スポーツ・娯楽
【考案の名称】投擲遊具  
【実用新案権者】
【識別番号】510129015
【氏名又は名称】河村 和夫
【住所又は居所】静岡県浜松市中区向宿2−4−4
【実用新案権者】
【識別番号】510129026
【氏名又は名称】河村 典孝
【住所又は居所】静岡県浜松市中区向宿2丁目4番5号
【代理人】
【識別番号】100097700
【弁理士】
【氏名又は名称】増田 恒則
【考案者】
【氏名】河村 和夫
【住所又は居所】静岡県浜松市中区向宿2−4−4
【要約】
【課題】 簡単な器具で、面倒な作業を要せずして手軽に遊ぶことができる投擲遊具を提供する。
【解決手段】 長方形状の基板11の奥側の短辺に沿って正面板12を起立固定し、基板11の長辺の正面板12側に長辺に沿って左右側面板13,13を対向させて起立固定し、基板11上の左右側面板13,13と正面板12とに囲まれた標的領域に複数の得点穴17を設け、各得点穴17に得点18を記してなる遊具本体14と、該遊具本体14の得点穴17からなる標的に向けて投げる投擲物15とから構成する。
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
長方形状の基板(11)の奥側の短辺に沿って正面板(12)を起立固定し、前記基板(11)の長辺の正面板側に長辺に沿って左右側面板(13,13)を対向させて起立固定し、前記基板(11)上の前記左右側面板(13,13)と正面板(12)とに囲まれた標的領域に複数の得点穴(17)を設け、各得点穴(17)に得点(18)を記してなる遊具本体(14)と、該遊具本体(14)の前記得点穴(17)からなる標的に向けて投げる投擲物(15)とからなることを特徴とする投擲遊具。
【請求項2】
投擲物(15)がサイコロである請求項1に記載の投擲遊具。
【請求項3】
遊具本体(14)から投擲位置までの距離を計測できる計測用線状体(22)を基板(11)に取り付けてある請求項1又は2に記載の投擲遊具。
【請求項4】
遊具本体(14)をなす基板(11)と正面板(12)と左右側面板(13,13)とは、折り畳み又は分解可能とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の投擲遊具。
【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本考案は、簡単な器具で楽しく遊ぶことができる投擲遊具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ボーリングにゲートボールを取り入れ、狭いスペースで誰でも手軽に遊べるゲームがあった。これは、図7に示すように、マット3の幅方向両端に長手方向に相互に平行なガーター2,2をそれぞれ設け、マット3の長手方向一端部にピン立て具にて複数のピン5を一定の配列に並べ、これらのピン5をマット3の長手方向他端部に置いたボール7を打撃棒8にて打つことで、ピン5を倒し、これらの倒れたピンの本数により勝敗を決するものである。
【0003】
しかし、ピン5を所定位置に一定の配列に並べるためにピン立て具、ボール7を打つための打撃棒8が必要であり、また、一端投げ終わり次のゲームを始める度毎に再びピン5を一定の配列に並べる作業が必要であり面倒である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平5−33762号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本考案の目的は、簡単な器具で、面倒な作業を要せずして手軽に遊ぶことができる投擲遊具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本考案による投擲遊具は、長方形状の基板の奥側の短辺に沿って正面板を起立固定し、前記基板の長辺の正面板側に長辺に沿って左右側面板を対向させて起立固定し、前記基板上の前記左右側面板と正面板とに囲まれた標的領域に複数の得点穴を設け、各得点穴に得点を記してなる遊具本体と、該遊具本体の前記得点穴からなる標的に向けて投げる投擲物とからなること、を特徴としている。
ここで、投擲物をサイコロとするとよい。
また、遊具本体から投擲位置までの距離を計測できる計測用線状体を基板に取り付けるとよい。
また、遊具本体をなす基板と正面板と左右側面板とは、折り畳み又は分解可能とするのが好ましい。
【考案の効果】
【0007】
本考案による投擲遊具によれば、標的となる得点穴を設けた基板と正面板と左右側面板からなる遊具本体と投擲物とからなり、遊具本体に設けた標的に向けて投擲物を投げて得点を競うだけなので、簡単な器具で、面倒な作業を要することなく子供から大人まで手軽にゲームを楽しむことができる。
また、投擲物がサイコロであると、得点穴の得点とサイコロの目の数を組み合わせて得点を決めることができるなど得点パターンを適宜設定できて、ゲームをさらに楽しくすることができる。
また、遊具本体から投擲位置までの距離を計測できる計測用線状体を基板に取り付ければ、投擲位置を簡単に計測できて便利である。
また、遊具本体をなす基板と正面板と左右側面板とを、折り畳み又は分解可能とすれば、不使用時又は持ち運びに際してコンパクトにでき、保管のスペースを要せず、持ち運びも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本考案の実施例による投擲遊具の斜視図である。
【図2】遊具本体の平面図である。
【図3】基板上に正面板を折り畳んだ状態を示す側面図である。
【図4】左右側面板を基板に取り付ける様子を示す分解斜視図である。
【図5】遊具本体に向けて投擲物を投げる際の様子を示す側面図である。
【図6】サイコロ投擲後の様子の一例を示す平面図である。
【図7】従来例による遊具の全体を示す斜視図である。
【考案を実施するための形態】
【0009】
以下、本考案を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。本考案による投擲遊具10は、標的が設けられた基板11、正面板12、左右側面板13,13からなる遊具本体14と、遊具本体14の標的に向けて投げられる投擲物15とからなる。基板11は長方形状で、基板11の奥側の短辺に沿って方形状の正面板12を起立固定し、基板11の左右の長辺の正面板12側に長辺に沿って長方形状の左右側面板13,13を起立固定してある。正面板12と左右側面板13,13とは、打掛金具16を介して連結し、基板11に起立固定してある。
【0010】
基板11上の正面板12と左右側面板13,13とに囲まれた領域に標的となる複数(6個)の得点穴17を設けてある。各得点穴17の脇には得点を示す数値18を記してある。得点穴17は、図においては、6箇所設けたものを示したが、得点穴17の大きさ、配置、数、得点に対応する数値18などは、適宜変更できることは勿論である。また、得点穴17の深さは、余り浅いと、一度入った投擲物15が勢いで外に飛び出し易くなるので、ある程度の深さにして投擲物15が外に飛び出し難いようにすることが好ましいが、投擲物15の頂部が外に露出するようにして外部から見え易いようにすることが好ましい。
【0011】
基板11と正面板12とは、蝶番19を介して回動可能に連結し、不使用時又は持ち運ぶ際には、折り畳んでコンパクトにできるようにしてある(図3)。また、基板11と左右側面板13,13とは、側面板13の下端面にダボ20、基板11の対応する位置にダボ穴21をそれぞれ設け、着脱可能に取り付けてあり、不使用時又は持ち運ぶ際には、基板11と左右側面板13,13とを分離してコンパクトにできるようにしてある(図4)。なお、折り畳み又は分離可能な構造は上記したものに限られるものではない。
【0012】
左右側面板13,13を設けてあるので、該側面板13,13で跳ね返り投擲物15が得点穴17に入り易くなる。もし、側面板13がないと、正面板12で跳ね返った投擲物15が基板11から外に飛び出し易くなって、得点を得られ難くなる。
【0013】
上記において、基板11、正面板12、左右側面板13は木製としたが、プラスチック製でも金属製でもよく、材質は特に問わない。
基板11の手前側の側面には、基板11(遊具本体14)から投擲位置までの距離を計測するロープ(線状体)22を取り付けてある。
【0014】
投擲物15は特に限定されるものではなく、例えばボールでもよいし、サイコロでもよい。サイコロの場合、6面に打たれたサイコロの目と得点穴17の数値18とを組み合わせて得点を定めることができる。例えば、サイコロの目と得点穴17の得点18とを掛け合わせた数値又は足した数値を得点とする、など得点パターンを適宜設定できるので、より楽しいゲームにすることができる。
【0015】
寸法の一例を示すと、基板11は幅(横)35cm、奥行(縦)60cm、正面板12は幅35cm、高さ30cm、側面板13は奥行45cm、高さ20cm、得点穴17の直径10cm、深さ2cm、サイコロ15の一辺3cmとした。かかる寸法は一例であって、適宜変更可能であることは勿論である。
【0016】
かかる投擲遊具10を用いてのゲームの仕方の一例を説明する。投擲物15としてサイコロを複数個用意し、遊具本体14を適当な場所に設置し、遊具本体14より適当な距離(例えば2メートル)から遊具本体14の標的に向けてサイコロ15を投擲して得点を競うゲームとする。
【0017】
1フレームの投擲で5個のサイコロ15を順次投擲し、これを各競技者が10フレームづつ行って、得点を競うものとする。得点は例えば次のように定めるものとする。投擲したサイコロ15が入った得点穴17の数値18とサイコロ15の目の数とを掛け合わせた数値を得点とし、基板11上であるが得点穴17から外れた場合は0点、遊具本体14から外に飛び出してしまった場合は飛び出したサイコロ15の目の数の減点とする、ルールとする。
【0018】
5個のサイコロ15を投擲した結果が図6に示すようであれば、(1×2)+(2×5)+(3×3)+(0×1)−6=15、得点は15点となる。
このようにして、各競技者は10フレームの投擲をして各フレームの得点を合算して総得点を競う。
【0019】
なお、上記したルールは一例であって、適宜変更可能である。例えば、投擲は左右の手で交互に行うことにする、1フレームで投擲するサイコロの数を変更する、10フレームを5フレームにする、競技者によって適当なハンデを付ける、など適宜ルールを変更して楽しむことができるのは勿論である。その他種々のルールを定めてゲームを行うようにしてもよい。
【符号の説明】
【0020】
10 投擲遊具
11 基板
12 正面板
13 側面板
14 遊具本体
15 投擲物(サイコロ)
16 打掛金具
17 得点穴
18 数値
19 蝶番
20 ダボ
21 ダボ穴
22 ロープ(線状体)
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による投擲遊具の斜視図である。
【図2】遊具本体の平面図である。
【図3】基板上に正面板を折り畳んだ状態を示す側面図である。
【図4】左右側面板を基板に取り付ける様子を示す分解斜視図である。
【図5】遊具本体に向けて投擲物を投げる際の様子を示す側面図である。
【図6】サイコロ投擲後の様子の一例を示す平面図である。
【図7】従来例による遊具の全体を示す斜視図である。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
 
【図6】
 
【図7】