スポーツ・娯楽
【発明の名称】打球感覚を楽しむスイング練習器
【出願人】
【識別番号】592261720
【氏名又は名称】新久保 守
【住所又は居所】大阪府堺市金岡町1589番地の4
【発明者】
【氏名】新久保 守
【住所又は居所】大阪府堺市北区金岡町1589番地の4
【要約】
【課題】従来の振子を用いて打球感覚を楽しむスイング練習器において、自分のスイングスピードに合わせて打球音位置を調整できるスイング練習器はない。音が早く鳴ったり遅れて鳴ったりすると打球感覚を楽しめない。
【解決手段】マグネットキャッチャーで振子を保持し、ダウンスイング時に振子の遠心力で保持力が切れて、先端部のインパクトプレートにあたり音が出る機構で、振子に取り付けた長ナット位置を変えることで、マグネットキャッチャーとの保持力範囲を調整し、自分の好みの位置で打球音が出るようにした、打球感覚を楽しむスイング練習器であり、また、全長を短くすることで室内でのスイング練習もでき、打球音も、クッションシートで数段階に変えられるようにした。そして、グリップ部分をバットグリップにすると、野球のバッティング感覚を楽しめるスイング練習器になる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グリップを付けた短いシャフトの先に、インパクトプレートを付けたU字形シャフトを接続し、振子軌道を固定化するためのT形ナットと、先端におもりを付けたボルトに位置を調整できる長ナットを付けてなる振子を、前記U字形シャフトに付けた振子回転軸に装着し、前記振子回転軸近傍に前記振子をキャッチするマグネットキャッチャーを装備し、前記長ナットを回すことで前記マグネットキャッチャーの保持力範囲を調整できるようにして、ダウンスイング時に前記振子の遠心力で保持力が切れて、前記インパクトプレートにあたり音が出る機構であり、打球音位置を自分のスイングスピードに合わせて調整できるようにした、打球感覚を楽しむスイング練習器に属する。
【請求項2】
前記長ナットの両側に、ナットゆるみ防止ゴムリングを付けた請求項1記載のスイング練習器。
【請求項3】
前記インパクトプレートの打面側に、図5記載のクッションシートを装着して、打球音を数段階に変えられるようにした請求項1、請求項2記載のスイング練習器。
【請求項4】
前記インパクトプレートの外部面にバランスプレートを数枚付けられるようにし、手元での重さ感覚を調整できるようにした請求項1、請求項2、請求項3記載のスイング練習器。
【請求項5】
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4のグリップ部分を図3記載のバットグリップにして、野球のバッティング感覚と、打球音を楽しむスイング練習器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、打球音位置を自分のスイングスピードに合わせて調整できるようにした、打球感覚を楽しむスイング練習器に属する。
【背景技術】
従来の振子を用いたスイング練習器は、ゴルフクラブのシャフト先端部に装着して利用するスイング練習器で、バネ状弾性体を利用しているため、シャフトとの固有振動数が合わず打球音位置がばらばらのため、インパクト付近での打球感覚が楽しめない。
【先行技術文献】
【特許文献1】 特許公開2000−288145
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べた従来のスイング練習器では、打球音位置を自分のスイングスピードに合わせて調整できる練習器はなく、音が早く鳴ったり遅れて鳴ったりすると打球感覚を楽しめない。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、打球感覚を楽しみながらスイング練習することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
そして、本発明は上記目的を達成するために、グリップを付けた短いシャフトの先に、インパクトプレートを付けたU字形シャフトを接続し、そのU字形シャフトに、振子軌道を固定化するためのT形ナットと、先端におもりを付けたボルトに位置を調整できる長ナットを付けてなる振子を振子回転軸に装着し、前記振子回転軸近傍に前記振子をキャッチするマグネットキャッチャーを装備し、前記長ナットを回すことで前記マグネットキャッチャーの保持力範囲を調整できるようにして、ダウンスイング時に前記振子の遠心力で保持力が切れて、前記インパクトプレートにあたり音が出る機構であり、打球音位置を自分のスイングスピードに合わせて調整できるようにして、打球感覚を楽しみながら室内でも 練習できるスイング練習器である。
また、前記長ナットの両側にゴムリングを付けると、長ナット調整後の長ナットゆるみ防止となる。
そして、室内等で練習するときは、前記インパクトプレートの打面側に、図5記載のクッションシートを装着して練習すれば、クッションシートは打球音を数段階に変えられる ようになっているため、音を小さくして、迷惑をかけない練習ができるスイング練習器である。
さらに、前記インパクトプレート外部面にバランスプレートを数枚つけられるようにして、手元での重さ感覚を調整できるようにしたスイング練習器である。
また、本発明は前記グリップ部分をバットグリップにすると、野球のバッティング感覚と、打球音を楽しむスイング練習器となる。
【発明の効果】
上述したように本発明のスイング練習器は、打球感覚を楽しむものであり、打球音位置を自分のスイングスピードに合わせて調整でき、練習器全長を短くしているので室内でも練習できるため、身近に置いてあればいつでもどこでも練習できる練習器となる。
そして、室内での練習で打球音が気になる場合は、クッションシートを装着して使えば、打球音を数段階に変えられるので、迷惑をかけずに練習できる。
さらに、インパクトプレート外部面にバランスプレートを数枚つけられるので、手元でのモーメント感覚が調整でき、自分に合わせたスイング練習ができる。
また、グリップ部分をバットグリップにすると、打球音を楽しみながら野球のバッティング感覚を楽しむスイング練習器となり、雨の日などの室内でのスイング練習にはもってこいである。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図においては、1はグリップで、短いシャフト2に装着され、そのシャフトの先端部に、U字形シャフト接続用長ナット21が固着または溶着されている。
U字形シャフト4は、フラットバーまたはプレートを曲げ加工して制作し、先端部にインパクトプレート3が固着または溶着されている。中間部には振子回転軸8が固着または溶着され、その近傍にマグネットキャッチャー9が固着または溶着されている。
短いシャフト2とU字形シャフト4との接続は、U字形シャフト4に固着または溶着されたU字形シャフト接続用ボルト20を、U字形シャフト接続用長ナット21にねじ込んで接続される。
振子7の構成は、振子軌道を固定化するため、軸取付部をT形ナット5とし、それに取付くボルトの中間部には、保持力調整用の長ナット6を取付け、先端部にはおもりを取付けてなる。
マグネットキャッチャー9の構成は、プレート16を曲げ加工し、マグネット14を挟み込んでマグネット固定ボルト15で固定し、振子軌道に合致する位置で、U字形シャフトの上下に固着または溶着してなる。
保持力調整用の長ナット6の両サイドに、ナットゆるみ防止ゴムリング10を付ければナットのゆるみ防止となり、好きな位置に調整できる。
インパクトプレート3は、直接振子が当たると大きな音がでるので、音で迷惑をかけるような時は、各打面が厚さの違うクッションシート11をクッションシート取付けピン19に差し込み、音を小さくしてスイング練習ができる。そこでクッションシートは、打面のずれ防止のため粘着性のあるクッションシートにするとよい。
また、インパクトプレート外部面にバランスプレート12を数枚付けられるように、インパクトプレート内側にバランスプレート取付け用長ナット17を固着または溶着し、そこにバランスプレート取付け用ビス18でバランスプレートを固定できるようにすることで、手元でのモーメント感覚を調整できるようにしたスイング練習器となる。
また、グリップ部分を図3記載のバットグリップ13にすると、野球のバッティング感覚と、打球音が楽しめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すスイング練習器の見下げ外観図
【図2】 同スイング練習器の側面から見た外観図
【図3】 バットグリップにした同スイング練習器の外観図
【図4】 同スイング練習器のマグネットキャッチャー姿図
【図5】 同スイング練習器のインパクトプレート廻り拡大図
【図6】 図5におけるA−A線断面図
【符号の説明】
1 グリップ
2 短いシャフト
3 インパクトプレート
4 U字形シャフト
5 T形ナット
6 長ナット
7 振子
8 振子回転軸
9 マグネットキャッチャー
10 ナットゆるみ防止ゴムリング
11 クッションシート
12 バランスプレート
13 バットグリップ
14 マグネット
15 マグネット固定ボルト
16 プレート
17 バランスプレート取付け用長ナット
18 バランスプレート取付け用ビス
19 クッションシート取付けピン
20 U字形シャフト接続用ボルト
21 U字形シャフト接続用長ナット
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
 
【図6】
 
 
 
 

 私は、写真のスイング練習器具を3年前に作り、個人で今でも愛用しています。
 連続スイングができ、いい打球音がするので楽しんでおります。
 なかなかあきがこないので、商品化できるのではと思い申請してみました。
 写真よりは少し改良して申請していますので、ゴルフのスイング練習、または野球のバッティング練習が、室内屋外を問わずどこでも気軽にできます。自分の目の届く所に置いてあればいつでもその場で楽しめる練習器具です。
 写真の材料ですが、グリップ部は中古のクラブをカットし、それ以外は近くのホームセンターにある材料をかき集めて作りました。ちなみに、おもりは家具の引き出しのつまみを利用しています。