スポーツ・娯楽
【考案の名称】サーブ順確認板
【実用新案権者】
【識別番号】505217608
【氏名又は名称】榊原 辰雄
【住所又は居所】愛知県知多郡武豊町大字東大高字山43番の4
【代理人】
【弁理士】
【識別番号】100092989
【氏名又は名称】片伯部 敏
【考案者】
【氏名】榊原 辰雄
【住所又は居所】愛知県知多郡武豊町大字東大高字山43番の4
【要約】(修正有)
【課題】
バレーボールなどのボール競技で、次のサーバーまで暗記しなくても良く、サーブ順確認板を見れば、間違えずに瞬時にサーブ順の確認ができ、ミスジャッジや判定のトラブルが防げるサーブ順確認板を提供する。
【解決手段】
例えば、4人制バレーボールで使用されるサーブ順確認板1は、円板3の中心点5を中心に、4x2の8等間隔に分割された分割スペース7が形成される。分割スペース7に、Aチームの構成員の背番号「1」「2」「3」「4」とBチームの「5」「6」「7」「8」が、反時計回り(あるいは時計回り)に、筆記用具などで記入される。分割スペース7には、複数の部屋11が形成され、サーブが回ってくる毎に、チェック13を入れる。サーブ順の開始位置を示すマークを兼ね、サーブ順の方向を示す矢印15が、背番号「1」の分割スペース7に備えられる。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
複数人数のチームが競うボール競技であって、試技の初めにボールのサーブを行い、そのサーブを行う順が、チーム交互に行われ、かつチーム内で順が決まっていて、ローテーションが行われるボール競技において使用され、板の表面のある点を中心に、チームの構成員数x2の数で、等間隔に分割された分割スペースと、これらの分割スペースに、サーブ順に記入した、各チームの構成員の背番号、背記号、又は名前と、両チームの別がわかるように前記チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に施された色、模様、記号、字体、あるいは前記チーム別に前記分割スペースに施された色、模様と、を有することを特徴とするサーブ順確認板。
【請求項2】
サーブ順の開始位置を示すマーク、及び/又は、サーブ順の方向を示す矢印を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサーブ順確認板。
【請求項3】
前記板の裏面にも、表面と同様に、前記分割スペースと、前記背番号、背記号、又は名前と、前記施された色、模様、記号、字体、あるいは前記分割スペースに施された色、模様と、を有し、かつ、偶数セット目のサーブ順が反対のチームから開始される順で、前記背番号、背記号、又は名前が記入されることを特徴とする請求項1、又は2に記載のサーブ順確認板。
【請求項4】
前記分割スペースには、前記チーム別の色や模様が入った剥がすことが可能なシールが貼られ、これらのシールにチームの構成員の背番号、背記号、又は名前が記入されたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のサーブ順確認板。
【請求項5】
前記板は、円板であり、この円板の周囲と前記分割スペースの分割ラインの延長線が交わる部分に、切込みが入れられ、よって手探りで隣の分割スペースの位置がわかることを特徴とする請求項1、2、3、又は4に記載のサーブ順確認板。
【請求項6】
複数人数のチームが競うボール競技であって、試技の初めにボールのサーブを行い、そのサーブを行う順が、チーム交互に行われ、かつチーム内で順が決まっていて、ローテーションが行われるボール競技において使用され、チームの構成員数と同数の放射状の枝を有する放射状板が2枚と、これらの放射状板を各枝が他の放射状板の枝の間に表れるように仮止めする仮止め手段と、これらの仮止めされた放射状板の枝に、サーブ順に記入した、各チームの構成員の背番号、背記号、又は名前と、両チームの別がわかるように前記チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に施された色、模様、記号、字体、あるいは前記チーム別に前記枝に施された色、模様と、を有することを特徴とするサーブ順確認板。
【請求項7】
サーブ順による所定の分割スペース、又は枝に位置する指示具を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は6に記載のサーブ順確認板。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
この考案は、バレーボールなどのように、複数人数のチームが競うボール競技であって、試技の初めにボールのサーブを行い、そのサーブを行う順が、チーム交互に行われ、かつチーム内で順が決まっていて、ローテーションが行われるボール競技において使用されサーブ順を容易に確認できる確認板の構成に関する。
【背景技術】
例えば、6人制バレーボールは、チームがサーブ権を獲得した時に、試技の初めにボールのサーブを行うが、そのチーム内の構成員の誰がサーブを行うかは、順が決まって、これをローテーションという。このローテーションとは、6人制バレーボールでは6つのポジションを時計回りに1つずつ移動することをというが、このコートポジションだけでなく、移動したポジションの右後ろ、すなわちバックライトの構成員がサーブを行うというサーブ順もいう。
また、図7に示すように、ソフトバレーボールなどの4人制バレーボールは、サーブ順はローテーションできまっているが、コートポジションはサーブ時にのみ守っていれば良く、サーブが行われた後はフリーポジションとなる。
9人制バレーボールは、フリーポジションで、サーブ順は順番になり、サーブ順だけのローテーションがある。
さらに、例えば、このようなバレーボールなどにおいて、副審あるいは記録員は、図8に示すようにチーム別に2枚のライン・アップ・シートを提出させ、これらを交互に目視と暗記にて、サーブ順およびポジションに間違いがないか確認していた。
なお、下記特許文献1には、機械表示でサーブ権のあるチームの方向を示す矢印マークを持つ機械が開示される。また、下記特許文献2には、得点に対応付けてサーブ権を表示するマークを持つ機械が開示される。
【特許文献1】
実公平7-6923
【特許文献2】
実公平7-1175
【考案の開示】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、2枚のライン・アップ・シートを交互に見てサーブ順を確認するのは困難な作業であった。
すなわち、例えば6人制バレーボールでは、2枚のライン・アップ・シート(チーム名、チームの構成員を示す背番号によって示されるポジション図、監督名などが記載される)を交互に見てサーブ順の間違い、およびサーブ順からライン・アップ・シートを見て、サーブ時の両チームのポジションの間違い(アウト・オブ・ポジションの反則)の判定をしなければならなかった。
その際、審判(主に副審)は現在のサーバーと次のサーバーをも暗記していなければならなかった。副審は他のジャッジ(副審側のアンテナに触れた場合の反則、タイムアウトや競技者交代の要求の許可および時間や回数を統御、ネットタッチ、パッシングザセンターライン、ワンタッチ、インおよびアウトのジャッジ、試合球の管理など)も行わなければならず、サーブごとに瞬時にサーブ順、両チームのポジションを判定しにくく、確認に時間がかかり、ミスジャッジまたは確認できずにトラブルになる場合が多かった。
そして、ポジション間違いは試合中に多く見られるが、審判は確認できずに放置状態であるのが現状である。
そこで、この発明は、次のサーバーまで暗記しなくても良く、サーブ順確認板を見れば、間違えずに瞬時にサーブ順の確認ができ、ミスジャッジや判定のトラブルが防げるサーブ順確認板を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、第一考案は、複数人数のチームが競うボール競技であって、試技の初めにボールのサーブを行い、そのサーブを行う順が、チーム交互に行われ、かつチーム内で順が決まっていて、ローテーションが行われるボール競技において使用され、板の表面のある点を中心に、チームの構成員数x2の数で、等間隔に分割された分割スペースと、これらの分割スペースに、サーブ順に記入した、各チームの構成員の背番号、背記号、又は名前と、両チームの別がわかるように前記チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に施された色、模様、記号、字体、あるいは前記チーム別に前記分割スペースに施された色、模様と、を有することを特徴とするサーブ順確認板である。
第二考案は、さらに、サーブ順の開始位置を示すマーク、及び/又は、サーブ順の方向を示す矢印を備えたことを特徴とするサーブ順確認板である。
第三考案は、さらに、前記板の裏面にも、表面と同様に、前記分割スペースと、前記背番号、背記号、又は名前と、前記施された色、模様、記号、字体、あるいは前記分割スペースに施された色、模様と、を有し、かつ、偶数セット目のサーブ順が反対のチームから開始される順で、前記背番号、背記号、又は名前が記入されることを特徴とするサーブ順確認板である。
第四発明は、さらに、前記分割スペースには、前記チーム別の色や模様が入った剥がすことが可能なシールが貼られ、これらのシールにチームの構成員の背番号、背記号、又は名前が記入されたことを特徴とするサーブ順確認板である。
第五発明は、さらに、前記板は、円板であり、この円板の周囲と前記分割スペースの分割ラインの延長線が交わる部分に、切込みが入れられ、よって手探りで隣の分割スペースの位置がわかることを特徴とするサーブ順確認板である。
第六発明は、複数人数のチームが競うボール競技であって、試技の初めにボールのサーブを行い、そのサーブを行う順が、チーム交互に行われ、かつチーム内で順が決まっていて、ローテーションが行われるボール競技において使用され、チームの構成員数と同数の放射状の枝を有する放射状板が2枚と、これらの放射状板を各枝が他の放射状板の枝の間に表れるように仮止めする仮止め手段と、これらの仮止めされた放射状板の枝に、サーブ順に記入した、各チームの構成員の背番号、背記号、又は名前と、両チームの別がわかるように前記チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に施された色、模様、記号、字体、あるいは前記チーム別に前記枝に施された色、模様と、を有することを特徴とするサーブ順確認板である。
第七発明は、さらに、サーブ順による所定の分割スペース、又は枝に位置する指示具を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は6に記載のサーブ順確認板。 である。
【考案の効果】
第一、第二、第三、第四、第五、又は第七考案によれば、審判などの係員が、サーブ順確認板を片手で持って、自分の前にかざし、この片手の指が、所定の分割スペースに記入された背番号、背記号、又は名前のところに位置することで、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、自分でも確認できる。さらに、この片手の位置を順に分割スペースの単位で移動することで、次のサーバーを容易に示すことができる。
また、チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に色、模様、記号、字体を施すことで、あるいはチーム別に分割スペースに色、模様を施こすことで、両チームの別が容易にわかる。
第二、第三、第四、第五、又は第七考案によれば、さらに、サーブ順の開始位置を示すマークやサーブ順の方向を示す矢印により、次のサーバーを容易に確認できる。
第三、第四、第五、又は第七考案によれば、さらに、板の表面では、奇数セット目のサーブ順がわかり、裏面では、偶数セット目のサーブ順がわかる。
第四、第五、又は第七考案によれば、さらに、奇数セット目と偶数セット目とでは、チームの構成員の背番号などが記入されたシールを剥がし、貼りかえることで、対応できる。
第五、又は第七考案によれば、さらに、円板の周囲の切込みによって手探りで隣の分割スペースの位置がわかり、よってサーブ順確認板を見なくても、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、自分でも確認が楽になる。
第六考案によれば、審判などの係員が、放射状のサーブ順確認板を片手で持って、自分の前にかざし、この片手の指が、放射状の所定の枝に記入された背番号、背記号、又は名前のところに位置することで、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、自分でも確認できる。さらに、この片手の位置を順に枝の単位で移動することで、次のサーバーを容易に示すことができる。
また、チーム別に構成員の背番号、背記号、又は名前に色、模様、記号、字体を施すことで、あるいはチーム別に分割スペースに色、模様を施こすことで、両チームの別が容易にわかる。
第七考案によれば、さらに、サーブ順による所定の分割スペース、又は枝に指示具を位置させることで、審判などの係員が、サーブ順確認板を手で持たなくても、指示具が、記入された背番号、背記号、又は名前のところに位置することで、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、自分でも確認できる。さらに、この指示具の位置を順に分割スペース、又は枝の単位で移動することで、次のサーバーを容易に示すことができる。
【考案を実施するための最良の形態】
この考案の実施形態を、図7、図1、図2に示す。
この実施形態では、ソフトバレーボールとしての4人制バレーボールを例に説明する。図7に示すように、4人制バレーボールは、サーブ順は時計回りのローテーションできまっているが、コートポジションはサーブ時にのみ守っていれば良く、サーブが行われた後はフリーポジションとなる。
図1に示すように、この4人制バレーボールで使用されるサーブ順確認板1は、円板3の表面の中心点5を中心にして、チームの構成員数4x2=8の数で、8等間隔に分割された、45度の扇状の分割スペース7が8つ形成される。
これらの分割スペース7に、両チームから提出されたライン・アップ・シート(図8)をもとに、Aチームの構成員の背番号「1」「2」「3」「4」とBチームの構成員の背番号「5」「6」「7」「8」が、反時計回りに、筆記用具などで記入される。記入はサーブ順で記入される。チームのキャプテン同士のじゃんけんにて、Aチームが1セット目のサーブ権を得たとすれば、背番号「1」「2」「3」「4」の順で記入される。Bチームには最初にはサーブ権が無いものとすると、Bチームにサーブ権が来た時には、一度、ローテーションが行われるので、「6」「7」「8」「5」の順で記入される。この記入は、チーム別に交互に行われるので、図1に示すようになる。
また、チームの別がわかるように、背番号には、異なる字体が施されている。
さらに、扇状の分割スペース7には、扇形状を横切る帯9が形成され、この帯9が区切られて3つの部屋11が形成され、一度、サーブが回ってくる毎に、この部屋11にチェック13を入れることができる。
サーブ順の開始位置を示すマークを兼ねるサーブ順の方向(反時計回り方向)を示す矢印15が、背番号「1」の分割スペース7に備えられる。これにより図7においての時計回りのローテーションが実現できる。
図2に示すように、円板3の裏面にも、表面と同様に、分割スペース7が形成され、背番号が記入されるが、この裏面は、2セット目などの偶数セット目のサーブ順を示す。表面は、1セット目、3セット目などの奇数セット目のサーブ順を示す。
偶数セット目では、Bチームに最初のサーブ権があるので、Bチームの構成員の背番号「5」「6」「7」「8」が、反時計回りに記入されている。Aチームには最初にはサーブ権が無いので、Aチームにサーブ権が来た時には、一度、ローテーションが行われ、「2」「3」「4」「1」の順で記入される。この記入は、チーム別に交互に行われるので、図2に示すようになる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、図1に示すように、審判などの係員が、サーブ順確認板1を片手17で持って、自分の前にかざす。この片手17の指19が、所定の分割スペース7に記入された背番号のところに位置することで、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができる。また、係員も、自分でも目視で確認できる。さらに、この片手17の位置を、順に、分割スペース7の単位で移動することで、次のサーバーを容易に示すことができる。あるいは、筆記具にてチェック13して、さらに容易に、現在のサーバーを確認する。
すなわち、このサーブ順確認板1を使えば、副審などはサーブ順確認板1にチェック13するか現在のサーバーの分割スペース7の部分を片手17で持って押さえておけば、次に打つサーバーまで暗記しなくても良く、同時にサーブ順が確認できる。
さらには、サーブが打たれたときの両チームのポジション確認もが容易にできる。つまり、サーブ選手は常にバックライトと決まっているので、サーブ順確認板1から全選手のポジションを瞬時に確認することができる。
このため、試合中でのサーブ順およびポジション間違いによる副審のジャッジミスがなくなる。また、サーブ順、ポジションの確認方法が簡単になるため、副審は前記判定(ネットタッチ等の他のジャッジ)にも集中できるようになり、見逃していた反則なども確認でき、競技のレベルが上がると共にジャッジによるトラブルが激減することとなりスムースに試合が進行し、大会等の試合時間の短縮および厳正なる審判が簡単になりソフトバレーボールゲームが世界的に進出することへの貢献ともなる。
また、チーム別に構成員の背番号に異なる字体を施すことで、両チームの別が容易にわかる。
さらに、サーブ順の開始位置を示すマークやサーブ順の方向を示す矢印15により、次のサーバーを容易に確認できる。
さらに、板の表面では、奇数セット目のサーブ順がわかり、裏面では、偶数セット目のサーブ順がわかる。
なお、スターティング・メンバーが変わった場合は、筆記具にて修正する。通常は1チーム1〜2回のメンバーチェンジであるが、メンバーチェンジがあった場合も、番号を筆記具にて簡単に修正できる。
「他の実施形態」
(1)以上の実施形態では、板は、厚紙であったが、他の実施形態では、筆記具にて背番号などが記入できるものであれば、どんな素材でも良い。例えば1枚の塩化ビニールの板を用いてもよい。板の形状は、前記のように円形でも良いが、八角でも、他の形状でも構わない。
(2)以上の実施形態では、各チームの構成員を表示するのに背番号を用いたが、他の実施形態では、背記号、又は名前などでも良い。
(3)以上の実施形態では、チームを区別するのに、異なる字体を用いたが、他の実施形態では、構成員の背番号、背記号、又は名前に施される色、模様、記号を異なるものとすることで、区別を行っても良い。また、分割スペース7に施された色、模様で区別しても良い。例えば、図3に示すように、分割スペース7の字の色の濃淡を異なるものとして、区別しても良い。また、図4に示すように、構成員を表示する、たとえば背番号を丸や四角で囲むなどして区別しても良い。
(4)以上の実施形態では、構成員を表示する背番号板を直接に、板である厚紙に記入したが、他の実施形態では、図5に示すように、色つきのシール21に記入し、このシール21を分割スペース7に貼っても良い。
すなわち、分割スペース7に、各チームを表す2色(例えば赤と黄)のシール21を交互に4枚づつ貼っておく。また、同じ色(例えば黄)のシール21を二枚貼った所を最初のサーバーとし、うち一枚のシール21(黄)にチーム名を記載し、セットの最初のサーバーからサーブ順の方向に矢印15も記載しておく。
このシール21を用いたサーブ順確認板1は、板の表面と裏面の両面を使用して、一方の面を奇数セット目用とし、他方の面を偶数セット目用にしても良い。
あるいは、一方の面だけを使用し、セットが変わるたびに、シール21を剥がして並び替えても良い。
(5)また、図5に示すように、円板3の周囲と分割スペース7を区分する分割ラインの延長線が交わる部分に、切込23を入れても良い。切込23によって、手探りで隣の分割スペース7の位置がわかる。すなわち、誤って隣の異なる分割スペース7を押さえたりする間違いも無くなる。そして、サーブ順確認板1を見なくても、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、係員は自分でも確認が楽になる。
(6)また、以上の実施形態では、サーブ順確認板1は一枚の板をベースにして構成されるものであったが、他の実施形態では、例えば図6に示すように、板を2枚用いて構成してもよい。
すなわち、この2枚の板は放射状板25であって、チームの構成員数と同数の放射状の枝27を有する。これらの放射状板25は、各枝27が他の放射状板25の枝27の間に表れるように、クリップ、ネジ、ボルト29、両面テープなどの仮止め手段によって、仮止めされる。
これらの仮止めされた放射状板25の枝27に、サーブ順に、各チームの構成員の背番号が記入される。背番号は、両チームの別がわかるように、施された色を異なるものにする。あるいはチーム別に、枝27に施された色、模様などを異なるものにする。
係員は、放射状のサーブ順確認板1を片手で持って、自分の前にかざし、この片手の指が、放射状の所定の枝27に記入された背番号のところに位置することで、容易にサーブ順によるサーバーを示すことができ、自分でも確認できる。
この図6の実施形態では、背番号は、サーブ順確認板1の中心点5を中心にして点対称の位置と姿勢で記入されているが、サーバーを示すときには。片手で、そのサーバーの背番号が記述された所定の枝27を持って、その片手をサーブ順確認板1の上方にもってくれば、背番号は倒立せずに、わかりやすい。
さらに、この片手で持つ枝27を順に移動することで、次のサーバーを容易に示すことができる。
2セット目は仮止めのボルト29を緩め、Bチームの背番号「5」の右隣にAチームの「2」が来るようにして仮止めする。3セット目は最初の仮止めの状態に戻す。このとき、仮止め手段は、ネジ、ボルト29などの金具を用いれば、放射状板25を一枝分、回動することで容易に対応できる。なお、メンバーチェンジがあった場合は、背番号を筆記具にて修正する。
(7)以上の実施形態では、係員がサーブ順を示すのに、背番号などが記載された所定の分割スペース7、又は枝27に手を位置させることでしめすものであったが、他の実施形態では、分割スペース7、又は枝27に、図示しない指示具を位置させることで示しても良い。この指示具としては、クリップや別の色のシール21を用いることができる。
(8)以上の実施形態では、チームの構成員の背番号などが、反時計回りに記入されたが、他の実施形態では、時計回りに記入されても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態を示すサーブ順確認板の私用状態を示す正面図である。
【図2】図1のサーブ順確認板の裏面の図である。
【図3】この考案の他の実施形態を示す正面図である。
【図4】この考案のさらに他の実施形態を示す正面図である。
【図5】この考案のさらに他の実施形態を示す正面図である。
【図6】この考案のさらに他の実施形態を示す正面図である。
【図7】この考案の実施形態に係るサーブ順確認板が用いられる4人制バレーボールのローテーションを示す斜視図である。
【図8】4人制バレーボールでチームから提出されるライン・アップ・シートを示す図である。
【符号の説明】
1…サーブ順確認板、3…円板、5…中心点、7…分割スペース、9…帯、11…部屋、13…チェック、15…矢印、17…片手、19…指、21…シール、23…切込、25…放射状板、27…枝、29…ボルト。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】


サーブ順確認板
ソフトバレーボールに於いて、副審が行うサーブ順の確認とポジションの確認に用いる器具
今までの副審の判定時の問題点
副審はチーム別に2枚のシートを交互に目視と暗記にて、サーブ順、ポジションミスを判定すると同時に副審側のアンテナに触れた反則、タイムアウトや競技者交代の要求許可、時間や回数を統御、ネットタッチ、パッシングザセンターライン、ワンタッチ、インおよびアウトのジャッジ、試合球の管理を行う。サーブ順、両チームのポジションを瞬時に判定する必要があるが困難で、ミスジャッジやトラブルになる場合が多い。サーブ順やポジションのクレームが多く、副審を完璧にこなすには非常にハイテクニックが必要であり、競技の進行上の大きな問題であった。
サーブ順確認板の効果
サーブ順確認板を使用すれば、サーブ順、両チームのポジションが瞬時に判定でき、他の判定も余裕で行え、副審のジャッジミスが少なくなり、競技レベルが上がると共にトラブルが激減し、スムースに試合が進行し、大会等の試合時間の短縮および厳正なる審判が可能となりソフトバレーボールが一般人のメジャースポーツになることへの貢献となる。線審にサーブ順を行わせる案もあるが、線審は素人が多く審判レベルの低下を招く。
サーブ順確認板使用目的
ソフトバレーボール地方支部、県大会、審判講習会を通じてソフトバレーボールの繁栄に貢献する。