された渦へ取り込まれず、バブルリングを垂直下方向へ発生させることができない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の請求項1記載のバブルリングを発生させる玩具は、前端に噴出口円管1と、前記噴出口円管1に結合され、前記噴出口円管1の内径よりも大きな内径を有する拡大円管2と、前記拡大円管2に結合され、前記拡大円管2の内径よりも小さな内径を有する縮小円管3と、前記縮小円管3に結合され、前記縮小円管3の内径よりも小さな内径を有する吹き口円管4とを設けた構造から成り、本体を水中に沈め、内部の空気を全て排出し、吹き口円管4を口に咥え、瞬間的に空気を吹き出すことで、噴出口円管1から水及び空気を噴出させ、噴出口円管1近傍に形成した渦へ空気が取り込まれ、360度全方向に移動するバブルリングを発生させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のバブルリングを発生させる玩具は、浴槽やプール内で遊ぶ際、子供自らが360度全方向にバブルリングを発生させることができ、楽しく遊べる効果がある。
【0009】
また本発明の360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具は、構造が極めて簡単であり製造コストが低廉といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明における360°方向にバブルリングを発生させる玩具の縦断面図である。
【図2】本発明における360°方向にバブルリングを発生させる玩具の全体を示す模式的斜視図である。
【図3】本発明における360°方向にバブルリングを発生させる玩具の構成変数を示した縦断面図である。
【図4】本発明における360°方向にバブルリングを発生させる玩具の縮小円管と吹き口円管とを滑らかに結合させた形状を示した縦断面図である。
【図5】本発明における360°方向にバブルリングを発生させる玩具の吹き口円管が楕円形を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に係る360度全方向にバブルリングを発生させる玩具の第一の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0012】
尚、以下に示す実施例は、あくまでも例示であり、本発明に係る360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具の寸法、形状、材質、などは、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で変更することができるものとする。
【実施例1】
【0013】
図1に示す実施例は、360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具Aである。360度全方向にバブルリングを発生させる玩具Aは、噴出口円管1と、拡大円管2と、縮小円管3と、吹き口円管4とを備えている。
【0014】
図2は360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具の全体を示す模式的斜視図である。
360度全方向にバブルリングを発生させる玩具Aは、例えば汎用プラスチックを用いて噴出口円管5と拡大円管6が結合した円管Bの後端を拡大円管6と縮小円管7が結合した円管Cの前端に挿入し、縮小円管7と吹き口円管8が結合した円管Dの前端を円管Cの後端に挿入して固定する。
【0015】
このようにして成る360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具Aは、浴槽やプールの入浴時に水中に沈められ、本体内部の空気を全て排出した状態で、吹き口円管4を口に咥え、瞬間的に空気を吹き出す。圧縮された空気は縮小円管7を通過し、拡大円管6内で圧力から解放され、復元する力によって水を押し出し、噴出口円管5の先端から水及び空気を噴出することで、噴出口円管5先端の流水域と噴出口近傍の止水域との境界に生じた速度差によって、渦が形成し、形成された渦へ噴出口円管5から流出した空気が取り込まれ、360度全方向に移動するバブルリングを発生させる。
【0016】
次に、本発明に係る360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具の寸法条件を、以下例示する。図3は寸法条件を変更する円管の縦断面図である。噴出口円管内径Eをφ18.75mm、拡大円管内径Fをφ31.25mm、縮小円管内径Gをφ12.5mm、噴出口円管長さIを12.5mm、拡大円管長さJを75mm、吹き口円管長さLを12.5mmと固定した条件で、吹き口円管内径Hはφ3.1mm・φ6.25mm、9.4mmの3種類、縮小円管長さKは40mm・100mm・160mmの3種類、について実験を行った。噴出口円管、拡大円管、縮小円管は、「バブルリング発生玩具」(特許文献3参照)の実験でバブルリングの形成が良好であった条件を1.25倍したものを採用している。1.25倍する前の寸法は、噴出口円管内径Eをφ15mm、拡大円管内径Fをφ25mm、縮小円管内径Gをφ10mm、噴出口円管長さIを10mm、拡大円管長さJを60mmである。
【0017】
実験では、垂直上方向、水平方向、垂直下方向にテストを行い、バブルリングの形状を視認確認して行った。なお、表の中の○・×の記号は、視認確認により視覚的に評価したものであり、バブルリングの形状について、○は良好といえるバブルリングができるもの、×は途中で崩れ十分とはいえないものである。
【0018】
【表1】000002
【0019】
表1は、吹き口円管内径Hと縮小円管長さKとをそれぞれ変化させた場合のバブルリングの形成状態結果である。吹き口円管内径Hがφ3.1mmの場合、縮小円管長さKを変化させても、バブルリングが形成されないことがわかる。また、縮小円管長さKが40mmの場合、吹き口円管内径Hを変化させても、バブルリングが形成されないことがわかる。バブルリングは、縮小円管長さKが160mmより100mmの方が良く、かつ吹き口円管内径Hがφ9.4mmよりφ6.25の方が良い。
【0020】
上記実験より、実施例1の9パターンにおける良好なバブルリングの形成条件は、吹き口円管内径Hがφ6.25mm、縮小円管長さKが100mmの場合である。
【実施例2】
【0021】
次に、本発明に係る第ニの実施形態を説明する。
請求項2に関わる360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具では、縮小円管の内径を徐々に狭め、吹き口円管と滑らかに結合させた形状にすることで、縮小円管のコーナー部に残る水を全て押し出すことが可能になる
【実施例3】
【0022】
次に、本発明に係る第三の実施形態を説明する。
請求項3に関わる360度全方向に移動するバブルリングを発生させる玩具では、吹き口円管の形状を唇の形に合った楕円形とすることで、瞬間的に空気を吹きやすくする。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明の玩具は、浴槽やプールへ入る時の遊び道具となり、その需要が期待される。
【符号の説明】
【0024】
1 噴出口円管
2 拡大円管
3 縮小円管
4 吹き口円管
【図1】
図1
【図2】
図2
【図3】
図3
【図4】
図4
【図5】
図5
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